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うつも一過性の病、風邪が治るようにうつも治りますが、また風邪を引くように心身が弱ればまたうつにもかかります、、、焦らずゆったりいきましょう。。。

■冬はひきこもる季節です。冬うつの対処法

樫出恒代
漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。

新年を迎え、

みなさまいかがお過ごしですか?

漢方薬剤師・漢方ライフクリエイターの

樫出恒代です

1月に入ってすぐに

漢方の勉強会で、宮崎県の高千穂に

行ってまいりました。

パワースポットとして

神話のふるさととして有名なところ。

樫出さん 風景

朝の高千穂。冬の冷たい空氣と朝日。

こんもりした山々がまるで、

日本むかし話を彷彿させてくれます。

氣持ちもおだやかに

ふぅーっと、深呼吸。

山の中で不便だから、

ここに高速道路を作ろう、と計画しても

いろいろな事情で中断してしまい

できないのだそう。そんなお話を聞いたら

神様がこの場所を守っているからなのかな、と

思いました。

高千穂のエネルギーをいただいた

静かな冬の1日でした

さて、

漢方的に「冬」は

閉じる季節といわれます

寒い時だから、寒さから身を守るために

門を閉じる

中国最古の医学書の

黄帝内経・素問に書かれているように

冬は「閉蔵」(へいぞう)といわれます

すなわち

臓器が閉じる

内臓のはたらきが

おやすみしたい時

動物たちは冬眠し

植物たちは土の下で養分を吸収しながら

じっと春を待ってます

人だって、本当は

わたしだって、本当は

あったかいお布団の中でぬくぬくと

していたい

北風ピープー吹く中へ出かけないで

こもっていたい

もぐっていたい

夜は早く寝て、朝はゆっくり起きたい

そんな気持ちについつい

なります、冬は寒いから。

でも、それが正解なんです

漢方ではOK。

なるべく動かない、キャピキャピして

エネルギーを出しすぎない

汗もだらだらかかない(汗もエネルギー)

疲れることをしない

これをやらなければ!とか思わなくていい

ダイエットなんてもってのほか

いまの自分にあ〜、満足。

その心境でいることが、

自分の奥を養うこと。

それが

冬の漢方的過ごし方

そして、次の季節の春にむかって

たくさんエネルギーためておくことが大事です

それでも

冬になると

落ち込んだり、やる氣がなくなったり

引きこもりになったり

多くの時間うつうつする

悲しい・虚しい

なにをするのもおっくう

甘いものや炭水化物が無性に食べたい

太る

などのご相談、増えます

こんな症状「冬うつ」ともいわれます

もし、そうなったらの対処法は?

「冬うつ」の対処法

①自分を責めないで

ただただ悪循環にはまるだけだから

②晴れた日には

あったかい太陽のひかりを浴びる

③少し気分のよい日は

ちょっとでも歩いてみよう

④ぬるぬる、ねばねばの食べ物を食べる

例えば—納豆・山芋・オクラ・モロヘイヤ・もくなど

これらには疲れをとり、氣力をあげるパワーがあります

⑤漢方薬も試してみる

例えば、

双参(そうじん)—配合されているエゾウコギが幸せホルモンのβエンドルフィンを出す手助けをしてくれます

などなど

無理をせず、できることからはじめてみて

ください

こころだけに注目せず、

少しづつ

体力をつけていくことをはじめてみましょう

からだとこころはひとつだから。

冬うつで悩んでいて

朝は12時にしか起きられなかった方が

だんだん、自分を責めることをやめ

自分を認めることを受け入れて

自分の人生で

やりたいことを考えはじめて

少し歩く時間をつくって

漢方も飲んでくださって

いまでは、冬でも

朝4時起きでホテルの朝食の仕事を

始めるまでになった

すばらしいですね。

過去と他人は変えられない

未来と自分は変えられるんだから。

今年も漢方の知恵

どうぞよろしくお願いいたします。

[OurAge]

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Posted by nob : 2016年02月24日 17:08