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世界的にはマイナースポーツだけれど、、、淋しい。。。

■【北京奥運】五輪競技から外れる野球・ソフト 熱戦 復帰争い 

 ■2016年大会照準 

 北京五輪で日本中を沸かせている野球とソフトボール。ともにタイブレークの延長にもつれ込む熱戦を演じ、特に、ソフトボールは上野由岐子投手が20日、2試合計318球の力投で鉄腕ぶりを発揮。大いに注目を集めた。だが、この2競技は4年後のロンドン五輪では実施されない。その次の2016年五輪での復帰はあるのか−。

 復帰には来年10月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で過半数のIOC委員の賛成が必要だ。IOCはゴルフ、空手、7人制ラグビー、スカッシュ、ローラースケートを加えた7競技のうち2つを16年五輪の実施競技に加える方針で、競争は激しい。

 20日のソフトボール3位決定戦。観戦に訪れたジャック・ロゲIOC会長の横には、国際ソフトボール連盟のドン・ポーター会長がぴったり。ポーター会長は「できるだけ多くのIOC委員を招いている。ルールも知らない欧州出身の委員には、まずどんな競技かを知ってもらわなければならない」と力を込める。

 野球は関係者に始球式を依頼、球場に足を運んでもらう作戦だ。ただ自発的に観戦するのは野球が盛んな国の関係者だけ。岡野俊一郎IOC委員は「僕が行った時は、野球もソフトボールもほかの委員は誰もいなかった」。情勢は厳しい。

                   ◇

 ■「20秒ルール」「タイブレーク」 新規則でアピール

 ソフトボールは今五輪で新たに「20秒ルール」を採用した。投手はボールを持ってから20秒以内に投球を開始しなければならない。テレビ放送に配慮した試合迅速化だ。

 野球は延長十一回以降は無死一、二塁で開始するタイブレーク制を五輪直前に急きょ導入した。ハービー・シラー国際野球連盟会長は「タイブレークで決まる試合が既に何度かあったが順調だ」と自賛するが、決定直後に日本が抗議するなど付け焼き刃の印象も。

 7競技は来年6月のIOC理事会で特長をアピールする。「IOCは女性の進出を促しながら、ソフトボールを除外するのはおかしい」との主張には説得力がある。復帰への必死の活動に同情論も多い。2競技を選ぶ際には、全体のバランスも重視される。選考事情に詳しいIOC関係者は「同時復帰の可能性は小さく、野球はかなり苦しいだろう」と指摘した。

 ただし、16年五輪に立候補している4都市のうち東京かシカゴが開催都市に決まれば、両方とも実施されるのでは−との見方もある。(北京 共同)

[Fuji Sankei Business]

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Posted by nob : 2008年08月22日 23:47