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否定してよいのは、、、

自分自身だけ。。。

Posted by nob : 2012年02月29日 22:44

いつも追い求めているのは、、、

普遍性と永続性。。。

Posted by nob : 2012年02月29日 22:42

一職業人たる前に、、、

一私人たれ。。。

Posted by nob : 2012年02月27日 10:54

似て非なるもの Vol.40

常識と良識


↑どこが違うのかというご意見に対して、、、

常識とは
第三者による客体的な価値の基準

良識とは
自らの尺度による絶対的かつ主体的な価値と善悪の基準

、、、と思います。。。

[2012.02.27追加]

Posted by nob : 2012年02月27日 07:30

まさに最終兵器資産課税登場の気配。。。

公正かつ公平、、、

この健全な社会づくりの大原則を侵す政策に未来はない。。。


■「富裕層逃げる」資産課税、維新「八策」から除外…松井知事方針

 地域政党・大阪維新の会幹事長の松井一郎・大阪府知事は5日、報道陣に対し、次期衆院選の公約となる維新版・船中八策のたたき台に盛り込んでいた資産課税について、「富裕層が(国外に)逃げる可能性がある」と述べ、今月上旬に公表する骨子から外す考えを示した。

 資産課税は預貯金や不動産などに対し、新たに課税する考え方だが、維新内部からも反対意見が続出していた。また、松井知事は「(現行制度では)税を納めていない人のチェックができていない」として、現在、政府が創設を検討している歳入庁や社会保障番号が必要との認識を示した。

[読売新聞/03.05追加]

Posted by nob : 2012年02月26日 16:27

マザーテレサの言葉、、、そのとおりだと思います。。。

「自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である」

「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することだ。」

「日本人は他国のことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」

Posted by nob : 2012年02月26日 08:32

社会的立場や実績づくりとは、、、

自らの絶対的価値基準を捨てて

第三者や社会の客体的価値基準に擦り寄ること。。。


本来在りたいところの自分自身が変わっていってしまうばかり。。。


本当の自分自身は、、、

何より自らと、家族や真の友人が知ってさえいればよいこと。。。

Posted by nob : 2012年02月25日 17:04

つなみてんでんこ、、、原発てんでんこ。。。

■↓心ちゃんのブログより抜粋

あと、相変わらず食料品などがユルイ規制のまま、
全国に拡散していっています。

学校給食などでも、取組みの進んでいるところとそうでないところ、
市町村によってかなりばらつきがあります。

今回の原発事故は、被害が甚大だという学者と
そんなに大したことないという学者がいます。

私は、自分の直感的にはかなりひどいのではないかと考えていますが、
正直なところはわかりません。

でも、だからといって、大丈夫とは言いきれないとおもいます。

東北には 「つなみてんでんこ」という言葉が残っているのだそうです。

津波が来るときは、周りの事は考えないで、

1人1人全力で高台に逃げなさいと言う意味です。

津波の到達が思うより早いので、

誰か周りの人の心配してたり忘れ物取りに帰ったりしてたら、

波に飲み込まれて間に合わない。という意味だそうです。

これは、津波に限らず、今回の、福島原発事故にも当てはまるかもしれません。

「大丈夫だよ」「神経質すぎるんじゃない?」「そんなに心配してたらかえって体に悪いよ」

色々世の中には言う人が居るでしょう。
そう言う人達に危険性を理解していってもらうのは本当に大変な事だと思うのです。

でも、最終的に、自分の体は自分が責任をとらなければなりません。

家・仕事・育ってきた環境・愛着・・・それらをすべて切り替えるのは

本当に勇気が居る事だと思うのです。

でも・・・・・

子供が健康に育つか、否かは、すべて、親にかかっています。

横の人が何やってるか、どうしているかという「連れション」のような

考え方はもうやめて、自分自身が

いろんな意見を集約して、分析し、考え、決断する。

1人1人が、これからは 「げんぱつてんでんこ」でなければならないかもしれません。


たとえば、もし、学校給食を食べなければ先生やクラスメイトから

いじめられるというのであれば、 

「内部ひばくが怖いからたべません」と言いにくければ、

「アレルギーなので、弁当持参します」 でも良いと思うのです。
嘘も方便。生き残るための知恵です・・・・。

・・・・・・・・

前回の記事
藤波心『朝日ニュースターが無くなる!!
http://amba.to/rP9jmY

にも書きましたが、
朝日ニュースターは、今年3月31日をもって、テレビ朝日に
経営譲渡してしまいます。

朝日ニュースターは原発事故後、唯一といっていくらい
地上波と違って、原発の危険性をいち早く、番組で
指摘しつづけました。

私も、大丈夫です。安全です。食べて応援
という地上波の雰囲気に対して、
危険ですと指摘する海外のニュースやこの朝日ニュースター
の番組を観て、
疑問が生まれ、色々調べたりブログを書くきっかけなりました。

朝日ニュースターはテレビ朝日に経営譲渡されるだけで、
無くならないよと言う人が居ます。

でも、この朝日ニュースターの看板人気番組だった、
愛川欽也パックインジャーナルもあと8回で終わってしまう事が
決まったようです。

一部残るスタッフも居るようなのですが
4月からの朝日ニュースターはかなり論調の変わった、
当たり障りのない、大丈夫です系の骨抜きちゃんねるになるかもしれません。

いろんな方が、番組や論調が続くように頑張ってくれているようですが
なかなか現状厳しいようです。

こういうチャンネルはやはり日本には定着しないんでしょうか。
支援者のみんなで、局を支えていくことはできないものなんでしょうか。
非常に残念で仕方ありません。

[藤波心・ここっぴーのへそっぴー]

Posted by nob : 2012年02月23日 08:05

あるべき医療の姿、、、何より患者自身がつくるもの。。。

■香山リカ:東日本大震災被災地に見る「心のケア」。終末治療に見る「心のケア」。そして「父の死」。

東日本大震災「現場」で見聞した「精神的現実」

 先週、被災地を訪れた際、仙台で長く医療に携わる精神科医の友人に会う機会があった。

 津波の被害を受けた地域には、がれきが1か所に積み上げられた「更地」のような状態のまま、その後の再建が滞っているところも多い。

 家族や職を失い、仮設住宅などで不自由な暮らしを強いられながら、以前とは似ても似つかぬ姿のふるさとを眺め続ける。——そんな被災者に対し、「さあ、もう震災から1年経つのですから、前を向いて歩き出しましょう!」とは、とても言えない。第一、そんな人たちに対して「効果抜群」の心のケアなど、あるわけもない。

