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本来のあるべき形。。。

■フランス:事実婚の子、5割超 出生率1.98、EU内で最高

 【パリ福井聡】フランスで2006年に生まれた子供のうち、両親が正式な結婚をしていない婚外子の割合が初めて半数を超えたことが分かった。仏国立統計経済研究所が18日までに発表した。正式な結婚にとらわれないフランス人の考えが反映された形だ。

 同研究所によると、婚外子の割合は65年には5・9%に過ぎなかったが、次第に増え続け、06年には50・5%(05年は48・4%)と正式な結婚による子供の数を上回った。

 フランスでは99年、事実婚や同性愛のカップルに対し、税控除や社会保障などについて、結婚に準じる権利を付与するパクス(連帯市民協約)法が制定され、結婚や家族の考えが変わった。「パクス婚」と呼ばれ、「片方の意思だけで解消できる」点で結婚より緩やかな形。社会学者のイレーヌ・テリー氏は「家族を形作るのは結婚ではなく子供になりつつある」としている。

 一方、フランスの昨年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の数)は1・98で、欧州連合(EU)で最高となった。EU平均は1・52だった。

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2008年01月20日 23:57