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うつも一過性の病、風邪が治るようにうつも治りますが、また風邪を引くように心身が弱ればまたうつにもかかります、、、焦らずゆったりいきましょう。。。
■冬はひきこもる季節です。冬うつの対処法
樫出恒代
漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。
新年を迎え、
みなさまいかがお過ごしですか?
漢方薬剤師・漢方ライフクリエイターの
樫出恒代です
1月に入ってすぐに
漢方の勉強会で、宮崎県の高千穂に
行ってまいりました。
パワースポットとして
神話のふるさととして有名なところ。
樫出さん 風景
朝の高千穂。冬の冷たい空氣と朝日。
こんもりした山々がまるで、
日本むかし話を彷彿させてくれます。
氣持ちもおだやかに
ふぅーっと、深呼吸。
山の中で不便だから、
ここに高速道路を作ろう、と計画しても
いろいろな事情で中断してしまい
できないのだそう。そんなお話を聞いたら
神様がこの場所を守っているからなのかな、と
思いました。
高千穂のエネルギーをいただいた
静かな冬の1日でした
さて、
漢方的に「冬」は
閉じる季節といわれます
寒い時だから、寒さから身を守るために
門を閉じる
中国最古の医学書の
黄帝内経・素問に書かれているように
冬は「閉蔵」(へいぞう)といわれます
すなわち
臓器が閉じる
内臓のはたらきが
おやすみしたい時
動物たちは冬眠し
植物たちは土の下で養分を吸収しながら
じっと春を待ってます
人だって、本当は
わたしだって、本当は
あったかいお布団の中でぬくぬくと
していたい
北風ピープー吹く中へ出かけないで
こもっていたい
もぐっていたい
夜は早く寝て、朝はゆっくり起きたい
そんな気持ちについつい
なります、冬は寒いから。
でも、それが正解なんです
漢方ではOK。
なるべく動かない、キャピキャピして
エネルギーを出しすぎない
汗もだらだらかかない(汗もエネルギー)
疲れることをしない
これをやらなければ!とか思わなくていい
ダイエットなんてもってのほか
いまの自分にあ〜、満足。
その心境でいることが、
自分の奥を養うこと。
それが
冬の漢方的過ごし方
そして、次の季節の春にむかって
たくさんエネルギーためておくことが大事です
それでも
冬になると
落ち込んだり、やる氣がなくなったり
引きこもりになったり
多くの時間うつうつする
悲しい・虚しい
なにをするのもおっくう
甘いものや炭水化物が無性に食べたい
太る
などのご相談、増えます
こんな症状「冬うつ」ともいわれます
もし、そうなったらの対処法は?
「冬うつ」の対処法
①自分を責めないで
ただただ悪循環にはまるだけだから
②晴れた日には
あったかい太陽のひかりを浴びる
③少し気分のよい日は
ちょっとでも歩いてみよう
④ぬるぬる、ねばねばの食べ物を食べる
例えば—納豆・山芋・オクラ・モロヘイヤ・もくなど
これらには疲れをとり、氣力をあげるパワーがあります
⑤漢方薬も試してみる
例えば、
双参(そうじん)—配合されているエゾウコギが幸せホルモンのβエンドルフィンを出す手助けをしてくれます
などなど
無理をせず、できることからはじめてみて
ください
こころだけに注目せず、
少しづつ
体力をつけていくことをはじめてみましょう
からだとこころはひとつだから。
冬うつで悩んでいて
朝は12時にしか起きられなかった方が
だんだん、自分を責めることをやめ
自分を認めることを受け入れて
自分の人生で
やりたいことを考えはじめて
少し歩く時間をつくって
漢方も飲んでくださって
いまでは、冬でも
朝4時起きでホテルの朝食の仕事を
始めるまでになった
すばらしいですね。
過去と他人は変えられない
未来と自分は変えられるんだから。
今年も漢方の知恵
どうぞよろしくお願いいたします。
[OurAge]
Posted by nob : 2016年02月24日 17:08
まずは今、そして明日に不安を感じることから、、、大丈夫、いつからでもどこからでもやり直せるし、新たに始められる。。。
■40代で下流老人としての未来が確定しつつある人たち
『下流老人』とは社会福祉士・藤田孝典氏の著書で、その定義は「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のことだが、人生のボタンを掛け違え、早くも下流老人としての未来がほぼ確定しつつある40~50代の人たちがいる。その胸中に迫った。
「下流老人」が決まりつつある人の胸中とは?
