一体自分とは何者であって、
何処へ向かうべきなのか、
何を為し、
何を手に入れたいのか、
問い続けてこそはじめて見えてきます。。。
人生は一度きり、やり直すこともできません。
自分が本当に願う人生、逝くときに後悔しない人生を送るためには、日々自分自身に繰り返し問い続けねばなりません。
状況は常に、時代も、そしてその自分自身すらも変わり続けていくのですから。。。
人が本当に願っているのは、一人の人間として独立して自由に生きているという感覚、愛し愛されているという感覚、理想とする自分を実現しているという感覚、大切で有意義な人生を送っているという感覚、より良い世界をつくるのに貢献しているという感覚、、、
つまりは、自分の存在意義と価値の実現からもたらされる内面の満足感や充足感でしょう。
たとえ、自らに真正面から向き合う余裕もなく、社会や組織や家庭に組み込まれ、既得権益者たちの都合でつくられた常識や責任などという幻想の檻に囚われたまま、いつの間にか自立心を依存従属という安定に摺り替えて吝かでない人生を過ごしてきてしまったとしても、再始動する勇気さえ持てればいつからでもどこからでもやり直せます。
たとえ、そのまま時を打ち過ごしてしまったとしても、人生の後半期には、社会や組織や家庭での責任も減り、ただ自分として生きていける、
心から願っている本当の私の姿で、人生の中身を自ら満たし、スピードを自分で調整しながら心安らかに豊かに生きていける機会が訪れます。
すべての外形的、人為的な価値がなくなっても、独り自ら存在する本当の自分を見つけなければなりません。
世俗的なもので満足できない何か、望むものをすべて手に入れても何かが欠けていると思うのは何故なのでしょう。
それは、自分の価値を見つけられるのは自分自身だけであり、自分の価値を創造できるのも自分自身だけだからです。
自分の価値は、誰かが認めてくれるからではなく、自分自身が創造し、自分自身が意味を持たせるからこそ唯一無二真に尊く、自分自身をあわよくば完全に満足させ、少なくとも心から納得させてくれるのです。
〜Vol.2に続く