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■ネット利用者10億人 日本は米中に次ぎ3位 ITU

 携帯電話の利用者は世界で20億人を突破、インターネット利用者は10億人に迫り、情報通信産業の市場規模は3兆ドル(約350兆円)を超えた――。国際電気通信連合(ITU)は3日、世界の情報通信機器の普及状況をまとめた06年版「インターネット報告書」を発表した。先進国では携帯情報端末、インターネットとも急速な高速大容量化の時期に移行。ただ、日本の普及率は意外にも低いレベルにとどまっている。

 携帯電話利用者数をみると、約3億9000万人の中国が世界一だが、普及率(人口100人当たりの利用者数)は30で、世界一のルクセンブルクの155と大きな開きがある。日本は74に過ぎず、55位にとどまった。

 全般的に普及は急ピッチで、報告書は「携帯電話利用者が10億人を超えるまでに21年間かかったが、その後20億人に達するまでにわずか3年間しかかからなかった」としている。

 インターネット利用者は世界で9億6500万人。利用者数は米国(1億8500万人)、中国(1億1100万人)、日本(6400万人)、インド(6000万人)の順だ。普及率はアイスランドが88で1位。日本は50で22位だった。

 ブロードバンドの普及率も27のアイスランドが1位で、2位は25の韓国。日本は18で14位にとどまった。ただ、ブロードバンド携帯端末の普及率では韓国(26)、イタリア(18)に続き、日本(14)が3位。ブロードバンドの料金は100kbpsあたり0.07ドル(約8円)の日本が最も安かった。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2006年12月03日 23:45