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■「控訴して技術を世に問う」・ウィニー開発者、判決を批判
「判決は残念。控訴して技術開発の在り方を世に問う」。著作権法違反ほう助の罪に問われ、13日の京都地裁判決で有罪となったウィニー開発者の金子勇元東大助手(36)は、閉廷後の記者会見で、用意した文面を淡々と読み上げた。
初公判から約2年3カ月。「ウィニーは将来的に有用な技術で、評価していただけると信じている」「技術者が、あいまいなほう助の可能性に委縮して有用な技術開発を止めてしまう」。金子元助手は渋い表情で次々に判決への疑問を投げかけた。
桂充弘弁護団長は「一体どうすればほう助にならないのか全く明らかでない。今後の技術開発に悪影響を与える。控訴して逆転無罪を勝ち取る」と断言。同席した別の弁護士も「海外では無罪。国際的な潮流に反する判決」と批判した。
会見後、NPO法人(特定非営利活動法人)ソフトウェア技術者連盟(大阪市)が支援者集会を開催。金子元助手は約30人を前に「高裁に行くので支援を」と呼び掛けた。〔共同〕
〔日本経済新聞〕
Posted by nob : 2006年12月14日 00:40