高校卒業後、ドラマーを目指し上京した田山健二さん(仮名・45歳)は、30歳で結婚をするも「嫁に甲斐性のなさを責められ」離婚。その後35歳で再婚。前回の教訓を生かし、バンドは続けつつ東京ガスに就職した。15歳年下の二番目の妻は従順で、夢の実現も望んでくれていたが……。
「子供が欲しいと毎日言われて……。子供を養えるほどの収入ではなかったのでプレッシャーでした」
そうして二度目の離婚。それ以降は生活保護受給者の道を選んだ。
「とにかく、音楽を諦めきれなかったので、今の生活はすごくラク。まあ最終的にはホームレスになって野垂れ死にするんだろうけど」
三田恵理子さん(仮名・50歳)は昨年、15年以上勤めていた外資系の会社から突然リストラされ、失業保険と貯金で生活している。もう一つの悲劇は、高額だった給料をブランド品や外食などで派手に散財していた頃の金銭感覚が抜け切れていないこと。
「まさか50歳でリストラされるなんて思わなかったから」
彼女の財布からは、今も大量の高額領収書が。「こないだ友人に不幸があったので喪服を買った」という領収書の額面は18万円。先行きが不安ではないかと尋ねると、「私はお金に困ったことが一度もないしすごく運のよい人生を送ってきているから今回も大丈夫。専属の占い師に毎月開運してもらっているし」と話す。一度メンタルバランスを崩すと、下流に転落しても自覚できなくなる。自覚症状はさほどないが、下流老人への道をひたすら突き進んでいる。
某美術大学卒の千石アキラさん(仮名・47歳)は大学時代の同級生と駆け落ち同然で結婚したが、ほどなくして離婚。その後は、裕福な両親のもとへ戻りイラストや挿絵の仕事をしながら暮らしていた。しかし、42歳の時に父親が肝臓がんに冒され、その後半年もしないうちに母親も倒れそのまま認知症を発症。妹は結婚して遠方にいるため頼りにならず、介護によって職も一気に失う。父親が他界すると、遺産の半分以上を使って自宅をリフォームしカフェを併設。母親の介護をしつつ、できる仕事を考えた結果だった。しかし、母親の通院や突発的な用事などでカフェの定休日は不定期。これでは固定客もなかなかついてくれない。
また「美大卒」、「芸術家」ということにプライドがあるため、派遣などで働くことは断固拒否。正社員になったことがないので、厚生年金も受給されない。遺産がなくなるのは時間の問題だが、「母が死んだら生命保険3千万円が入るから老後は大丈夫」とすまし顔だ。妹と分けると、老後資金としては微妙な額だが……。
40代で「下流老人」が決まりつつある人の胸中とは?
「カフェは個展を開いたり、作品の展示もできて美術と一体になれる仕事だから」(千石さん)。肝心のカフェは開店休業状態だが……
皆、今のところ平静を保っているが、体の自由が利かなくなる頃には何を思うだろうか。2/23発売の週刊SPA!では「[下流老人]になる人の意外な徴候」という特集を組んでいる。その徴候は早くも40代で表れるという。気になる方はぜひチェックしてほしい。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
[日刊SPA]
Posted by nob : 2016年02月24日 16:59
言わずもがな、、、しかし自らが信じることを信じるように実践する他はない。。。Vol.2/如何なるメソッドも諸刃の剣、バランスこそがすべてだと思います。。。
■やっぱり危ない!?
「糖質制限ダイエット」第一人者が急死した
真っ二つに分かれる評価
炭水化物さえ食べなければ、何を食べてもいい。簡単でしかもすぐに痩せられて糖尿病も治る。だが、甘い謳い文句ばかりを信じると、思わぬ落とし穴が待ち受けているかもしれない。本当に大丈夫か。
あんなに元気だったのに
「『糖質制限ダイエット』で急激に痩せられた頃は、心配したんです。打ち合わせをしていても、痩せる前に比べてぼーっとしてるかなと思うこともありました。やはり糖が足りてないのかなと。でも見た目は元気そうだったので、まさかこんなことになるなんて……」
桐山氏と10年来の付き合いのある担当編集者は、こう言って肩を落とした。
2月6日未明、ノンフィクションライターの桐山秀樹氏が逝去した。享年61。関係者によれば、宿泊先のホテルの部屋で亡くなっていたという。
「今度一緒に飲む約束もしていたのに、あまりに突然のことで言葉もありません。死因は、はっきりとは分かっていませんが、心臓系の疾患だと伺っています」(知人)
桐山氏は、1954年愛知県生まれ。学習院大学を卒業後、ホテルジャーナリストとして活躍。旅行、リゾート、レストランのサービスについて多くの批評と著書を執筆してきた。ホテル業界でその名を知らぬ者はいないほど、業界に精通した人物だった。
数年前からは妻と二人で軽井沢に拠点を移し、執筆活動に勤しんでいた。
ホテルジャーナリストとして活躍する一方で、近年、桐山氏が一躍注目を浴びたのが、炭水化物を一切取らない「糖質制限ダイエット」である。
桐山氏がダイエットを始めたのは'10年、56歳の時。当時は、身長167・5㎝で、体重は87kg。ウエストは100㎝超もあった。痩せることを決意したきっかけを、桐山氏は、かつて本誌にこう語っている。
「咳が出るので、最初は風邪だと思っていたんです。だが症状は次第に重くなる。呼吸も苦しくなり、食べたものを咳とともに吐くようになった。
