« 過ぎたるは及ばざるが如し、、、私の周囲にも。。。 | メイン | 一人あたりに換算して比較しないとね。。。 »

一旦全面撤退を、、、かけ違えたボタンはかけ直そう。。。

■イラク多国籍軍の兵員「半減」、米軍「今や孤独の戦い」
特集イラク情勢

 【ワシントン=貞広貴志】米議会の政府監査院(GAO)は9日、イラクで治安維持などに当たる多国籍軍の動静に関する調査報告を、下院外交委員会に提出した。

 2003年末に、米国を除いて33か国、計2万4000人を数えた多国籍軍は、今月時点で25か国1万2600人となり、兵員数では半減したことが明らかになった。ブッシュ大統領が目標を共有する国々と構築した「有志連合」のほころびが、裏付けられた形だ。

 03年12月以降の半年ごとの集計によると、米国を除く多国籍軍は04年12月に2万5000人でピークを記録した後、着実に減り続けている。最大勢力の英国軍の部隊縮小でさらなる縮小が見込まれるという。

 一方、米軍の規模は、選挙などで臨時増派された時期を除くと、13万人前後でほぼ一定していたが、今年初めからの増派で14万5000人に拡大。総兵力に占める非米軍の比率は、3年半で16%から8%まで低下した。

 報告を受けて、同委のウィリアム・デラハント監視小委員長(民主)は、「米国は今やひとりで戦っている」と述べ、早期撤収を主張した。

〔毎日新聞〕


■「9月からイラク駐留米軍削減は可能」米国防長官が見通し
特集イラク情勢

 【ワシントン=五十嵐文】ゲーツ米国防長官は9日、米上院歳出委員会で証言し、今年9月からイラク駐留米軍の削減を始めることは可能、との見通しを示した。

 米軍は首都バグダッドの治安改善などのため約3万人の兵力増強を進めており、9月に、駐留米軍のペトレイアス司令官が増派を踏まえた現地情勢を長官に報告する。長官は、「(9月時点で)物事が前進し、正しい方向に進んでいるようなら、その時点から兵力の一部削減の検討を開始することができる」と述べた。ただ、その後の記者会見では、削減する場合は「急激なものにはならない」と述べ、民主党などが求める数か月単位での撤収は難しいとの見方を強調した。

 米軍は、増派により16万人程度となる兵力規模を当面維持するため、新たに3万5000人の兵力派遣命令を出した。長官の発言には、こうした派遣命令が駐留の長期化を前提としたものではないことを強調する狙いもある。

〔読売新聞〕


■新たに3万5000人、米軍がイラク派遣を命令
特集イラク情勢

 【ワシントン=五十嵐文】米国防総省は8日、イラクに展開している部隊の交代・補充要員として、新たに10個戦闘旅団、約3万5000人に派遣命令を出した。

 今年8月から12月にかけて順次、派遣される。これにより、イラク駐留米軍の兵力規模は現在の14万6000人から16万人前後になるとみられる。

 ブッシュ政権は首都バグダッドの治安改善のため、全体で3万人規模のイラクへの増派を決め、兵力増強を進めている。今回、派遣命令を出した3万5000人について、国防総省スポークスマンは8日、「現場の司令官に任務遂行のための柔軟性を与えるものであり、増派(期間)の延長といった決断とは関係ない」と強調。増派の規模や、増派を維持する期間については、現地の状況に応じて判断するとの立場を繰り返した。

〔読売新聞〕

ここから続き

Posted by nob : 2007年05月10日 13:52