 私自身、荒涼とした風景を見つめながら、専門家としての限界や無力さを感じるばかりだった。

 気心の知れた友人との仙台での食事の席で、ついこぼしてしまった。

 「先生、精神科医のできることって何だろう、と考えちゃうんだよね。なんと言うかな、”心のケア”なんて余計なことを考えず、せめて自然な回復力が発揮される邪魔をしないようにする。それが私たちのできることじゃないかな。」

 被災地の人たちと日々直に接している彼は、「もちろんそうなんじゃないの?」と表情も変えずに言った。私は自分の思いに確信を得て、さらに言葉を続けた。

 「これは言い過ぎかもしれないけど、精神科に限らず、医療ってそういうものじゃないかな。人は放っておけば、ちゃんと生きて、ちゃんと死んでいく。最近の医療って、それを邪魔しているだけかもしれないね。

 ほら私、1年ちょっと前に父親を失ったでしょう。そのときどう考えてもすでに終末期なのに、高カロリーの点滴を受けたり薬で血圧を上げ下げするのを見て、思わず『もうけっこうです』って言っちゃたんだよね。“退院させます”と申し出て、機械や管をすべて外してもらって、意識のない父を家に連れて帰ってきちゃった。

 父はその後、半日ほどで命を終えたんだけど、その表情は病院のベッドとはまったく違ってどこか満足げだったし、私たち家族も“これで良かったんだよね”といまだに言い続けてる。

 なんというかこの頃、医療のできること、すべきことって『生きる邪魔をしない、死ぬ邪魔をしない』ということなんじゃないかな、って気もするな」

 食事中に仲間とする個人的雑談だから多少言い過ぎの感もあるが、私としては大発見のようなつもりで口にした。しかし友人の反応は違っていた。

ターミナルケアを見る視線 ——2冊の書籍から

 友人は、「今ごろ気づいたの?」と驚いたような顔をしたのだ。

 「ずいぶん遅いね。私は、かなり前からそう思っているけれどね」と。

 最近、爆発的なベストセラーになっている本に、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(幻冬舎新書)がある。

 著者の中川仁一氏は、老人ホームの付属診療所で働く70代の医師だ。中川氏は多くの高齢者を看取る中で、「もっとも理想的な死に方は、点滴、酸素吸入などの医療行為をいっさい受けない“自然死”だ」と結論づけている。

 中でも発病してからある程度時間がある「がん死」が、「おすすめ」なのだという。

 ただ発症するまでは元気に暮らしたいので、運動などで自ら「体を守る」ことが大切。

 ——こういった著者の主張が、自らの医師としての人生も振り返りながら、とてもユーモラスに綴られている。

 同じような主旨の本には、外科医を経て特別養護老人ホームの専属医となった石飛幸三氏の「平穏死のすすめ」(講談社)がある。

 石飛氏は言う。体が衰弱し口から食物を摂れなくなってきた高齢者に過剰な高カロリー点滴を施して延命を図るのは、百害あって一利なしと。点滴するにしてもほんのわずかな水分だけにして、あとは文字通り「枯れるように最期を迎えさせる」というのが、本人にとっての苦痛が最も少ないと。

「心のケア」は、どこまで必要か?

 このように高齢者への医療については、いたずらな延命措置に対する批判や医療を離れての「自然死」「平穏死」を望む声などが、ポツポツと出始めている。

 一方「心のケア」に関しては、圧倒的に「まだまだ足りない」「日本は遅れている」という声のほうが強い。

 私もいまだに「アメリカでは精神科にかかるのがステイタスなんでしょう? 日本はまだ抵抗が強くて、困ったものですね」と言われることがある。

 しかし実はこの「ステイタスになる精神科通院」とは、高額な料金を支払って精神分析を受けること。それさえ最近のアメリカでは下火になりつつある。つまり過剰な心のケアのブームは、アメリカでも去りつつあるのである。

 脳の機能障害に由来する精神病などの治療が精神科で必要なのは、当然だ。しかしそうではなくメンタル面の「心のケア」は、そもそも「行えばよい」というわけではない。

 特に東日本大震災のような大災害を受けての「心の傷」、つまりトラウマに対しては、「ケアしすぎ」は効果がないどころか、むしろ悪影響のほうが強い。そのことが、さまざまな事例や研究で明らかにされつつある。

 当事者が「それを望んでいない」場合も、実は多い。

 多くの人の心には、トラウマを乗り越えて行く力が、きちんと備わっているのだ。そこに精神医療やカウンセリングが介入することで、むしろその力が阻害されることもある。

 「心のケア」押し売りが、正常な回復を遅らせる場合がある。あるいは「心のケア」が新たな問題、病を生み出すこともある。

 精神科医としては自己否定になってしまうので言いづらいのだが、私たちはそのことを知っておくべきだ。

[復興ニッポン/香山リカ 「アフター311」——震災後の社会マインド——]

Posted by nob : 2012年02月23日 07:31

自らへの納得と相応の余裕の分だけでしか、、、人は他人を思い遣れない。。。

■他者と自分を比較していがみ合うのではなく
小さな違いを前提として共存する姿勢を

被災地に生まれた「小さな違い」で一体感が揺らいでいる

 最近、仕事で東日本大震災の被災地に行く機会がありました。

 自治体の人や支援に携わる人たちの話を聞くと、震災から1年近く経って被災者の状況に変化が起こり始めているといいます。

 震災から時間が経つにつれ「小さな違い」が顕著に現れてきました。たとえば仕事の面だけを考えても、早い時期に仕事が見つかった人がいる一方で、なかなか見つからずに今でも求職を続けている人がいます。

「あの人だけ見つかってずるい。私だけ損をしている」

 こんな不満をあからさまに口に出す人はいないようですが、ちょっとした違いに不満を抱える人も増えてきているようです。

 特に福島では「小さな違い」が目立っています。原発事故で家に戻れない人や、別の場所へ行ったきりの人は別にして、事故発生直後や夏休みの間など一時的にそこを離れた人とそのまま居続けた人の間に、何かぎくしゃくとした空気が流れているというのです。

 医療関係者の例で言うと、一時的に被災地を離れた医療関係者と、現地に残って医療に従事した人がいます。特に医療従事者としての強い使命感をもって残った人は、あまりはっきりとは言わないにせよ、一時的に離れた人に対して複雑な感情を抱いています。反対に、一時的に離れた医療関係者にも負い目を感じている人がいるようです。

