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違和感。。。命あるものすべからくいずれ死を迎え、、、形あるものすべからくいずれ滅びるのだから。。。

■折れた大イチョウ、クローン技術で「再生」へ

 鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)は11日、強風で10日未明に根元から折れた県指定天然記念物の大イチョウの「再生」に挑むことを決めた。

 吉田茂穂宮司は11日夕、現地を視察した松沢知事に「どうにか大イチョウを残したい」と決意を語った。

 県もクローン技術を使って、独自に樹齢1000年超とされるご神木の再生に取り組む方針だ。

 鶴岡八幡宮では、東京農業大の浜野周泰(ちかやす)教授(造園樹木学)から「原状回復は不可能」との診断を受け、倒れた木を植え直すことは断念した。代わりに、高さ約30メートルの大イチョウの幹の一部を切り取り、境内の数メートル離れた場所に植えて、根付かせることを目指すという。

 12日以降、浜野教授らの指導を受け、早急に作業を始める。同八幡宮では、すでに大イチョウの枝を切り取って挿し木を試みているほか、倒れた木の根元付近から新芽が生えてくることも期待しているという。

 吉田宮司は「再生できるかどうか分からないが、少しでも可能性があるなら挑戦したい。祈るような気持ち」と話した。

 松沢知事も、県として独自に「再生」に取り組むことを吉田宮司に伝えた。県自然環境保全センター(厚木市)が持つクローン(遺伝子の保存・増殖)技術を活用し、大イチョウの枝などから「クローン苗」を作るという。

 知事は、鎌倉市も含めた3者で、大イチョウの歴史的な意義を後世に残す方策を協議する検討会の設置も提案した。

[読売新聞]


■鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏「再生の可能性は90%」

 強風の影響で倒れた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の県指定天然記念物「大銀杏(おおいちよう)」について、八幡宮の依頼で再生を指導している東京農大の浜野周泰(ちかやす)教授(造園樹木学)は13日、八幡宮で会見し、倒れた幹部分を移植した場合の再生の可能性について「昨日の判断では90%は戻るのではないか」との見通しを示した。

 八幡宮ではこの日午前、倒れた幹を移植して根付かせるため、根元から4メートルの高さで切り離す作業を行った。浜野教授によると、幹の根元にある直径30〜50センチの大きな根4本はすべて折れた状態。しかし、2ミリ〜5センチの細い根が周囲にまんべんなく出ており、養分や水分の吸収が期待できるという。

 浜野教授は「生き物なので絶対ということはない」とした上で、「今後の気象によるが、昨日の判断では90%は戻るのではないか」と述べた。気象条件については「高温、乾燥が続くと確率は落ちる。湿度が高く、曇り空でなるべく風が吹かないこと」とした。

 切り離した上部や枝については、八幡宮は保存や調査など必要な措置を講じるが、信仰の対象のため境内から出さないとしている。

 八幡宮総務部長の国生(こくしょう)護衛(もりえ)禰宜(ねぎ)は「本体が何とかならないかと思い、ご神体ではあるが切断した。残せるかぎりの大きさで、1%でもいいから再生させたい」と話している。

[産経新聞]

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Posted by nob : 2010年03月13日 23:50