医師から告げられた病名は「糖尿病」—。やはり来たかと、頭をガーンと叩かれたような衝撃を受けた。さらに心臓肥大という診断まで出た。糖尿病による動脈硬化で、心臓にまで影響を及ぼしていたという。異常なまでの息苦しさはそれが原因だった」
飲食のルポを書くことも多く、深夜の執筆中に揚げ物やパスタなど高カロリーなものを食べ続けていた。糖尿病は、長年の「不摂生」な生活の結果だった。睡眠不足、運動不足も明らかだった。
糖尿病と診断された時の検査結果は、血糖値が215(正常値は109以下。カッコ内以下同)。糖尿病の指標である過去2ヵ月の血糖平均値、HbA1c(へモグロビンエーワンシー)は9・4(5・8以下)と非常に高い数字が出た。
血圧は上が200以上、下が100近くあり、いつ倒れても不思議ではない状況だったという。
「このままの状態で放っておくと生死に関わる」
と医師から忠告され、桐山氏が実践したのが、前述の「糖質制限ダイエット」だった。
3ヵ月で15kg痩せた
その日以来、あれほど食べていたご飯や蕎麦、パスタなどの炭水化物を一切食べないようにした。代わりに主食として食べるのは、豆腐やチーズ、肉、魚。酒は焼酎、ウィスキーはOKで、赤ワインも少量なら問題ない。そして日々の散歩も欠かさないように努めた。
「結果はすぐに出た。なんと1週間で5kg痩せ、3ヵ月後には血糖値は93に半減、体重は15kgも減った。数値の上では糖尿病を脱したことになる。おかずを満腹食べて酒を飲んで、しかも痩せられる。糖尿病は良くならないと諦めている人には、短期間でここまで改善することは『奇跡的』と感じられるはずだ」(桐山氏)
糖質ダイエットをする際、桐山氏が参考にしたのが、京都の高雄病院理事長の江部康二医師の著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』だ。
「糖質制限ダイエット」の提唱者である江部医師は、そのメリットをこう強調する。
「ご飯やパンなどの糖質を抜けば、あとは満足するまで何を食べてもいいので、他のダイエットに比べて、圧倒的に楽に誰でも簡単に始められるのです。
糖質摂取を減らすと主な栄養素は脂肪とたんぱく質になり、食後の血糖値は上昇しません。この場合、肝臓でアミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作るので低血糖にはなりませんし、その際一定のエネルギーが消費されるので寝ている間に痩せていくのです。
さらに脂肪が分解され、脳や体のエネルギー源となるケトン体の血中濃度が、非常に高くなる。つまり糖質を摂らなくとも脳はちゃんと働き、体重はどんどん減少するのです」
その後、桐山氏は同じく肥満で糖尿病を患う中年男性たちと「おやじダイエット部」を結成。皆で集まり楽しく食事をしながら、我慢せず痩せるダイエットを実践してきた。その活動を綴った『おやじダイエット部の奇跡』はシリーズ化され、テレビでも取り上げられた。
糖尿病も改善され、体も軽くなったはずだった……。にもかかわらず、なぜ今回のような事態が起こったのだろうか。
「桐山さんは亡くなるまで、糖質制限をずっと続けていました。リバウンドもなく、体重をキープされていましたね。痩せて健康になったはずなのに、なぜ急に亡くなってしまったのか分かりません」(前出の知人)
糖質制限ダイエットの旗手であった桐山氏が亡くなったことで、誰もがこの食事療法に「不安」を覚えてしまうのは、当然のことだろう。
真っ二つに分かれる評価
現在、糖質制限ダイエットについては、専門家の間でも肯定派と否定派、真っ二つに意見が分かれている。
京都大学大学院の森谷敏夫人間・環境学研究科教授はこう警鐘を鳴らす。
「糖質は摂らないほうが良いと言う医者がいますが、これは大きな間違い。そもそも医学部には栄養学を学ぶ機会がないので、食生活に関する知識が不足している医者が多いんです。ラットの実験では糖質を摂らなくても問題ない事が証明されているので、多くの医者は人間の体にも当てはまると言うのですが、それは無理がある。ラットと人間では脳の大きさが全然違うんですから。
言っておきたいのは、脳を動かすエネルギーは100%、『糖』だということです。炭水化物を食べずに、脳を正常に保つためには、一日に大量のたんぱく質や脂質を摂らなければなりません。数kgもの肉を食べ続けることは現実的じゃない」
とはいえ、痩せれば血糖値も下がり、健康になるのではないか。
「痩せたのは脂肪が落ちたからではなく、体内の水分が無くなっただけなんです。糖エネルギーが不足すると、それを補うために、筋肉を分解してアミノ酸に変えて脳に送ります。その時に水分を使用するので、体重が落ちるんです。でも脂肪は減っていない。
糖質制限ダイエットをしている人は、慢性的な眠気を抱えており、すぐ眠ってしまうのが特徴です。これは脳が極力エネルギーを使わないように指示を出すためなんです。動かないのが一番エネルギーを使いませんからね。
一方で筋肉量はどんどん落ちるので、骨がスカスカになり骨粗しょう症になる危険性もある」(森谷氏)
さらに愛し野内科クリニック院長で、糖尿病を専門に診ている岡本卓医師は、「糖質制限ダイエットは死を招く恐れまである」と忠告する。
