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■中国人、「影響力は世界で2番」の自負…日米共同調査

 中国人は自ら「中国はアメリカに次ぎ世界で2番目に強い影響力を持ち、10年後はアメリカに追いつく」と信じている――。

 日本、アメリカ、中国、インドの4か国、計6649人を対象に実施した意識調査で、こんな結果が出た。

 調査は国際経済交流財団が米シカゴ地球問題評議会と共同で行った。それによると、中国人の考える影響力のある国は、アメリカに続き自国が2位、3位ロシア、4位欧州連合(EU)で、日本は8位だという。中国の影響力について、日本人は、アメリカ、EU、ロシア、イギリスに続く5位、アメリカ人は3位、インド人は5位と位置づけていた。ただ、アメリカ人も、中国は10年後にアメリカに次いで2番目に強い影響力を持つようになると予測している。

 国際社会で存在感を増す中国に対して、「影響力の増大を抑えるために積極的に動くべきだ」との意見は、日本人で28%、アメリカ人で29%、インド人で23%といずれも3割以下にとどまった。逆に、日本人の72%、アメリカ人の65%、インド人の40%が「友好的な協力関係の構築を進めるべきだ」と、中国の台頭を好機ととらえる人々が多かった。

 ただ、「中国はパートナーか、ライバルか」という問いには、日本人の86%、アメリカ人の49%が「ライバル」と答えており、協調関係の構築は容易ではなさそうだ。

〔読売新聞〕

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Posted by nob : 2007年01月14日 23:03