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今後に期待したいところ、、、たとえ5秒前でも格段の効果が期待できる。。。

■震度6強、16秒前に速報 「周知が不十分」、情報生かせず

 大きな揺れが到着する直前に予想震度を知らせる気象庁の緊急地震速報。16日の新潟県中越沖地震でもシステムは稼働し、震度6強だった長野県飯綱町では揺れが来る16秒前に、速報を出すことに成功した。

 しかし、今春から始まる予定だった、放送などを通じた一般市民への情報提供は「周知が不十分」として10月に延期。今回の地震で速報は、被災者には届けられなかった。

 緊急地震速報は、地震の初期微動をとらえ、大きな揺れが襲う前に予想震度を出す。平成16年2月から試験運用が始まり、昨年8月からは、鉄道など一部事業者に先行提供されている。

 気象庁によると、今回の速報第一報は、地震波の検知から約3.8秒後。震源に近く、震度6強だった新潟県柏崎市や刈羽村では、速報は大きな揺れに間に合わなかったが、同じ6強で震源から離れた長野県飯綱町では16秒、新潟県長岡市では3秒の猶予があった。

 放送などを通じた提供を延期した理由について気象庁は「国民への周知が不十分で、情報を聞いたときに混乱が起きかねない」と説明。速報への理解を進めた上で、運用を始める計画だ。

 しかし東京女子大の広瀬弘忠教授(災害心理学)は「10秒以上あれば、被害の大きな軽減になる。完ぺきな運用はないのだから、まずは始めてみて、国民に慣れてもらい、情報の使い方を浸透させるべきだ」と指摘している。

〔産経新聞〕

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Posted by nob : 2007年07月17日 01:59