「'06年に『ランセット』『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』という世界の二大医学誌に、糖質制限ダイエットを厳格に実行すると、体内に老廃物が溜まり、体が酸化し非常に危険な状態に陥るケースが報告されました。
スウェーデンの医師は、たんぱく質ばかりを摂ることで、悪玉コレステロールが溜まり、動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳梗塞が増えたという結果を発表しています。
短期的にみれば体重も減るからいい数値が出る可能性がありますが、一年以上の長期にわたって実行する場合は、悪影響が出る可能性が高い」
実際に体の不調が表れた医師もいる。医療法人再生未来Rサイエンスクリニック広尾院長の日比野佐和子医師だ。
「私が糖質ダイエットをしたのは36歳の時でした。あっという間に15kgも痩せたので喜んでいたのですが、しだいに頭がぼーっとする状態が続くようになりました。
そしてある朝、目覚めると右半身が麻痺してまったく動かなくなったのです。しばらくしてなんとか動けるようになったので、病院に行きMRIを撮った結果、脳梗塞の一歩手前の一過性脳虚血発作を発症していることが分かりました」
検査の結果、たんぱく質や油分を摂りすぎることで、脂肪飽和になり、一時的に脳の微小血管が詰まったことが原因だと判明した。
「炭水化物以外なら、なんでも好きなだけ食べていいという言葉に踊らされるのは危険です。大切なのは糖質制限のやり方なんです。たとえばサラダから食べて、最後にご飯を食べるように、食べる順番を変えるだけで食後の血糖値の上昇を抑えることができる。
日本で認識されている糖質制限ダイエットは、とにかくご飯を含む炭水化物を一切食べないという間違った認識が独り歩きしている気がします」(日比野氏)
「特に高齢者の場合は、太っているからといって無理に痩せる必要はない」と語るのは、食物学学術博士の佐藤秀美氏だ。
「高齢者のほうが、消化吸収能力が落ちているため、若い人より内臓組織の原料となるたんぱく質を多く摂る必要があるのです。ですから炭水化物を摂らず、たんぱく質を糖質に変えていては、本来摂取されるべきたんぱく質が吸収されず、他の臓器に負担が出てくる。
それでも健康のために痩せる必要がある人は、いきなり糖質をまったく摂らないようにするのではなく、お菓子や甘い物などの間食を減らせばいいのです。数値に惑わされず、何のためにダイエットするのかをもう一度、考えてください。痩せることより、長生きすることのほうが重要なのです」
もし痩せていなければ……
このように糖質制限ダイエットのデメリットを指摘する声は多い。だが仮に、桐山氏が体重を減らさず、血糖値を下げていなければ、糖尿病はさらに悪化していただろう。もしかしたら、より死期を早めたかもしれない。
桐山氏の良き相談相手で、糖質制限ダイエットを推奨してきた前出の江部医師は、今回の死因をこう推測する。
「桐山さんが亡くなられたのは本当に残念ですが、直接的な原因は、糖質制限ダイエットではないと考えます。
桐山さんの場合、もともと心臓が苦しくなり、医者に駆け込んだところ糖尿病が発見されましたが、そうなるまでに何年間、高血糖の期間があったかが問題です。
『高血糖の記憶』と言うのですが、いくら血糖が正常になっても、過去に一旦発症した血管の狭窄は、簡単にはなくならないのです。痩せて安心する人も多いのですが、定期的に検査をしないと、心筋梗塞などを起こす可能性があるのです」
即効性があり、楽に痩せられる糖質制限ダイエットには、もちろんリスクも生じる。かといって、そのまま肥満を放置していれば、病気を悪化させるばかりだ。
桐山氏の葬儀は、遺族の意向により密葬で執り行われた。桐山氏と親交のあったホテル関係者が語る。
「桐山さんの取材スタイルはとにかく『現場主義』。年間100泊ほどホテルに泊まり、実際に自分で体験し、そのホテルの問題点を鋭く突っ込んでくれました。
一方でユーモアのある方で、よくコンシェルジュの女の子たちに駄洒落を言って笑わせていました。あと、とにかく博識で歴史からスポーツまで詳しかったですね。神経が細かすぎるくらい、いろいろと気配りをする人でした」
何のために痩せるのか、健康のために優先すべきは何なのか。桐山氏の死は、それをもう一度考える機会を、私たちに与えている。
[現代ビジネス]
Posted by nob : 2016年02月24日 16:48
言わずもがな、、、しかし自らが信じることを信じるように実践する他はない。。。
■桐山秀樹さんの急死で波紋 「糖質制限ダイエット」専門家はリスク指摘
ご飯やパンなど炭水化物を控える「糖質制限ダイエット」の第一人者として知られたノンフィクション作家、桐山秀樹氏が今月6日、心不全のため61歳で急死したことで波紋が広がっている。桐山氏の関係者は死因と糖質制限との関係を否定しているが、専門家からは、極端な糖質制限を長期に行うリスクを指摘する声も上がっている。
糖質制限とは、ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど炭水化物(糖質)の多い食品を食べない糖尿病患者のための食事療法。糖質だけを控えれば肉や魚は制限なく食べてもよく、カロリー計算のいらない手軽さから糖尿病患者だけでなく、ダイエットをしたい人にも人気となっている。
