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■金総書記死亡:北朝鮮住民の反応は?
脱北者、北の住民が伝える北朝鮮の表情

 「この悲しみをどんな言葉で表現できるでしょうか。これ以上言葉になりません」

 19日、中国中央放送(CCTV)が報じた映像に登場した軍服姿の男性は、ハンカチで涙をぬぐいこのように話した。金正日(キム・ジョンイル)総書記死去の知らせを発表後、CCTVは平壌市内の様子をいち早く公開し、閑散とした通りを歩きながら流れる涙をぬぐう市民たちの姿を集中的に報じた。APテレビは、故・金日成(キム・イルソン)主席の銅像の前に数千人の住民が集まっておえつし、一部の人は地面に伏せて泣き叫んでいる場面、金日成・正日父子の肖像画の前で平壌市民が追悼の行列を作り献花する姿を伝えた。

 対北朝鮮専門メディアのデイリーNKは19日、咸鏡北道茂山の消息筋の話を引用し「死亡報道直後にサイレンが数回鳴り響き、軍人たちが道路に出て住民を全て強制的に帰宅させた。現在、市内では4メートル間隔で武装軍人が警備に当たっている」と報じた。

 平壌市内では、生活必需品の市場の営業時間が1日2時間に制限され、あらゆる橋の両側では武装軍人が警備をしている、と電話で接触した平壌市民たちが話した。市内では特権車両以外は通行が禁止され、通行人に対する検問が行われており、通信障害が深刻な状態だ、と市民たちは話した。平壌―定州、平壌―新義州間の道路でも特権車両以外の通行が制限されており、軍人が主要な地点に配置され保安検査を行っている。

 一方、北朝鮮の専門家は、北朝鮮の雰囲気について、17年前に金日成主席が死去した際の追悼の熱気とは違うと話した。「開かれた北韓」放送のハ・テギョン代表は、両江道の消息筋の言葉を引用し「住民たちは来るべきものが来たというように淡々としており、落ち着いて金正日総書記死去のニュースを受け止めている。それなりに余裕も見える」と話した。北朝鮮の事情に詳しいある脱北者も「金日成主席が死去したときは本当に悲しくて泣いている北朝鮮住民が多かったが、金正日総書記の死については、外では泣いているふりをしていても、一人でいるときは泣いていないだろう」と話した。特に2009年末に北朝鮮当局が貨幣改革に失敗し、経済困難が深刻化してからは、北朝鮮住民たち間での金正日総書記に対する不信がぬぐい去れないほどだったと話した。

 NK知識人連帯のキム・フングァン代表は「北朝鮮の住民と電話で話したが、驚きながらも内心喜んでいた。何か変化が起こるだろうという希望が感じられた」と話した。キム代表は、北朝鮮内部の消息筋の話から「北朝鮮の軍部隊に非常警戒令が下され、外出や外泊が全面禁止となり、戦闘態勢を整えるよう命じられたが、韓国に侵攻するような兆候は見られない」と話した。

 中国の品物を輸入している個人輸入業者は、中国に注文した品物を取り消してほしいという電話をしているという。当分は市場が閉鎖されるなど、通常の活動ができないと考えたためだ。中国・延辺の消息筋は「現地の商売人たちは、金正日総書記の死よりも商売に影響が出ることの方を気にしている。市場や税関が閉鎖され、北朝鮮の通貨価値が低下して物価が上昇することをより懸念している」と話した。

金承範(キム・スンボム)記者

[朝鮮日報]

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Posted by nob : 2011年12月24日 08:31