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競争から協調へ、、、未だ世界は目覚めず。。。

■米経済0.1%成長に急減速 IMF09年予測、先進国同時不況も

 【ワシントン=米山雄介】国際通貨基金(IMF)は8日、最新の世界経済見通しを発表した。金融危機の影響で2009年の米実質経済成長率は0.1%に急減速すると予測。主要国の成長率が軒並み低下する結果、世界全体でも3.0%成長まで落ち込むと見通した。「多くの先進国の経済は景気後退目前か後退局面に入りつつある」と指摘。先進国が同時不況に陥る可能性に言及した。

 見通しは「世界経済は大恐慌以来、最悪の金融危機に直面し、大幅な下降局面に入っている」と指摘。09年の米成長率見通しは前回7月時点の予測から0.7ポイントの下方修正となった。

 世界経済の成長率見通しも0.9ポイントと大幅な下方修正。米成長率が0.1%まで落ち込めば、マイナス成長を記録した1991年以来、18年ぶりの低成長となる

[日本経済新聞]


■世界競争力報告書:日本、9位に下がる−−ランキング

 ◇スイス研究機関「官僚制と税制、非効率」

 【ジュネーブ澤田克己】スイスの民間研究機関・世界経済フォーラムは8日、08年版の世界競争力報告書を発表した。競争力トップは前年に引き続き米国で、日本は昨年より一つ順位を下げて9位だった。

 日本は、技術革新や企業活動で世界最高水準の競争力を持つとされた。一方で、政府債務の項目が調査対象134カ国・地域の中で下から6番目の129位。「政府予算の無駄遣い」が108位、「財政赤字」が110位、「農業政策のコスト」が130位で、非効率な官僚制と税制が最大の問題だと指摘された。

 調査は今年春に行われたため、最近の金融危機は考慮されていない。ただ、同フォーラムは「ランキングは(各国経済の)構造的な強さに着目したもの」とし、米国は依然強い競争力をもたらす要因を持っているとの認識を示した。

 競争力2位はスイス、3位はデンマークと、いずれも昨年と同じ。アジアでは、シンガポール(5位)が最高で、香港(11位)、韓国(13位)、台湾(17位)が上位20位に入った。中国は昨年より4ランク上がって30位、インドは2ランク下げて50位だった。

 ランキングは、各国の経済データや企業トップへの調査などを基にした110余りの項目を指数化して算出している。

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 ◇各国競争力ランキング

米国      1 (1)

スイス     2 (2)

デンマーク   3 (3)

スウェーデン  4 (4)

シンガポール  5 (7)

フィンランド  6 (6)

ドイツ     7 (5)

オランダ    8(10)

日本      9 (8)

カナダ    10(13)

 (カッコ内は昨年の順位)

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2008年10月09日 22:27