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減産とリストラ以外に策のない経営陣。。。

■日産自動車:営業赤字に転落の見通し…3月期

 日産自動車の09年3月期連結決算の営業損益が、予想の2700億円の黒字から赤字に転落する見通しになった。日産の営業赤字は、仏ルノーと資本提携し、カルロス・ゴーン氏が経営を担った99年以来で初となる。金融危機による世界景気の悪化で、新車販売が落ち込んだうえ、急激な円高で輸出の採算が悪化しているため。

 赤字幅は少なくとも数百億円規模に上る模様。2月前半までに09年3月期決算の予想を下方修正する見通し。

 日産は、昨年10月の中間決算発表で、09年3月期の連結営業利益の予想を当初の5500億円から2700億円に引き下げた。しかし、秋以降、北米などでの新車販売で前年同月比2割以上の大幅な減少が続き、新興国市場も低迷。09年3月期の減産規模は、前期の世界生産台数の約1割に当たる40万台規模に拡大している。外国為替市場の円相場も、想定を上回る1ドル=90円前後で推移し、赤字転落は避けられない見通しとなった。

 自動車業界では既に、トヨタ自動車が09年3月期の連結営業損益見通しを1500億円の赤字に下方修正したほか、日野自動車も連結営業赤字を予想。ホンダも09年3月期の下期(08年10月~09年3月)で営業赤字を予想するなど、総崩れ状態となっている。【宮島寛】

[読売新聞]


■米景気、長期低迷の様相 地区連銀報告、年末商戦が不振

 【ワシントン=米山雄介】米連邦準備理事会(FRB)は14日、地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表した。総括判断で「経済活動はほぼ全域で弱まった」と指摘。景気は一段と悪化したとの認識を示した。例年は小売りを押し上げるクリスマス商戦が不振に終わり、内需の柱である個人消費が全般で低迷。金融危機による信用収縮が家計に波及している構図が鮮明になり、既に1年を超えた米景気後退は長期化の様相を呈してきた。

 報告は27、28日に開かれる今年最初の米連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料となる。前回2008年12月の報告に続き、景気の一段の悪化が確認されたことで、FRBはゼロ金利の長期化や資産担保証券(ABS)の買い取りなど、前回のFOMCで決めた金融緩和策の継続・強化を打ち出す公算が大きくなった。

 今回の報告は全米12地区の連邦準備銀行が1月5日までに集めた域内の経済情報を分析。ビッグスリー(米自動車大手3社)が経営危機に陥り、金融危機の影響が家計に及んだ11、12月の各地の景気動向をまとめた。

[読売新聞]


■米モトローラ、従業員4000人を追加削減

 【ニューヨーク=米州総局】米通信機器大手のモトローラは14日、従業員4000人を追加削減すると発表した。対象は主に携帯電話関連機器事業の従業員。既に昨年10—12月期に3000人の削減を発表しており、今回分とその他のリストラ策も加え、15億ドル(約1350億円)のコスト削減を見込む。

[日本経済新聞]

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Posted by nob : 2009年01月17日 20:34