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上手な「自分(=こだわり)」の捨て方/また旅立つ君へVol.133
■自分というのはそんなに確固たるものなのだろうか?
「自分」というと、よく添えられる形容詞はなんだろう。
「しっかりした」?「確固たる」?、、、
おまけに「自分」をどうするかといえば、「探す」に、「確立する」に、、、
そんな言葉がすぐに思い浮かぶ。。。
「自分」といえば、まず筋金入りの確固たるもので、人はそれを一生かけて知ろうとする、、、
私たちの頭の中には、そんな図式がしっかりと出来上がってしまっているかのようだ。。。
でもどうだろう。
生理学的に見ると、人の身体の細胞は、どんどん入れ替わっている。
皮膚のような新陳代謝の激しい部分では1ヶ月弱、あの堅固な見本のような骨でさえ、1年もたてば新しい細胞に変わるのだという。
つまり、「自分」を探して何年もうろうろしているうちに、肉体のほうの貴方は、まったくの別物、いや別人になってしまっているわけだ。。。
そんな入れものに、果たして永久不変の「自分」などというものが収まるのだろうか?
答えはNOだ。
本当の貴方=「貴方自身」は、変わることができる。むしろ、変幻自在の可能性こそ、その本質といってもいい。。。
私たちが“変わらない”と見るのは、世の中や周囲と折り合いをつけるためにかぶった仮面のほうだけだ。
その“殻”たる「自分」でうまく生きられなくなったその時にこそ、貴方に変わるチャンスが訪れる。。。
Posted by nob : 2018年02月20日 11:15