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断ち切れない、いや断ち切らんとする意志の欠落、、、諸悪の連鎖。。。

■海自艦、インド洋給油支援を再開 4カ月ぶり

 海上自衛隊は21日昼(日本時間同日夕)、昨年11月以来中断していたインド洋での多国籍軍への給油支援を、約4カ月ぶりに再開した。昨年9月に発足した福田政権は、給油再開を当面の最重要課題と位置づけ、衆院の3分の2の再議決で補給支援特措法を成立させ、活動再開にこぎつけた。しかし、特措法の期限は1年。「テロとの戦い」が長期化するなか、自衛隊の海外派遣を随時可能にする一般法(恒久法)制定論議が焦点となる。

 甲板上の気温は23度。海は穏やかだが、砂嵐で水平線はかすんで見える。21日正午ごろ、海自の補給艦「おうみ」は、護衛艦「むらさめ」が周辺海域を警戒するなか、パキスタン海軍のフリゲート艦にパイプを接続させ、約1時間半かけて、計160キロリットルを給油した。パキスタン海軍から国際信号旗で「ようこそ」とのメッセージが送られると、海自の隊員が手旗信号で「貴艦はすばらしい」と返した。

 町村官房長官は21日の記者会見で、最近の原油高を踏まえ、シーレーンの安全確保の重要性を強調。「インド洋が平和な海であることは誠に大きなことだ。現下の情勢では、国益に合致する活動が再開されたという思いだ」と意義を強調した。

 ただ、海自のイージス艦と漁船の衝突事故が起きた直後で、自衛隊・防衛省に対する批判や不信が高まる中での活動再開となった。

 インド洋での給油活動は、旧テロ対策特措法に基づき、01年12月に始まった。3度の法改正で活動を継続してきたが、昨年7月の参院選で、活動に反対する民主党など野党が過半数を占めたことから、政府は特措法の単純延長を断念。同年10月に活動を給油・給水に絞った新法案を国会に提出した。「ねじれ国会」の下、政府・与党は異例の越年国会、衆院の「3分の2」の再議決で今年1月に新法を成立させた。

[朝日新聞]


■プルサーマル計画:中電浜岡原発の地元4市、受け入れ同意

 中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の地元4市(御前崎・掛川・菊川・牧之原)で構成する浜岡原発安全等対策協議会は21日、中電が浜岡原発4号機で予定しているプルサーマル計画の受け入れに正式同意した。これを受け、石川嘉延知事も22日に受け入れ同意を表明する見通し。

 計画では10年度以降、4号機(113.7万キロワット)の燃料集合体764体のうち312体を使用済み核燃料からの回収プルトニウムを混ぜたMOX燃料に交換する。

 昨年7月に経済産業省がプルサーマル実施に伴う原子炉設置変更を許可。昨年11月に御前崎市が同意し、今月に入って残る3市も受け入れに同意していた。この日の協議会では、各市長が同意の条件として、国による市民への説明や速やかな高レベル放射性廃棄物の処理方法検討などを要望することを求めた。

 プルサーマル計画の地元同意は九州電力玄海3号機(佐賀県)▽四国電力伊方3号機(愛媛県)▽関西電力高浜3、4号機(福井県、計画再開)に次いで4例目。【稲生陽】

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2008年02月22日 06:41