 震災から1年が過ぎようとしている今、こうした「小さな違い」が顕著になればなるほど、震災初期にあった「被災者全員が何事も共有し、みんなで一緒に頑張ろう」という雰囲気が揺らいでいきます。

人間は比較した相手を憎んでしまう生き物

 逃げたほうがよかったのか、残ったほうがよかったのか。どちらが正しいと断定できる問題ではありません。家に戻れない人は別にして、福島の状況をどう捉えるかについては人それぞれとしか言いようがないのです。

 よく考えれば、同じ被災者でもまったく同じ条件の人は誰もいません。

 私はこうなのにあの人は違うなどと比較しても意味がないのに、人は人、私は私と振る舞うことが、なかなかできないものです。

 自分と他人を比較して「小さな違い」に一喜一憂するのは、被災地に限った話ではなく人間の根源的なことかもしれません。

 旧約聖書「創世記」に出てくるカインとアベルの兄弟の話を覚えておられるでしょうか。カインとアベルは、ヤハウェという神に収穫物を捧げます。兄カインは農作物を、弟アベルは羊を差し出しました。しかし、ヤハウェはカインの捧げ物を無視してアベルの羊だけに関心を示します。すると、嫉妬にかられたカインはアベルを殺してしまうという話です。

 興味深いのは、ヤハウェに不当な扱いを受けた兄カインが、弟アベルを殺すという行動に出る点です。普通に考えれば、なぜ私の捧げ物に関心を持ってくれないのかとヤハウェに文句を言うべき話にも思えます。

 しかし、旧約聖書に書かれているのは、自分の状況を他人と比較して理不尽な思いをした人は、背景(この場合はヤハウェ)にあるものではなく比較した他人(この場合はアベル)が憎くなってしまうということです。

 被災地では、全員が地震による災害に遭遇したという共通点があります。

 共通点があるなかでの比較から生じる「小さな違い」のほうが、より複雑な問題になることが多いようです。たとえば、企業で働く女性を例に取りましょう。

 職場で働く女性という共通項はあるものの、「結婚して子どもがいる女性」と「シングルの女性」の間には、埋めがたい溝が横たわることがあります。

 子どもがいる女性は、育児をしながら働いている自分はたいへんだと思っています。一方のシングルの女性は、子どもがいる女性が定時に帰ってしまうので、その分の仕事を押し付けられて自分のほうがたいへんだと思ってしまいます。

 外から見ると働く女性としてひとくくりにされてしまいがちですが、両者の間にある温度差は目に見えないだけに深刻だという報告も出されています。

 同じようなことは、不妊治療のために通院する女性にも言えます。不妊外来には不妊症に悩む女性が来ているのだから、同じ悩みを抱える者同士が和気あいあいとしていると見られがちです。

 それは必ずしも事実ではありません。「治療の結果妊娠した人」と「治療をしてもまだ妊娠していない人」の間に生じる違いもあれば、「子どもが1人もいない人」と「2人目にチャレンジしている人」との違いもあるのです。

 こうした違いにナーバスになり、何とも言いようのない冷たい空気が流れているばかりか、直接対面しないインターネットの掲示板では攻撃し合うこともあるといいます。

 被災者、職場の女性問題、不妊に悩む女性すべてに言えることですが、お互いがまったく理解し合っていないわけではありません。それぞれが共感し合い、抱えるたいへんな状況にエールを送る場合も多いものです。

 ただ、同じ状況だから悩みを共有して仲良くやれるというほど、単純にはいかないものです。むしろ、人間は同じ状況だからこそ「小さな違い」を敏感に感じ取り、それに苦しんでしまうことがあるのです。

共通することと小さな違いを使い分ける姿勢を

 同じ悩みを抱えた者同士は、みんな同じでなければならない。違うとなったら何も一緒にできない。人はそう考えてしまう傾向があります。

「小さな違い」だから乗り越えられるという考えには無理があります。反対に、「小さな違い」に目をつぶっていると気がつかないうちにストレスを溜めてしまいます。

 同じ体験をしたのですから、共通する部分があるのは紛れもない事実です。

 被災者としての共通の話題や共有できる基盤はあるのですから、そういう部分は一緒に考えたり行動したりして、つながりを深めることは大切だと思います。

 その一方で、家族の状況や仕事の状況は人それぞれ違って当然です。価値観のすべてを共有できるわけではないということも正しく認識しておく必要があるでしょう。

 共通の基盤のなかにも「小さな違い」があることを前提として、共有すべきところと個人がそれぞれ対処すべきところをほどほどに使い分けていく。こうした姿勢を持つことによって、お互いの理解が深まるのではないでしょうか。

[DIAMOND online/香山リカの「ほどほど論」のススメ]

Posted by nob : 2012年02月23日 06:33

技術力は強固な企業なのだから。。。

■オリンパス巡り、3社が争奪戦

上場維持が決まったオリンパスの“争奪戦”が始まった。複数の国内有力企業が資本・業務提携に名乗りを上げる。高収益の内視鏡事業を自社の成長戦略に組み込む狙いだ。

 オリンパスの資本・業務提携先として有力視されているのは、富士フイルムホールディングス、ソニー、テルモの3社だ。

 富士フイルムはオリンパス側に、提携の具体的な内容を盛り込んだ提案書を送付。中嶋成博専務は1月末の決算会見で、「資本参加と人材の相互協力を考えていくことになる」と語った。

 最大の狙いは、オリンパスが世界シェアの7割を握る内視鏡事業だ。富士フイルムはそれに次ぐ15%のシェアを持ち、鼻から入れる管が細いタイプの「経鼻内視鏡」などが主力。一般的な経口内視鏡が得意なオリンパスとは、相互補完関係を築けると見ている。

 また、富士フイルムの持つ医療IT(情報技術)システムや画像診断装置などとの相乗効果も期待する。

 医療機器大手のテルモは、オリンパスに2.1%を出資する大株主。事業面でも人工骨材料や再生医療分野の共同研究などで以前から協力関係にある。「医療機器のノウハウを互いに持つ両社が提携するメリットは大きい」(羽田野彰士・執行役員)として、出資比率の引き上げを含めた提携関係の強化を検討している模様だ。

 ソニーもオリンパスに対し、最大で2〜3割の出資を目指す方向で資本・業務提携を提案済み。これまで医療分野での実績はほとんどないソニーだが、 2011年1月には社内に分散していた医療機器関連事業を集約する事業部を立ち上げた。赤字を垂れ流す薄型テレビに象徴されるように、ソニーの業績は悪化が止まらない。家電ではなく、医療分野に活路を見いだそうというわけだ。内視鏡事業と自社の画像センサー技術との相乗効果を狙う。

