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ここにも少子化の一因が、、、ここは融通を効かせるべきところ。。。
■東京・世田谷区の住民票訴訟:事実婚夫婦、敗訴確定 出生届不受理の子、住民票認めず
◇最高裁判決
出生届を受理されなかった女児と事実婚の両親が、東京都世田谷区に住民票の作成などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(今井功裁判長)は17日、原告側の訴えを退ける判決を言い渡した。両親側の敗訴が確定した。
小法廷は、出生届が受理されない子について「出生届を出さないことに合理的な理由があったり、子に見過ごせない不利益が生じるなど特段の事情があれば、市区町村長は住民票作成を義務づけられることがある」との初判断を示した。今回のケースは該当しないとされたが、無戸籍の子に一定の配慮を示した形だ。
原告は介護福祉士、菅原和之さん(44)夫妻と次女(4)。夫妻は次女を「嫡出でない子」として届け出ることを拒んだため、区に出生届を不受理とされ、住民票作成も拒まれた。
小法廷は「出生届を提出しないのは親の信条に基づくもので、合理的理由はなく、選挙人名簿に登録されないなどの不利益は現実化していない」と指摘し、区が住民票を作成しないのは違法でないと結論づけた。一方、戸籍の有無にかかわらず、自治体内に出生した子すべての住民票作成が制度の基本、との考えも示し、今回のケースについて「住民票を作成しても法の趣旨には反しない」と述べた。
菅原さんは判決後に記者会見し「思いをくみ取ってもらえず残念。今後も区に住民票作成を求めていく」と話した。【北村和巳】
[毎日新聞]
Posted by nob : 2009年04月20日 22:39