桐山氏は糖質制限食の実践者として、中高年向けのダイエット本を多数出版。夕刊フジでもその効果について「医者いらずで糖尿病を克服し、メタボからも脱出できた」などと語っていた。
一方、糖質制限食をめぐっては、日本糖尿病学会が「総エネルギー摂取量を制限せずに炭水化物のみを極端に制限して減量を図ることは、長期的な食事療法として安全性などの重要な点についてこれを担保するエビデンス(科学的根拠)が不足している」などと指摘。「現時点では勧められない」とする提言を公表している。
これに対し、桐山氏は2013年4月の夕刊フジへの寄稿で反論した。糖尿病治療にはこれまで、カロリー制限食と薬物療法が用いられてきたものの、糖尿病腎症で透析などに陥る患者が後を絶たないなどと主張。「なぜ、肥満解消を含め効果の出ている糖質制限のみを否定するのか」「私は断固支持し実践し続ける」と結んでいた。
糖質制限食の効果を宣伝してきた“生き証人”の突然の訃報は、衝撃を持って迎えられている。
桐山氏の公私にわたるパートナーで文芸評論家の吉村祐美氏によると、桐山氏は今月5日朝に仕事場がある神戸市のマンションを出発。6日朝に東京都内のホテルの室内で発見されたという。死因は心不全。吉村氏は夕刊フジの取材に、糖質制限と死因との因果関係について「関係ないと聞いている」と否定した。
こうした中、専門家からは糖質制限が及ぼすリスクを指摘する声も上がる。
山野医療専門学校副校長で医学博士の中原英臣氏は「脳の活動を維持する栄養素となっているのがブドウ糖で、私たちは砂糖などを通じて摂取している。それを取らないということが『体にいい』とはいえない。さらに、長期的に摂取しないともなれば、個人差はあっても、体にいろいろな影響が出ても不思議はない」と話す。「健康的にやせるには、バランスの取れた食事をし、運動でカロリーを消費するということが基本だ」と中原氏は強調している。
[ZAKZAK]
■糖質制限ダイエットと「突然死」の因果関係は
『おやじダイエット部の奇跡』などの著書があり、“糖質制限ダイエットの伝道師”として知られるノンフィクション作家の桐山秀樹氏が急死していたことが分かった(享年62)。死因は心不全で、滞在中のホテルのベッドで倒れていたという。
桐山氏は2010年に糖尿病と診断されたことをきっかけに、ご飯やパン、麺類、ジャガイモのような糖質(炭水化物)を多く含む食品を食べない糖質制限を実践。3週間で20kgのダイエットに成功した体験を広く紹介し、人気のダイエット法として定着させた。
ネット上では、今回の悲報を伝えるワイドショーなどに批判が集中した。
〈まるで糖質制限ダイエットのせいだと言わんばかりの内容〉
〈ダイエットと死因の因果関係ははっきりしてないはず〉
〈心臓発作などの急死の原因に糖質制限ダイエットを加えようとしている〉
糖質制限自体はもともと糖尿病を治療する食事法として一般的に行われているものだが、桐山氏の死去と過度な糖質制限ダイエットへの警告を結びつける報道に違和感を抱く視聴者が多かったのだ。
では、糖質制限ダイエットは安全なのか危険なのか――。この議論はこれまでも度々繰り返されてきたが、じつは糖尿病の専門医でも「推進派」と「反対派」が拮抗しているのが現状だ。2014年5月に開かれた糖尿病学会の学術集会で糖質制限食の是非が話し合われた際も、意見は完全に割れた。
推進派の医師は、糖質制限によって短期間で体重を減らすことができるメリットのほか、血糖や血圧、脂質の値がすべて改善し、糖尿病のさまざまな合併症予防も期待できると主張した。
一方、反対派の医師からは、糖質を抑える代わりにタンパク質や脂質の摂取量が増えれば、腎機能や骨密度の低下、悪玉コレステロールの増加による動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まる、と真っ向から対立。糖尿病学会としては、〈長期的な食事療法としての遵守性や安全性などを担保するエビデンスが不足しており、現時点では薦められない〉(2013年に出した提言)と慎重な立場を崩していない。
栄養学の観点から見た場合はどうか。栄養学博士の白鳥早奈英氏がいう。
「人間が考えたり動いたり、体全体の機能に指令を送っているのが脳で、その重要なエネルギー源になっているのが、糖質から作られるブドウ糖です。炭水化物の理想的な摂取比率は50~60%で、残りを脂質とタンパク質でバランス良く取ることが大切です。
このバランスを極端に崩してしまうと、さまざまな体の異常をきたす原因となります。米やパンなどの主食を減らせば脳の働きが鈍くなりますし、その分、肉など脂質を多く取ると脂肪が増えてダイエットには逆効果となります。また、タンパク質の取り過ぎはプリン体を生んで尿酸値を高めたり、カルシウム不足になったりする弊害を招きます」
白鳥氏によれば、「糖質も上手に取ればダイエット効果がある」と指摘する。
「たとえば、ご飯を食べる前に食物繊維を多く含んだ野菜を取る習慣をつけると、糖質の吸収や血糖値の上昇をおだやかにして、太りにくい体質をつくることができます。うどんなどの麺類を食べる場合も、食物繊維の豊富な海藻や山菜と一緒に食べれば心配ありません」
さらに、白鳥氏は著書などで1日1回の『冷やごはんダイエット』を推奨している。
