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もはや地球規模のゆゆしき問題、、、これはもう犯罪。。。

■森林伐採面積 5カ月で東京都の3倍 アマゾン

 世界最大の熱帯雨林を有するブラジル・アマゾンで森林伐採のペースが加速している。ブラジル環境省はこのほど、昨年8月から12月の5カ月間だけで約7000平方キロの森林が失われたとみられると発表した。東京都の面積の約3倍にあたる。

 ブラジル国立宇宙研究所によると、衛星写真によって同じ時期に約3200平方キロの伐採が確認された。これだけで04年の同期の4倍にあたる。

 この調査では、25ヘクタール以下の伐採は確認できないうえ、熱帯雨林の上空は雲がかかることも多く、実際の5割程度しか発見できないという。このため、同時期に失われた森林面積は7000平方キロに達するとみられる。環境省高官は「極めて憂慮すべき事態だ」としている。

 国際的な穀物価格の上昇により、農園主や牧場主がアマゾン地域での事業拡大をめざした結果とみられている。

 ロイター通信などによると、アマゾンの熱帯雨林は70年代に比べ5分の1ほどが失われている。

 ブラジル政府はアマゾン地域の自然保護に力を入れ、違法伐採を厳しく取り締まっていると説明。ルラ大統領は昨年9月の国連総会の演説で「近年、アマゾンの森林伐採のペースを半減させた」などと環境保護政策の成果を誇っていた。

 これまでの主張が覆された形の政府は、緊急対策として、環境破壊を監視する警官を25%増やすことを決めた。しかし広大な森林面積に比べると増員はわずかで、焼け石に水というのが実態だ。

[朝日新聞]


■インディオ殺害、最多76人 昨年のブラジル

 アマゾンなどの熱帯雨林の違法伐採が進むなか、ブラジルで07年に開発業者などに殺害された先住民(インディオ)の被害者数が76人にのぼり、過去20年で最多となったことが保護団体の調べでわかった。

 統計をまとめたのはカトリック系のインディオ保護団体「先住民主義者伝道師協議会」(CIMI)。48人が殺害された06年より28人も増えた。

 土地を守ろうとし、農園主や木材業者などが雇った警備員に射殺された人が多いという。中西部マトグロッソドスル州だけで48人が殺害された。同州に住むグアラニ族はリーダーが1月と7月に相次ぎ殺害された。いずれも農園主に雇われた者の犯行とみられている。

 インディオの自殺も増加傾向で、国立衛生基金の調べでは、07年に42人が自ら命を絶った。CIMIによると、生活状況が改善されないのを悲観した若者が多いという。

[朝日新聞]

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Posted by nob : 2008年02月10日 11:37