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■MSウィンドウズ7、マック包囲網

 ソフトウエア世界最大手、米マイクロソフト(MS)は22日、パソコン向け新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ7(セブン)」の販売を開始した。3四半期連続で減少しているウィンドウズの販売を盛り返し、PC市場で勢いを増す米アップルの追撃をかわしたいところだ。

 調査会社エンドポイント・テクノロジーズ・アソシエーツのアナリスト、ロジャー・ケイ氏は、家庭用パソコン市場でシェアを拡大してきたアップルに対し、ウィンドウズ7は効果的な突き放しになるとみている。同氏は、アップルの「マックOS X」と勝負できる初めてのOSだと評価した。

 MSは、年間584億ドル(約5兆3523億円)の売上高のうち、約25%をウィンドウズから得ている。市場調査会社IDCのアナリスト、アル・ギレン氏によると、パソコン市場は3四半期連続の縮小から回復しつつあり、ウィンドウズ搭載パソコンへの買い替えを促したいMSの努力に弾みがついているという。同氏は「アップルは目覚ましい成功を遂げているといえるだろうが、シェアのうえでは1〜2%の変化であって、5〜10%ではない。彼らの動きによってレドモンド(MSの本拠地)で非常ベルが鳴るかもしれないが、MSの中核事業を脅かすものではない」と述べた。

 米調査会社ガートナーの予測では、米家庭用パソコン市場での09年のアップルのシェアは、08年の10.3%から8.1%に縮小する。残りはほとんどウィンドウズが占める。世界レベルでは、ウィンドウズの見通しはさらに明るい。マックは新興市場にはそれほど進出していないからだ。ガートナーの予測によると、09年末に世界の家庭用パソコン市場でアップルが獲得するシェアは、4.4%に留まる見込みだ。

 MSとパートナー各社は、マックをにらんだ対策として、ユーザーを取り込むために、ウィンドウズ7搭載マシンに7日間の特別サービスを付加している。たとえば家電小売り最大手のベストバイでは、ヒューレット・パッカード(HP)製のデスクトップ・パソコン、ネットブック、無線ルーター、家庭でのセットアップサービスをセットで販売する。MSウィンドウズ部門のタミ・レラー副社長いわく「全部合わせてマック1台の価格」だ。

 MSのバルマー最高経営責任者(CEO)は先週のスピーチで「世界のパソコンのうち96%がウィンドウズ、4%がマックだ。あちらのコマーシャルのおかげで皆さん、違いがお分かりになったようだ」と話した。「われわれは96%を望んでいるし、彼らもたぶん4%を気に入っているのだろう。彼らのビジネスが悪いとはいえない。実際に彼らはうまくやっているし、それはわれわれも同じだ」と述べた。

 ガートナーのアナリスト、マイケル・シルバー氏によれば、ウィンドウズ7については熱心なマックユーザーからも良い反応が返ってくるという。前OS「ウィンドウズVista(ビスタ)」でブランドイメージを損ねたウィンドウズだが、同氏は「ウィンドウズ7が成功すれば、ちゃかすことは難しくなる。もう笑いものにしてきたビスタのようには行かない」と述べた。

[産経新聞]

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Posted by nob : 2009年10月25日 23:54