存続危機が一転、「選ぶ」立場に

 一方のオリンパス。同社は粉飾決算の訂正に伴って自己資本が大きく目減りし、2011年9月末時点の自己資本比率は4.5%まで落ち込んでいる。オリンパスは資本提携により、少なくとも目減り分に相当する1000億円以上の資金調達を目指していると言われる。

 今後、株価下落で損失を被った株主からの損害賠償訴訟が相次げば、資本をさらに毀損する可能性もあるだけに、新たな資本注入は会社存続に欠かせない要素と同社は考えている。

 そのために必要なのが、今後の経営を担う体制を早急に固めることだ。髙山修一社長は、他社との提携について「(4月20日に開催予定の)臨時株主総会で選出される新経営陣が主体となって決める」と言明している。

 新経営陣候補が固まるのは、「遅くとも3月中旬」(髙山社長)と見られ、それ以降、提携交渉も本格化する見通しだ。株式の上場維持がようやく決まったオリンパスが、今度は一転、相手を「選ぶ」立場となる。

 もっとも、提携による出資受け入れは1株当たり利益の希薄化を招く。オリンパスには、それを埋めて余りあるだけの企業価値向上のシナリオを株主に示すことが求められる。

 海外機関投資家の一部は、提携による増資の動きに否定的な考えを崩していない。5%超の大株主である米投資ファンド、サウスイースタン・アセット・マネジメントの幹部、ジョシュ・ショアーズ氏は、「資本不足の判断はあくまで新経営陣が行うべき。仮に増資が必要としても、まずは既存株主への割当増資を考えるのが筋だ。ただの資本提携では、銀行などの債権者と割安に内視鏡事業を手にできる提携先企業が得するだけで、既存株主の株式価値は損なわれる」と強い口調で言う。

 成長戦略を十分示さぬうちに、「まず増資ありき」で議論が進むようだと、海外ファンドなどの視線は一層厳しさを増す。臨時株主総会での株主提案の期限は2月下旬。海外投資家の動向次第では、波乱の株主総会になる可能性も残っている。

[日経ビジネス]

Posted by nob : 2012年02月23日 06:18

有名になるなんて、、、

煩わしいだけ。。。


会ったこともない世間の人々に

顔や名前を覚えてもらったからといって

自分が生きるうえで何の意味があるというのだろう。。。

Posted by nob : 2012年02月15日 22:32

世間の目を気にしないでいられるのは、、、

自分のために生きると決意した人だけ。。。


「きつかったわ……人の期待に答えようと精いっぱいで。度が過ぎるくらいトライしなければと。いつか逃げ出したかった」

[ホイットニー・ヒューストン]

Posted by nob : 2012年02月13日 23:36

本当の貴方の居場所とは、、、 Vol.2

ただ探していたってどこにも見つからない。。。

自ら工夫して創り努力して護るもの。。。

Posted by nob : 2012年02月13日 11:34

本当の貴方の居場所とは、、、

ひとときの安らぎを得られる場所でも

自らを忘れていられる場所でもなく、、、

ただ一人っきりでそこに居ても淋しくない場所。。。

Posted by nob : 2012年02月12日 22:10

方法論はさておき、、、東電の糾弾へは期待したい。。。

■東京都「第2東電」で動き出す 東電を厳しく批判、自前の電力確保へ

東京電力福島第1原発の事故に伴う電力供給不安に対応するため、東京都が自前の電力確保に動き出している。

返す刀で東電の料金値上げを厳しく批判するなど、バトルは激しさを増す一方だ。
ガス発電導入で「まさか」に備える

都は2011年年11月、首都直下型地震など大規模災害に備えた新たな防災対策を公表。都内60か所にある防災公園、物流拠点や上下水道施設などにガス発電設備を導入し、いざという時に電力供給が途絶えないようにする考えを打ち出した。

たとえば、足立区の舎人公園地下に数千キロワット規模の発電施設を設置し、停電しても新交通システム「日暮里・舎人ラーナー」や公園北側の北足立市場などに電力を供給できるようにするといった具合だ。さらに①東電からは独立した独自の送電網を臨海副都心に設置し、青梅コンテナふ頭や東京ビッグサイトに電力を供給、②帰宅困難者を受け入れる民間事業者がコジェネレーション(熱電併給)システムを導入する際に最大3億円補助、③新宿の都庁舎が来年度から東京ガス系の電力小売り事業者から電力供給を受ける――なども盛り込んだ。

都が推進する電力対策のもう一つの柱が、「第2東電」(猪瀬直樹副知事)ともいえる大規模発電所の新設構想だ。昨年夏にプロジェクトチームを設置。9月には100万kw級の天然ガス(LNG)発電所の建設候補地として、中央防波堤外側埋め立て地(東京湾)、砂町水再生センター用地の2カ所(江東区)、旧江東清掃工場跡地(同)、葛西水再生センター用地(江戸川区)の計5カ所を決定。2012年度一般会計予算原案に調査費1億円を盛り込み、候補地の自然環境調査費用に充てる。

予算原案には民間投資家と連携して官民連携インフラファンド創設のため、都が30億円を出資することも盛り込んだ。民間からの資金を集める呼び水という位置づけで、200億円規模のファンドを目指し、4月に運営事業者を民間から公募し、7月をめどに投資を始める計画だ。

[JCASTニュース]

Posted by nob : 2012年02月12日 08:31

冷温停止ねえ。。。

■2号機の圧力容器、再び一時70度超に 福島原発

 東京電力は11日、福島第1原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度が、午後5時時点で69.5度になったと発表した。温度は5度程度の幅で上げ下げを繰り返しており、同日午前9時では71.3度だった。東電は「温度がさらに上がるなら注水量を増やすことも検討する」と話している。

 底部の温度は2月に入ってから上昇傾向がみられたため、7日に注水量を増やした。ただ8日や10日に70度を超えるなど大きな低下にはつながっていない。

[日本経済新聞]

Posted by nob : 2012年02月11日 23:50

貴方がすがりつくその常識の、、、

一体どこに幸せがあるというのでしょう???

