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人命第一、、、批判に遭いながらも、、、立派です。。。

■「赤ちゃんポスト」が完成 連休明けにも運用開始

 様々な理由で親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を病院内につくっていた熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)は1日、施設の工事を終えたとして、除幕式を開いた。市保健所による安全性の現場確認を受け、今月中旬にも「こうのとりのゆりかご」の名前で運用を始める方針だ。

 赤ちゃんポストは、病院1階のリネン室を区切って新設した「新生児相談室」内にある。外壁の窓ガラスがあった場所に手前に開く扉(縦55センチ、横60センチ)を設け、その内側に保育器が置かれる。外から新生児が置かれるとブザーが鳴り、24時間態勢で待機する看護師や助産師が駆けつけ、保護する。

 保育器は監視カメラでも常時確認できるようになっている。新生児を置く親の匿名性を確保するため、外側に監視カメラなどは設けないという。

 ただ、病院は利用する前に相談するよう呼びかけており、外壁の扉そばにあるブザーを押せば、24時間3交代制で看護部長らが新生児相談室で相談を受ける。

〔朝日新聞〕


■名前は「こうのとりのゆりかご」 利用前の相談呼びかけ

 様々な事情で親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」が熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)に完成した1日、市保健所は申請通りの施設かどうかを確認し、医療法上の手続きを終えた。病院側は同日、内部の様子とともに、利用された場合の病院側の対応もデモンストレーションとして公開。病院は行政側との連絡体制を最終確認し、10日にも「こうのとりのゆりかご」の名称で運用を始める。

 デモンストレーションでは、母親役の職員が新生児相談室の外壁に設けた扉(縦55センチ、横60センチ)を開け、赤ちゃんの人形を置いた。すると天井の監視カメラが作動し、同時に病棟2階の新生児室でアラーム音が鳴る。室内のモニターで映像を確認した病院職員が約1分後には新生児相談室に駆けつけて保護した。

 新生児を置く親の匿名性を確保するため、外側に監視カメラなどは設けない。

 病院は利用前の相談を呼びかけており、扉近くのインターホンを押せば院内で相談できるほか、行政の相談窓口の連絡先も新たに明記。ポスト内には再考を促す母親あての手紙も置く。

 同病院の蓮田太二理事長は「無事完成し、うれしい」と話す一方で「預けることが解決ではない。相談があれば赤ちゃんの幸せにもつながる」と改めて相談の重要性を訴えた。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2007年05月02日 15:25