「ご飯やジャガイモが冷めると、でんぷんの一部が『レジスタントスターチ』という食物繊維に似た成分に変わるため、ダイエット効果が出てきます。
そのため、コンビニでお弁当を買ってもレジで温めないほうがいいですし、うどんも冷やしうどん、ジャガイモも温かく煮たものよりポテトサラダのような冷たいメニューを選んだほうが太りにくいといえます」
どんなダイエットでも「やり過ぎ」は禁物。糖質制限ダイエットも安全性の“お墨付き”がない以上、成功者のケースをそっくり鵜呑みにするのではなく、人それぞれ体調に合わせて工夫することも必要だろう。
[ガジェット通信]
Posted by nob : 2016年02月17日 19:44
白湯、私もお薦めします、、、私は保温力の高いサーモス山専ボトルを使用しています。。。
■ぼくが試している白湯の美味しい淹れ方や飲み方
先日yaottiさんがドリップコーヒー環境2015というエントリを書いていたのが記憶にあたらしいが、コーヒーはエンジニアだけでなく一服を必要とするすべての人にとってよく飲まれている嗜好品であろう。
ぼくもコーヒーは好きだし一服時によく飲んでいたのだけれど、最近はそれよりももっと飲んでいるものがある。
それは白湯だ。僕はいま猛烈に白湯にハマっている。今は冷たい飲み物はほぼ飲まず、白湯を2リットル/日のペースで飲んでいる。
この生活をはじめてからまだ腹痛に悩まされていないので一定の効果はあるらしい。
ところで、コーヒーには淹れ方や飲み方があるようだが、白湯にもまた淹れ方や飲み方があるはず。なので今回はぼくが現在試している淹れ方や飲み方について紹介したいと思う。
■ティファール
白湯を飲む上で欠かせないのは飲みたいと思った時にサッと白湯が飲めること。ティファールなら500mlを沸かすのに1~2分だ。快適な白湯ライフを送るためにはティファールは欠かせない。
■マグカップ
白湯は熱いので取っ手がないと飲みづらいためマグカップが良い。また、300ccくらいの大きさがちょうど良い。これより大きいと注いだ白湯が後半冷めた状態になるし、小さすぎると何度も注ぐのがめんどくさい。300ccくらいのマグカップに2~3回注いだらティファール内の白湯が空になるといったペースがよい。
■白湯+冷水
白湯はだいたい熱湯だからとても熱い。なにも考えずに飲むとやけどする。だからやけどが怖い場合は大抵水を足す。白湯8:冷水2くらいの割り方でちょうど良い。
■白湯+氷
白湯に氷を入れるという割り方もある。これは氷が溶けていく様をみていると落ち着いて良い。
■ゆっくり何度も飲む
喉をぎりぎりまで乾かせて、一気に飲むとビールなどは気持ち良いのだけどそれは体に良くない。いきなり冷たいものが胃に流し込まれると内蔵に脂肪がつきやすいという話もあるし一気飲みはやめたほうがよい。だからおすすめしたいのはずっと胃に白湯がはいっていてぽかぽかしている状態にすること。そのためにはゆっくりと何度もすこしずつ飲みつづけること。そうするとトイレにいく回数は増えるんだけど別に困ることはない。
■白湯毒出し健康法
白湯毒出し健康法というのがあって、アーユルヴェーダにもとづいて白湯を飲むと幸せになれるとか、慣れると甘く感じるとかかなりとんでもないことが書いてある。「正当な白湯」とか「水にヴェータを入れる」とか聞きなれない言い回しが多いのでコンテンツとして白湯のツマミに読むと良い。
■最後に
ここまでマグカップがいいとかティファールがいいとか色々書いたんだけども、結局のところ白湯の最も良い点は手軽ということなので何も考えず好きに飲むのが一番良い。白湯原理主義みたいなめんどくさい人にはならないためにもこだわりながらも適当につづけていけたらなと思う。
[All About News Dig]
Posted by nob : 2016年02月17日 19:37
「考えにくい」じゃない、、、「わからない」でしょっ。。。
■<甲状腺検査>放射線の影響「考えにくい」
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康調査検討委員会は15日、事故当時18歳以下だった約36万7000人を対象とした甲状腺検査で、がんまたはがんの疑いと診断された人について、放射線の影響とは考えにくいとする中間報告を取りまとめた。
報告書によると、チェルノブイリ原発事故の例から、事故による甲状腺がんが4年以内に発症することは考えにくく、地域別の発見率に大きな差がないことなどから、因果関係を否定している。
星北斗座長は会議後、「今の知見では被ばくの影響とは考えにくい」と従来の見解を示した上で「放射線との因果関係は完全に否定できるものではなく、今後も調査を継続していく必要がある」と述べた。
甲状腺検査は、子どもの甲状腺の状態を把握する目的で2011年10月から実施した1巡目の先行検査と、原発事故の影響を調べるため14年4月に始めた2巡目の本格検査がある。
検討委は15日、がんの確定診断を受けた子どもは2巡目で昨年11月の発表時から1人増え16人になったと報告した。1巡目は100人で変わらなかった。がんの疑いは1巡目が2人増の15人、2巡目が11人増の35人となった。
[河北新報]
Posted by nob : 2016年02月16日 14:09
万能の良薬、、、それはプラセボ(≒思い込み)。。。
■「ゴジラ」を想像したら胃がんが消えた?
