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上手な「自分(=こだわり)」の捨て方Vol.2/また旅立つ君へVol.134

■思い込みの「自分」とは本人の「ご都合」に過ぎない

もし貴方がコンクリートのビルのようなものなら、その行動は、すべて決まったパターンを踏むだけになるだろう。。。

私っていい子。私って頑張り屋。私は気まぐれ人間だから。私は強い女のはず。そういうシナリオにそって生きていると、貴方は周囲の人々に、ある決まったパターンを押し付けているのに気付くはずだ。。。

例えば恋愛。同じような相手と付き合っては失恋の繰り返し。あるいはオフィスで。自己主張をはっきりするデキる女で、上司とトラブルの連続。

頼れて護ってくれる男性が好きな「自分」は、甘えて楽をしたがっているだけなのかもしれない。

自分の考えをはっきり(ずけずけ)言う「自分」は、手間のかかる根回し作業を避けたいだけかもしれない。

「自分」はこういう人間だからという思い込みを言い訳にしているだけで。。。


うまくいかないのなら、一度そのシナリオを捨ててみたらどうだろう。

甘えるには頼りなくても、なんでも対等に話し合える同年齢の男性と付き合う。

上司の提案が的を射ていたら、こっちが大変でも「私もそう思います」と言ってみる。

誰かが貴方のために何かをしてくれたなら、その方法や結果が気に入らないものであっても(それは貴方のやり方を相手に押し付けているということ)、「嬉しい。どうもありがとう」と言ってみる。

そのちょっとした変化が、人間関係を驚くほど変えるはずだ。

そして貴方は、「自分」の下から、何かもっと生き生きとしたものが顔をのぞかせているのに気付くだろう。

その時、しっかりとした「自分」と思っていたものが、色褪せたシナリオに変わる。。。

ここから続き

Posted by nob : 2018年02月20日 14:06