Posted by nob : 2012年02月11日 16:53

この期に及んでも、、、我が身の可愛さばかり。。。

■東京電力:資本注入で攻防続く 政府内にも慎重論

 福島第1原発事故の処理などで経営が悪化している東京電力に対して政府が検討している資本注入を巡り、経営の自由度を確保したい東電と、同社の経営体質に根強い不信感がある政府との間で、せめぎあいが続いている。政府は経営に強く関与して、経営合理化や迅速な賠償を進める狙いだが、東電は経営権を死守する構えを崩さない。政府内にも強い経営関与には慎重論が残り、攻防の収束は見通せない。【野原大輔、和田憲二】

 「新生東電に生まれ変わろうという意思が全く示せていない、というのが私の今の評価だ」

 枝野幸男経済産業相は10日の閣議後会見で、いらだちを隠さなかった。原子力損害賠償支援機構から8900億円の賠償資金支援を受けながら、賠償支払いが迅速に進まないことや、企業向け電気料金の値上げを「事業者の権利」(西沢俊夫社長)として今年1月、唐突に発表したことなどが背景にある。

 枝野経産相や機構は「議決権のない資本注入は単なる資金のプレゼントだ」(機構幹部)として、経営陣の刷新や事業改革を抜本的に進めるため、定款変更など重要事項を決議できる3分の2超の議決権取得を目指してきた。東電は11年4~12月期決算の発表期限を14日に控えている。追加の賠償支援資金約6900億円を受け取らなければ債務超過ギリギリになるが、枝野経産相は「(賠償資金は)決算対策のお金ではない」と突き放す。

 東電は政府の議決権取得そのものに抵抗してきたが、債務超過が現実味を増す中で「(重要事項に拒否権を行使できる議決権の)3分の1超の受け入れはやむを得ない」(東電首脳)との方針に転じた。それでも東電内部には「国の出資が50%未満なら国有化でなく、国の資本参加ということだ」(幹部)などと、国有化に抵抗する姿勢は強い。

 一方、政府内も一枚岩とは言えない。過半数を取得し東電を「実質国有化」した場合、政府が賠償や廃炉の責任を負うこととなりかねず、財政負担の拡大を懸念する財務省が過半数の議決権取得に難色を示している。同省は議決権のない優先株を使った資本注入か、議決権比率を50%未満にするよう求めている。東電と機構が3月に策定する総合特別事業計画を巡る駆け引きは、複雑な神経戦の様相を呈している。

[毎日新聞]

Posted by nob : 2012年02月11日 16:34

経済は絵空事。。。

不労層の在り様を正当化し、、、

負債をひたすら他者と将来にヘッジするためのもの。。。

Posted by nob : 2012年02月10日 22:24

似て非なるもの Vol.39

願望と欲望。。。

Posted by nob : 2012年02月10日 09:56

愚かしさ極まりない。。。

■原発:早期再稼働を要請 福井の協議会

 福井県内の原発立地自治体の議員や企業などでつくる「福井県原子力平和利用協議会」(坂本俊夫会長)は8日、細野豪志原発事故担当相に定期検査済みの原発の早期再稼働や核燃料サイクルの堅持を求める要望書を提出した。

 協議会の石黒順二事務局長は「(原発は)福井県では地場産業とも言われ、なくなると敦賀や若狭は壊滅的な状態になりかねない。国で早急に安全性をチェックし、できるだけ早く運転再開を願いたい」と求めた。同行した協議会顧問の河瀬一治敦賀市長は要望後、記者団に「(再稼働の)話が出たときには真摯(しんし)に受け止めながら対応したい」と述べた。

 一方、細野氏は「政府全体で考えていかなければならないテーマなので、しっかり話し合う」と語った。【笈田直樹】

[毎日新聞]

Posted by nob : 2012年02月08日 18:48

憤懣遣る方なし。。。

■「廃炉と除染で今後何十年も食える」原発関係者が漏らす本音

福島第一原発事故の発生以降、原発を巡ってはさまざまな対策を講じる必要が出てきた。廃炉、除染でも、そして再稼働でも儲ける――原発ビジネスはすでに“逆回転”が始まっている。その実情をジャーナリストの伊藤博敏氏が報告する。

* * *

原子力ビジネスの担い手たちは、既に、「逆回転」への準備を進めている。関連企業に天下った東電OBが明かす。

「最終処分場探しは、30年近くを費やしても、これまでできなかった。政府も東電も、最終的には福島しかないと思っている。原発周辺地を買い上げ、そこに処分場をつくる。最適なのは第二原発だ。第一原発同様、廃炉にするしかないし、岩盤が浅くて工事が容易で、地元の理解が得やすい」

福島第二原発は、双葉郡の富岡町と楢葉町にまたがる。ここは、旧動燃が行なった候補地選定作業で、全国88か所の「適正地区」に選ばれた経緯があるし、09年には草野孝楢葉町長が「処分場受け入れ」を表明、その後、撤回したものの意欲はある。

原発は「逆回転」を始めた。“夢”を諦め、現実に立ち返り、廃炉や除染といった後ろ向きの事業に注力しなければならない。一見、原子力ビジネスに将来はない、と思わせる。だが、そうではない。「逆回転」が新たなビジネスチャンスを生み、原発で儲けた連中が、廃炉、除染、最終処分場などでも儲けている。例えば、今、原発で何が起きているか。東電関係者が話す。

「再稼働へ向けて、“完璧な原発”にすべく準備を進めています。それはストレステストで求められる以上の厳しさで、『想定外』という言葉を使わなくて済むように、橋が破壊、道路が分断、全電源が落ちても、非常用電源を確保するなどして原子炉を損傷なく止められる体制を確立しようとしています。

そのために費用を惜しまない。原子炉内の圧力が高くて、注水できないトラブルがありましたが、どんな圧力にも負けない給水ポンプを数百億円かけて開発、配置するつもりです」

にわかには信じ難い感覚だが(東電広報部は「あらゆる事故を想定、対応するつもりです」と回答)それで潤うのは原発メーカーである。事実、東芝、日立製作所、三菱重工業の原発3社は、事故後、「フクシマを体験した」ということで海外受注が堅調。しかも、前述のような各種安全対策も受注できる。

ゼネコン各社もそうだ。全国の原子炉建屋は、鹿島(24基)、大林組(11基)、大成建設(10基)の順に受注しているが、この3社は、内閣府から福島県内12市町村の除染モデル事業を委託された日本原子力研究開発機構から再委託を受けた。

同機構は旧動燃の流れをくみ、カネ食い虫となった「もんじゅ」を運営する。つまり、原発推進の“仲間”が、「放射能に習熟」していることを理由に事業を受注しているのだ。しかも今回はモデル事業で119億円だが、今後、数兆円に達する除染作業の中核を担うことになり、最終的には原発建設で潤った双葉郡内の末端の企業に、再度、仕事を分け与える。