「病は気から」ウソみたいな本当の話
作家・高橋三千綱さんインタビュー
病気って「ありがたい」!?
―糖尿病、肝硬変、さらに食道がんに胃がんという大病相手の闘病をつづった、自伝的小説です。病気と闘う過程は、やはり人生を見つめなおす機会になったのですか。
いや、そんな大仰なものじゃないんです。僕はもともと特別な人生観は持ち合わせていないんです。思い出を作ることが人生だと思ってきたから、若いころからやりたいことをいろいろやってきた。馬で40日もロッキー山脈を旅したり、映画を作ったり、ゴルフにのめり込んだり。
医者から「余命4ヵ月」と宣告されて死を意識するようになると、頭に浮かんでくるのはそういう昔の思い出ばかりなんです。この作品はその思い出を書いてみたわけですが、「なんだ、俺の人生って大したことないな。なんとなく愉快に過ごしてきただけじゃないか」と。
でも、昔の思い出に浸るのもなかなかいいものです。そういう意味じゃあ、一度大病を患ってみるのもいい。若い頃の思い出が自然によみがえってきますからね。だからこの本は、健康な人に「一度、病気に罹ってみたいな」と思わせるための本なんです(笑)。
―大の酒好きだった主人公が、糖尿病になって医者から止められている酒をなかなか断ち切れず、肝硬変になって苦しめられる様が描かれています。
フィクションの部分はほとんどないんですよ。実際、酒はなかなか止められませんでした。
闘病もそれなりに大変でした。一番まいったのは食道がんの手術の2ヵ月後、胃の中にあった静脈瘤の処置のため再入院した頃でした。手術を受けようとしていたのに、医師から「血糖値が高くて手術できない」と言われて、自宅に帰された。そうしたらその3日後、肝性脳症になってしまった。肝機能が低下しており、処理されるはずのアンモニアが脳に回って、意識障害を起こしてしまったんです。
夜中に下着のまま庭を歩き回ったり、お腹に激痛が走るのでトイレに行ったら脂汗が一升くらい流れ出たり。結局その時は救急車に乗って緊急入院する羽目になりました。
こんなに家族に迷惑をかけるのなら、こっそり毒キノコでも準備しておいて、いっそ自分で死んでしまえばよかった、と本気で思いました。
―終盤では、保険適用されていない再生医療の一種、幹細胞療法も試したことが書かれていますが、その先は描かれていません。現在、体調が安定されているのはその治療効果のお陰ですか。
結論から言えば、期待したような効果は上がりませんでした。本来、自分の皮下脂肪から抽出した幹細胞を培養してまた体に戻すというやり方なのですが、私の場合は幹細胞自体が弱っていたので、他人の幹細胞を使ってやったのです。
そのせいもあるのかもしれませんが、私の場合、どうやら功は奏さなかったようです。いま体調をなんとか維持しているのは、「大丈夫だ」と自分で自分に暗示をかけているからです。あとは何もしていません。
胃にがんが二つあったんですが、その一つは毒蛇のような形をしていたので、「これをやっつけるにはゴジラだ」とひらめいた。頭の中で、ゴジラに放射熱線を浴びせられた毒蛇が溶けていくシーンを何度も何度も想像していたんです。で、1ヵ月後に検査をしたら、がんが消えていた。
嘘みたいな話ですが、本当なんです。医者が、腫瘍マーカーの値を見て「おかしい、おかしい」と言うほど。内視鏡検査をしきりに勧められていますが、病気で血液中の血小板が少なくなっているので、もしも検査の時に出血したら大事になる。だから内視鏡検査も断っています。
―ラストは、主人公が家族宛てに「リビングウィル(生前の意思)」を書く場面で終わっています。「痛み止めを打ってもまだオレに意識があるようだったら、そっと一本燗酒をつけてくれ」という一文が胸に迫りました。
どこかは言えませんが、僕は自分の死に場所をすでに決めているんです。そこで大好きな日本酒を飲んで逝くのが理想の死に方なんです。
そのときのために、とっておきの徳利からぐい飲みまで全部用意してあります。友人の陶芸家にいろいろ作ってもらったけどなかなかしっくりこない。尾道の古道具屋でたまたま見つけた江戸時代のぐい飲みがとても良かった。5000円くらいのものですが、これで最後に燗酒を飲んで死のうと決めているんです。
―お酒への愛が深いのですね。
酒は僕の親友だったんですが、病気で飲めなくなってその親友を失ってしまった。
そうなると時間を持て余しちゃってしょうがない。だったら仕事をしようか、と思い至ったんです。僕はそれまで長い間小説を書いていなかったから、世の中からは忘れ去られたような作家でした。
その僕が入院してからは3冊も出しましたからね。「ありがとう肝硬変」というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、病気のお陰で執筆のエネルギーが増大したのは間違いありません。
この作品は確かに闘病記なのですが、病気の人ではなく、むしろ健康も仕事も人生のピークにあると自覚しているような人に読んでもらいたい。人は誰しも絶頂期には傲岸になりやすい。そういうときには気づきにくい、人間を重層的に見る視点を今作では描いたつもりです。読めばきっと、他人への接し方が柔らかくなると思います。
(取材・文/阿部崇)
[現代ビジネス]
Posted by nob : 2016年02月15日 19:21
