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またまた安易な不公平税制。。。

■たばこ値上げ募る不安 葉タバコ農家や販売店 10月1日実施

 たばこ税の増税に伴い、10月1日からたばこが大幅に値上げされる。喫煙者が禁煙に踏み切ったり吸う本数を減らしたりして、たばこ消費量が大きく減少するのは確実。販売店や葉タバコ生産農家などにも大きな影響が出るとみられる。

 値上げ幅は、1本当たり3・5円の増税に加え、日本たばこ産業(JT)がコスト上昇分を上乗せする。マイルドセブン(現在300円)は410円に、セブンスター(300円)は440円となり「過去に例のない大幅なもの」(JT)という。JTは10月以降の1年間で販売数量が25%減少すると見込む。

 県内のたばこ販売店は、コンビニなどを含め約3千店。店頭では、値上げを知らせるポスターや、9月中の予約を受け付けるチラシが置かれている。県たばこ販売組合連合会の樋口雅弘事務局長は「9月末まで駆け込みで買う人は多いだろうが、10月以降は売り上げが激減する」とみる。

 県内では五島地区や島原地区などで葉タバコが生産され、昨年の収穫量は好天の影響で2240トン(前年比9・9%増)となり、全国8位。ただ農家戸数は460戸で、年々減少している。五島市の葉タバコ農家、平道比利さん(66)は「農家の高齢化が進んでおり、国民のたばこ離れが進めば、生産者はさらに減る」と懸念する。

 県内の08年度のたばこ税収入は、県が27億2370万円、市町が74億8158万円で、計約102億円。それぞれ県税の2・3%、市町村税の5・2%を占めた。10月以降、自治体に入るたばこ千本当たりの税収は40%増加する。しかし消費の落ち込みが増税分を上回る可能性もあり「税収の予測はつかない」(県税務課)。

 一方で、値上げを機に禁煙する人は多いとみられる。禁煙問題に詳しい県医師会の中川元治常任理事は「これまで吸い続けた人も、たばこをやめれば健康面の効果はすぐ出てくる。遅すぎることはない」と禁煙を呼び掛けている。

[西日本新聞]

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Posted by nob : 2010年09月12日 01:52