「廃炉と除染で、今後、何十年も食える」

こう本音を漏らす原発関係者が少なくないのは、その具体的な流れが見え始めたからだ。 制御できない原発は、推進の時も撤退の時も、そのリスクゆえに関わった地域、企業、人に多大な富をもたらす。だが、国民には電力の不安定、電力価格の高騰、放射能汚染といった“負の遺産”を残すだけなのである。

[NEWSポストセブン]

Posted by nob : 2012年02月07日 14:21

不公平の極み、、、制度の見直しが本質的な急務。。。

■生活保護、約208万人=5カ月連続で最多更新−厚労省

 厚生労働省は7日、昨年11月に生活保護を受けた人が前月比7837人増の207万9761人に上ったと発表した。受給者数は昨年7月にそれまで過去最多だった1951年度を上回って以降、5カ月連続で最多を更新。受給世帯数も150万7940世帯で最多を更新した。

 受給者数は、昨年7月時点で205万495人に上り、51年度の204万6646人を上回って最多となっていた。95年度には88万2229人にまで減少したものの、その後増加に転じ、2008年のリーマン・ショックをきっかけに急増。以降、増加傾向が続いている。

[時事ドットコム]

Posted by nob : 2012年02月07日 13:09

すべきこと、、、心の覚悟と(できる範囲での)実の準備だけ、、、いつでもどこでもなんでも起きるのだから。。。

■「4年以内に70パーセントの確率で起こる」
という問題をどう解釈するか

0でもなく100でもない発表に不安が広がる

 あなたには、これから結婚しようとしているパートナーがいるとします。このパートナーが占い師に見てもらったところ、「4年以内に70パーセントの確率で浮気をする」と言われました。果たしてあなたは、このパートナーと結婚しようと思いますか?

 不謹慎な喩えになってしまいました。東京大学地震研究所は1月23日、首都圏でマグニチュード7クラスの直下型地震が4年以内に70パーセントの確率で発生する可能性があると公表しました。

 発表された数字をどのように受け取るかというのは難しい問題です。

 来月起こると言われれば、地震対策を万全に整えたり、別の地域に避難するという選択肢を考えるでしょう。その意味で「4年以内」というのは微妙な数字です。「明日起こるかも」と思いながら4年間も生活するのは、ストレスが多すぎます。

 確率が「70パーセント」というのも微妙です。降水確率が70パーセントと言われた場合、傘を持って行くかどうかは人によって判断が分かれるところです。

 地震規模の「マグニチュード7」という数字は、首都直下型だったらたいへんな災害になるかもしれません。ただ、東日本大震災のマグニチュード9という数字を聞いているだけに、これも受け取り方は人それぞれ異なるのではないでしょうか。

 東京大学地震研究所の発表を、危機が差し迫っていると受け取る人もいれば、地震が頻発する昨今では想定内と受け取る人もいるでしょう。

「でも、30パーセントも起きない可能性があるなら、起こらないんじゃない?」
「4年以内ということは、その間に自分は転勤して首都圏にはいないかもしれないし」
「マグニチュード7だったら、どうにか耐えられるんじゃない?」

 そう楽観視する人がいても、何ら不思議ではありません。

 とはいえ、起こるとも、起こらないとも確信できない状態に、得体の知れない不安が澱のように残る、居心地の悪さが続いています。

やっかいな問題が起こる可能性は身近にあふれている

 東京大学地震研究所の発表では、「4年以内にマグニチュード7の地震が70パーセントの確率で起こる」という具体的な数字が出ています。多くの人はそこにリアリティを感じるかもしれません。

 このように数字で示されることは珍しいものの、私たちの生活の中で、想定したくない問題が起こる可能性は、身近にもあふれているのではないでしょうか。

 自分が病になる確率、交通事故に遭遇する確率、子どもが問題を起こす確率、結婚相手が浮気する確率、リストラされる確率、親の介護が必要となる確率――。数え上げたらきりがありません。

 歩いていてビルからモノが落ちてきて命を失う、と言った滅多に起こりそうではないことを除いても、身の回りは、「やっかいな問題が起こる可能性」に囲まれています。それが私たちの生きる現実の世界です。

 私たちは普段、こうした問題が起こることを考えずに生きています。そんなことはたぶん起こらないだろう、自分の身には降りかからないだろうと。逆にいつ何が起こるかわからないとすべての可能性を警戒しながら生きていくのも、大変な労力になります。

 人生を板の上を歩くことに例えるならば、自分が乗っている板が本当は薄くて割れやすく、板の下に奈落が広がっていることを知ってしまうと、人間は恐怖に足がすくんで1歩も動けなくなってしまいます。しかし、板が分厚く、頑丈で安全なものだと信じてさえいれば、安心して前に進んで行けるのです。

 問題があることを知らなければ、その問題は「ない」ことと同じになります。

 一方で、東日本大震災を経験した以上、見たくない問題に囲まれて日々を生きていかなければならないということに、気づかされてしまったのではないでしょうか。

将来起こることをあらかじめ知って幸福になれるか

 医療の世界でも同じようなことが起きています。

 遺伝子のパターンを詳細に分析できるようになり、乳がんになりやすい遺伝子、アルツハイマーになりやすい遺伝子、統合失調症になりやすい遺伝子など、かなり正確に診断できるようになりました。

 アメリカでは、パーキンソン病を発症する遺伝子について、一般の医療で診断することが始まっています。有名なハリウッドスターのなかにも、診断の結果その遺伝子を持っていることが判明した人がいると聞いています。ただその遺伝子をもっているからと言って、100パーセント発症するというものではなく、またいつ発症するかもわからないのです。

 これも地震の確率と似ています。今日、明日に発症するというわけではなく「これから○年以内に○パーセントの確率で発症する」という話です。最先端の医療技術だからといってうっかり調べてしまうと、将来の自分に待ち受ける過酷な現実を知ってしまうことになります。

 遺伝子を調べることで予防や発症を遅らせることにつながるのであれば、これは大変有意義なことになります。しかし、予防する方法が見いだせていないのであれば、告知するだけで終わってしまいます。

 自分の将来に、やっかいな問題が起こることを知ると人はどういう反応を示すでしょうか。知って落ち込む人もいるでしょうし、生きる気力を失って発症する前に死んだほうがましだと考える人も出てくるかもしれません。現実をそのまま受け入れることは、この言葉通り実践することはとても難しいことです。