ただ判らないというだけの声明(愚)
■「発がん率上昇は予測されず」 国連科学委、原発事故影響で認識
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR=アンスケア)は9日、東京電力福島第1原発事故の健康への影響に関する2013年福島報告書の追跡調査結果を説明し、「原発事故で発がん率が明確に上がるとは予測されない」との認識をあらためて示した。
いわき市で同日、放射線の影響などについて学校や自治体、医療関係者らに説明した。同委員会のマルコム・クリック事務局長、報告書作成にあたった専門家らが登壇した。
同委員会は、本県で現在見つかっている子どもの甲状腺がんについて「スクリーニング効果(集団検診による有病率の上昇)」の影響を指摘。一般集団に対して感度の高い検査を実施すると小さながんも検出され、有病率が上がったかのような傾向が示されるとした。
同委員会は2014(平成26)年4月、12年10月末までの情報に基づく「2013年福島報告書」を公表。それ以降14年12月までに得られた知見を踏まえ、昨年10月に今回の調査結果を盛り込んだ白書を取りまとめた。同委員会は、調査を長期間続ける必要性も強調し、今後もデータを分析して報告書を更新し続けていく考えも示した。
[みんゆうNET]
Posted by nob : 2016年02月10日 14:47
ちょっと種類の違う人生が続く、、、そのとおりだと、突然死や事故死を思えば癌で逝くのは悪くないと、私は思います。。。
■竹田圭吾さんの遺稿、未完のまま「文芸春秋」に掲載
1月10日、膵臓(すいぞう)がんのため、51歳で急逝したジャーナリスト竹田圭吾さんが、亡くなる直前まで自らの病気に向き合い、執筆していた「遺稿」が、未完のまま、10日発売の月刊誌「文芸春秋」に掲載される。
タイトルは「がんになってよかった100のこと」。昨年12月に編集部の依頼を受け、単行本出版を念頭に執筆を続けていたが、完成させることはかなわなかった。
竹田さんはその中で、昨年9月、コメンテーターとして出演していたフジテレビ系「Mr・サンデー」で初めて、病気を告白した際のことを振り返っている。「仮に検診で見つかるのが遅かったり、病状が進んだりしても、それで人生終わりというわけではない。ちょっと種類の違う人生が続くだけのこと」「がんというのは必ずしも『襲われて』『闘う』ものではないと思う」などとコメントしたことに、放送後、反響があったと記した。
それに対し「がん患者は、必ずしも『闘病』するわけではないし、するべきでもない」と持論を示し、治療に身体的、精神的な苦痛を伴うものと認めた上で、「『闘病』と形容するのは飛躍があるのではないか」と、指摘している。
編集部によると、遺稿は、裕子夫人から託されたという。記事の後半では、告知後の竹田さんの生活や、昨年12月28日から亡くなる1週間前の1月3日まで、家族で米ニューオーリンズに旅行し、アメフットの試合を観戦していたことなどを、夫人が振り返っている。
[日刊スポーツ]
Posted by nob : 2016年02月10日 12:45
ますます多様化する生き方(逝き方)
■火葬後、遺骨を引き取らない「0葬」のススメ
「終活」といった言葉が登場するようになり、生きているうちから葬儀について考える機会が増えた。葬儀は一般的なものでも平均200万円程度かかるとのことで(2014年の日本消費者協会の調査で平均約189万円)、その負担は決して小さくはない。最近では通夜や葬儀を行わない「直葬(ちょくそう)」など、低予算できるものも増えているが、そんななか、『0葬――あっさり死ぬ』(集英社)などの著書もある宗教学者の島田裕巳さんが提案するのが「0(ゼロ)葬」だ。一体どんなものなのか。
* * *
遺骨は火葬場に引き取ってもらい、墓を造らなければいいのではないか。私が提案している「0葬」は、そういうやり方だ。
そんなことができるのかと思われるかもしれないが、欧米では遺骨を引き取るかどうかは遺族の意思に任されている。
日本でも、東日本では遺骨をすべて持ち帰る「全骨収骨(拾骨)(ぜんこつしゅうこつ)」だが、西日本では「部分収骨」で、全体の3分の1、あるいは4分の1程度しか持ち帰らず、残りは火葬場で処分される。
確かに多くの火葬場では遺骨を引き取ることが原則になっているが、遺骨を遺族が引き取らなくてもよいという火葬場もある。考えてみれば、部分収骨では、遺骨の半分以上は火葬場で処分されているわけなので、全部を処分してもらっても構わないわけである。東日本にも、一部だが、そういう火葬場があり、私の知っている葬儀社では、0葬のプランを設けているところもある。
直葬にした上、0葬では寂しいと感じる人もいるかもしれない。だが、そのときにはすでに本人は死んでいるわけで、寂しさを感じるわけではない。すべては生きている人間の想像力によるもので、土葬されることを考えると、寂しいどころか恐ろしいと感じる人もいるだろう。逆に、イスラム教では、火葬は地獄の火に灼(や)かれるようだと考え、必ず土葬を選択する。イスラム教の国には、そもそも火葬場がない。
※AERA 2016年1月25日号より抜粋
[朝日新聞]
Posted by nob : 2016年02月01日 16:23