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まさに「トイレのないマンション」状態。。。
■米 使用済み核燃料処分で提言
アメリカの原子力発電所から出る使用済み核燃料の管理方法を検討するため、オバマ政権が設置した有識者会議による中間報告書がまとまり、最大100年程度、燃料を保管できる中間貯蔵施設や最終処分場の建設を進めるよう提言しています。
ブルーリボン委員会と呼ばれる有識者会議がまとめた報告書によりますと、福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、アメリカでも使用済み核燃料の問題に、国民の関心が高まっているにもかかわらず、政府の政策は行き詰まっており、「新しい戦略が必要だ」と指摘しています。そのうえで、最大で100年程度、使用済み核燃料を保管できる中間貯蔵施設の建設を進め、その建設地探しを担う専門機関を設置すること、それと同時に、燃料を地下の地層に埋める最終処分場を建設することも必要だとして、検討を進めるよう提言しています。報告書は、「次の世代に負担をかけないためにも、危険な核物質を安全に管理する方法を見つけることがわれわれの義務だ」としています。オバマ政権は、前のブッシュ政権が進めていた、西部ネバダ州における使用済み核燃料の最終処分場の建設を白紙に戻した経緯があるだけに、この提言を受けて、政府が、今後どう判断するかが注目されます。
[NHK NEWS]
Posted by nob : 2011年07月30日 17:50