不安のなかでどのような人生観を持つか

 東京大学地震研究所の発表は、日本人に多くのことを示唆していると思います。

「病気になって初めて健康の有難味を知る」というように、本来、やっかいな問題がいつ起こるかわからないのに、ほとんどの人はそれを意識しないで生活しています。そこで、実際に事故や不幸に遭遇した人の多くは「まさか自分が」と口を揃えます。

 しかし、自分だけには起こらないだろうと思う「まさか」が起こってしまうのが現実です。この現実に対し、ないものだと自己暗示をかけて考えない人もいれば、不安をまともに感じて、日々苦しんでしまう人もいます。

 事故や災害であれば、何らかの方策を講じることで一定の被害を抑えることはできるかもしれません。それでも、すべてを完全に防ぐことは不可能です。自分の歩いている板が薄いこと、あと10歩歩けば板が割れることがわかっていながら元気に歩いていけるほど、人間はタフではありません。

 科学の進歩によって、将来のことが否応なく予知できる時代になりました。前向きなことはともかく、後ろ向きの現実も予知できてしまいます。そこに不安も生じることになります。

 この新たな不安から完全に逃れることはできません。

 現代は、これから起こるかもしれない不安を抱えたまま、どのように日々を生きるか考えなければならない局面に入ったのではないでしょうか。ないことにするのでもなく、敏感に意識するのでもない。人は、不安があるなかで自分なりの人生観を持つという新しいテーマが与えられているのだと思います。

「4年以内にマグニチュード7の地震が70パーセントの確率で起こる可能性」というような問題を、どう解釈したらいいのでしょうか。統計学的な解釈ではなく、人の認知の問題として考えた場合、正解のない問いではないでしょうか。

 また解釈の仕方やそれによる行動の変化は、人それぞれでしょう。気にしない人もいれば、敏感に反応する人もいます。このように、解釈の仕方が違う人同士が、どのように違いを違いとして受け止めて共存していくのかという課題も突きつけられているような気がします。

[香山リカの「ほどほど論」のススメ/DIAMOND online]

Posted by nob : 2012年02月07日 12:59

琵琶湖では湖底から水とガスが活発に沸き出し、周辺の地震は昨年1月より激減(大災害前の静穏化減少)、、、桜島の年間噴火回数は3年連続観測史上最多という。。。

■富士山で“異常現象”相次ぐ!“幻の湖”まで出現…噴火の予兆?

 昨年3月の東日本大震災以降、富士山で異常現象が続いている。春の到来を告げる残雪の模様「農鳥(のうとり)」が厳冬のこの時期に出現。昨年夏には、富士山麓の富士河口湖町で普段はみられない幻の湖が姿を現し、富士宮市では、異常な湧き水被害が頻発している。富士山の火山活動への影響が懸念される中、相次ぐ異変に地元住民は不安を募らせている。

 富士山の北西斜面の8合目付近に羽ばたく鳥のような残雪の模様が現れたのは1月31日。「農鳥」と呼ばれる毎年恒例の自然現象だが、地元住民の間では、「よくないことが起こる前触れではないのか」と不安の声が挙がっている。

 「例年、雪解けを迎える5月中旬から6月ごろにかけて現れる現象です。厳冬期に起こるのは非常に珍しいため、富士山の異変に結びつけて心配に思う人もいるようです」(山梨県富士吉田市富士山課の担当者)

 富士山周辺でみられる異常現象はこれだけではない。

 「昨年の夏ごろから、台所や居間の床下から噴出する湧き水に悩まされている。ポンプで排水しなければ追いつかない水量で、今も被害は続いています」と訴えるのは、富士宮市の淀師地区に住む主婦(70)。

 富士宮市によると、同様の湧水被害が出始めたのは、昨年9月初旬。

 「この年は、5月から夏にかけて例年以上に大量の雨が降った。加えて、8月、9月と連続して台風が来襲。短期間に降った大雨との関係が疑われますが、はっきりした原因はわかっていません」(同市秘書広報課)

 井戸から水が噴き出すなど、同地区などの99カ所で同様の現象が確認されたという。

 さらに、富士五湖を抱える富士河口湖町では、昨年9月ごろに幻の湖が出現し、注目を集めた。「富士五湖の1つ、精進湖の近くにあって地元では『赤池』と呼ばれています。普段は枯渇しているのですが、精進湖の増水に伴って突然現れる不思議な湖です。2カ月ほどで消えましたが、一時的に富士六湖になった。今回出現したのは7年ぶりのことです」(同町の住民)。

 「赤池」は、直径50メートルほどの小さな湖。「はっきりした由来は不明だが、真っ赤に焼けた溶岩で湖が赤色に染まった」(別の住民)という言い伝えから、その名が付けられたという。過去にも何度か姿を現しているが、原因は何なのか。

 山梨県環境科学研究所の研究員、内山高氏は「湧水被害と同じく、この地域の大量降雨が原因と考えられます。精進湖と赤池は地下でつながっており、精進湖に降った雨水が地中に浸透しきれず、赤池に流れ込んだために起きたものと思われます」と話す。

 一連の異常現象は地震や噴火との直接の関連はないようだが、内山氏は「山中湖付近でも湧水で道路が冠水したと聞いています。これほど大規模な被害が出るのは異例のこと。大量の雨水が地中に浸透することで地盤に悪影響を及ぼしている可能性は十分あります」と危惧する。

 大災害のサインでないことを祈りたい。

[zakzak]

Posted by nob : 2012年02月07日 00:45

似て非なるもの Vol.38

創造的なことと器用なこと。。。

Posted by nob : 2012年02月05日 15:04

創造的な人は、、、

自分自身を創造的とは思わない。。。

Posted by nob : 2012年02月05日 15:01

若かりし頃、、、Vol.2

自分には絶対にできないと信じ込んでいたこと、、、 煙草をやめること。。。

Posted by nob : 2012年02月05日 14:58

今朝早く友の一人が逝った。。。

原発や震災でなくとも

人は逝く時には逝く。。。

Posted by nob : 2012年02月01日 08:37

日本の破綻は一番先ではないというだけのこと。。。

■【コラム】「日本が模範だなんて」クルーグマン教授大反論-ペセック

  1月27日(ブルームバーグ):多くの人がとっくの昔に決着したと考えていた問題をめぐって、熱い論争が突如巻き起こった。日本経済が世界にとって取るに足らない存在になるかどうかという問題だ。

