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どこまでグローバルかつ具体的な方策を打ち出せるのか???

■温暖化国連会合始まる 首脳70人以上が参加

 約160カ国の代表が地球温暖化問題について話し合う国連のハイレベル会合が24日朝(日本時間同日夜)、国連本部で始まった。70人以上の首脳が参加し、気候変動問題に特化した会合としては過去最大規模。京都議定書に基づいて温室効果ガスを削減する第1約束期間が切れる2013年以降の対策の枠組みづくりに、国際社会が一致して取り組む姿勢を見せられるか注目される。

 会合は、「ポスト京都」の枠組みづくりに向け、強い政治的メッセージを送ることを目的に国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が呼びかけた。12月にインドネシアのバリで開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)で、新たな枠組みについて本格的な交渉を始められるかを占う機会になる。日本からは森喜朗元首相が首相特使として出席。ブッシュ米大統領も夕食会合に出席する。

 潘事務総長は冒頭演説で「排出量を減らしながら経済成長を促進することは可能だ。いま行動しないことは、長期的に見れば最も代償の高い行動だ」と指摘。新枠組みに必要な要素として、(1)先進工業国による排出量削減に向けた指導力の強化(2)「(先進国と途上国との間での)共通だが差異ある責任」という原則に基づく途上国の参加奨励(3)市場の活用による資金調達の新手法――などを挙げ、COP13での交渉入りを訴えた。

 会合の中心は四つのテーマ別討論で、午前と午後の計5時間にわたって各国が5分ずつ発言する。温室効果ガスの削減など温暖化の「緩和」には、メルケル独首相やCOP13が開かれるインドネシアのユドヨノ大統領が出席。被害を軽減するための「適応」では、森元首相や途上国の大排出国である中国、インドが発言する。温暖化対策に必要な「資金調達」にはサルコジ仏大統領が、温暖化対策にまつわる「技術」にはライス米国務長官らが参加する。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2007年09月24日 23:53