自らの生を救えるのは自分自身だけ。。。

人間を「自分の生きがい」にしては絶対にダメ その理由に「深い」「納得」の声が続出

人間を「自分の生きがい」にしてはいけないとの言葉をつづったツイッター投稿が話題に。

週末の趣味や、自分の好きなものを楽しむ時間を生きがいにしている人がいる。中には「子供が生きがい」という親や、「恋人が生きがい」という人もいるだろう。しかし、人を生きがいにすることで不幸になってしまうことも。

このことについて、とあるツイッターユーザーの投稿が話題になっている。

■人間を「自分の生きがい」にしてはいけない?

投稿者の「櫛 海月」さん(@kusikurage)は、人生の師匠から言われた一言をツイート。

「自分を支える核を持ちなさい、仕事でも趣味でも。ただしその『核』は人間であってはいけない。人間は裏切るし変わるし、何より『核』にされた人間が気の毒だ」

この言葉に感銘を受けた櫛 海月さんは、夫や子供であろうが人間を「自分の生きがい」にするのはやめようと肝に銘じているとつづった。

 

■「深い」「本当に大事」と共感が相次ぐ

人間を自分の生きがいにしてはならない、という言葉を受け、「ハッと気が付きました」「母に聞かせたい」など多くの共感の声があがった。ツイッター上で拡散され、31日時点で約6万9,000件のリツイートや、約18万件の「いいね」が寄せられている。

・わたしはまだ子供を産みたくない。周りの人にはいい母親になると言われるが、子供が生まれたらきっと私は子供を生き甲斐にしてしまう。私は自分の人生を自分で生きれるようになるまで子供を産みたくない

・ありがとう。2人の息子を核にしようとするから苦しいんだと気づかせてもらいました

・本当に大事だと思います。人に依存すること程怖いものはありません。自分という存在に価値を感じて欲しいですね

・深いね。その通りやと思う。人は、他人に甘え、他人のせいにもする。寄り添われたり、寄り添ったりするのは大切やけど。自分の義や核は、自分自身で確立してなきゃいけない

 

■定年後にも生きがいがある人は…

しらべぇ編集部が全国140名の60代男女に「定年後の人生」について調査したところ、6割が「生きがいがある」と回答。定年後の新たなチャレンジや趣味に没頭している人が多いようだ。もしかすると、中には孫などを生きがいにしている人もいるかもしれない。

しかし、残りの3割以上は生きがいを見つけられていないようだ。

何をもって自らの「核」とするかは難しいところだが、それによって「ブレない自分」があれば精神的にも余裕をもてる。もしも「核」を見つけられないでいる人は、他人を核にすることを避けて考えてみるのもいいのかもしれない。

 

(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ)

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