  発表されたばかりの統計では、昨年の日本の貿易収支が31年ぶりの赤字に転落した。少なくともこの事例が意味することは、膨れ上がる債務の穴埋めに利用してきた巨額の家計貯蓄を今度は貿易赤字対策に使わなければならなくなるかもしれないということであり、これは不吉な兆候だ。

  日本が無用の存在になるようことはないと、アイルランドのジャーナリスト、エーモン・フィングルトン氏は言う。同氏は最近、米紙ニューヨーク・タイムズに「The Myth of Japan’s Failure(日本の失敗という神話)」と題した論説を寄稿した。失敗どころか日本は世界が模倣すべきモデルだという同氏の説があまりに大きな反響を呼んだため、ノーベル経済学賞受賞者でNYT紙コラムニストのポール・クルーグマン教授は反論を展開した。同教授はアジア第2の経済国日本にはほとんど魅力を感じていない。これにフィングルトン氏が再反論した。

  どちらが正しいのか。私はどちらかと言えばクルーグマン教授寄りだ。あまりに膨大な債務と低過ぎる成長、多過ぎる高齢者、少な過ぎる新生児という日本が持つ毒物の組み合わせは、日本政府が早急に手を打たない限り暗い未来をもたらすだろう。

  しかしながら、フィングルトン氏が正論を述べている部分を見つけることは重要だ。日本がある意味で理想的社会である部分だ。

日本化も悪くない

  信じられないほど安全で清潔、効率的で確実性が高く、外国人には驚きの尽きない場所だ。結構平等主義の国であり、生活水準は世界でも最高水準で、平均寿命は世界最長。どこへ行ってもインフラは整っている。さらに、日本料理は世界一だ。

  米国がある意味で、いつの日か日本になれるものならなりたいと考えていることも指摘しておく必要がある。「日本化」はあたかも世界の終わりのように言われている。失われた数十年、経済を衰退させる膨大な負債水準、永久に続くゼロ金利、金融の混乱、刹那的な諦めの感情。こられはどれも事実だが、懐疑主義者の予想に反し日本は決して崩壊しない。

  犯罪が急増することもなく、ホームレスが街にあふれることもない。アラブの春のような社会の不安定化は決して起こらない。勤労者と企業はただ適応し、貯蓄で食いつなぐ。日本は「どうにかやっていく」という概念に全く新しい意味を与えた。

  米国に同じことができるだろうか。私は大いに疑わしいと思う。20年間の経済停滞を日本が乗り切れる鍵は、約15兆ドルの家計貯蓄だ。米国民の多くは収入が途切れれば2カ月と生き延びられないが、日本人は全く違う。

見えない繁栄

  しかしフィングルトン氏の正解はここまでだ。同氏は1995年に「Blindside: Why Japan Is Still on Track to Overtake the U.S. Bythe Year 2000(邦題:見えない繁栄システム―それでも日本が2000年までに米国を追い越すのはなぜか)」という本を出している。だが今日では、日本の将来についての強気派にとっての盲点は、昨日うまく行ったやり方が明日もうまく行くと彼らが考えていることだ。

  1990年ごろの資産バブル破裂以来、政策当局者らは戦後のブームを生きながらえさせることに必死になってきた。何年もの間、評論家たちは日本のいわゆる「ゾンビ」企業のことを心配していたが、本当のゾンビは日本経済の基本戦略だ。

  日本の成長を生み出しているのはただ、世界最大の政府の借金と中央銀行が供給するコストゼロのマネーだ。日本株式会社を生かしているのはその活力ではなく、経済のステロイドだとクルーグマン教授は論じる。日本には大規模な規制緩和と女性の労働力の活用、移民の受け入れなどが必要だが、日本の政治家はそのいずれもしていない。

アキレス腱

  変化を嫌う風潮は依然として根強い。これが日本の「アキレス腱」だ。オリンパスの不祥事は仲間内の関係に守られた縁故主義がいまだに生き残っていることを示したし、福島第一原発事故での東京電力の対応は世界経済の常識から外れた日本の危険な上意下達ぶりを露呈した。日本のジャーナリズムは弱腰で、放射能レベルなど政府や大企業が好まない質問をする記者は排除されかねないので大方はおとなしくしている。

  それでも、中国の存在がなければ日本はあと数年、ユニークなままでいられただろう。しかし、豊かになろうとする13億人のエネルギーが、それを不可能にする。アジアの新興国がコスト高の日本市場を侵食する中で、デフレは日本を去らないだろう。

  欧州の次にやってくる債務危機を考える時、投資家は米国や中国に目を向けがちだ。日本国債が売られることを想定した取引はあまり利益が出ていない。しかし今年、日本は不吉な節目に達した。1月9日の成人の日、20歳を祝ったのはわずか120万人と、1970年の半分になった。人口減少は、国内総生産(GDP)の2倍を超える12兆ドル規模の債務の返済を難しくする。

  ノーベル経済学賞をもらっていなくても、国民がいなくなってしまえば、国がデフォルト(債務不履行)することくらいは理解できる。(ウィリアム・ペセック)

(ウィリアム・ペセック 氏はブルームバーグ・ニュースのコム ニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)

[Bloomberg.co.jp]

Posted by nob : 2012年02月01日 08:26

時期と程度の差だけのこと、、、いずれにせよ心の覚悟と実の上の備えを。。。

■首都圏M7級地震、京大は「5年以内に28%」

 首都圏直下型地震について、京都大防災研究所の研究者が1月時点で、マグニチュード(M)7以上の地震が起きる確率を計算したところ5年以内に30%弱となった。東京大の研究者が昨秋までのデータで試算した4年以内に70%より低いが、注意は必要だという。

 京大防災研の遠田晋次准教授は、昨年3月11日〜今年1月21日までに首都圏で起きたM3以上の地震を気象庁の観測データから抽出。余震活動の減り方の計算式や、規模が大きい地震ほど発生頻度が低いという法則を組み合わせて、統計的に求めた。

 その結果、M7以上の地震が起きる確率は、5年以内に28%、30年以内で64%となった。大震災が起きず、今も地震活動は震災前の水準が続いていると仮定した場合の発生確率は30年以内で44%と試算された。

[朝日新聞]

Posted by nob : 2012年02月01日 08:19

人は誰も、、、

自らが理解でき実践できる

ほんの小さな世界の中だけで生きている。。。


自らを変えていくことはできても

人や社会は変えられない。。。


だからこそ

自らを変えていく、、、

さすれば

人も社会も自ずと変わっていく。。。

Posted by nob : 2012年02月01日 07:59