« 私を知らない私、、、であり続けたい。。。 | メイン | 確かに頻繁に出没します。。。 »
心和ませるほんの一言。。。
■思わず笑ってしまった電車のアナウンス、車掌さんの粋な一言とは
ラッシュ時の電車内に「この先も気をつけていってらっしゃいませ」や「お帰りなさい」といったアナウンスが流れて心が和んだという経験はありませんか。また緊急事態の際、車掌さんの機転でいつものアナウンスが印象的なフレーズに変わって車内がざわめいた… そんな車内アナウンスの珍エピソードを集めてみました。
●ほっと和む、車掌さんの機転
教えて!goo「電車など車内での珍アナウンス」は、「ただ今進行方向左側に虹が出ております」という車内アナウンスに感動したというbaisyooooさんからの投稿。これに続き、回答者からは次のようなエピソードが寄せられています。
・「『次は、御茶ノ水、御茶ノ水です。ただいま左側には桜が満開となっております。どうぞお楽しみ下さい』ちょうどあたたかい春のお昼ごろ、休日出勤の身の上でしたが少し和みました」(sulpherさん)
車掌さんの気の利いた一言のおかげで窓の外の風景がいつもとは違って見え、通勤も楽しく感じられそうです。
・「真偽はわかりませんが、車掌さんはホームで子どもが手を振っていた場合には、サービスの一環として応えるようにと言われているとか… この私鉄の車掌さんは、八割方それをしてくださいますね」(comon-sukiさん)
駅のホームでは、車掌さんが子どもたちに手を振る姿がたびたび見られますが、動画投稿サイトYouTubeで「車掌 手を振る」とキーワードを入れて検索すると、約125件もの動画がヒット。車掌さんのサービス精神を垣間見ることができます。
●思わず笑ってしまったアナウンス
一方、アナウンス中のハプニングやユニークな言い回しに関する情報も多数寄せられていました。
・「『次は〜 ○○〜、次は〜 ○○〜』って流れたんですけど、本当の次駅は××でした。○○は、××の次だったんです。で、××を発車した後に『次も〜 ○○〜、次も〜 ○○〜』って言ってました。不覚にも吹き出しました」(beetnikさん)
・「地下鉄でのことです『間もなくドアが閉まりま〜す。はい、閉まりま〜す』と、普段ならここでドアが閉まるのですがこの日は多少違いました。『ドアが閉まっちゃいま〜す』駆け込み乗車ですかね」(ipsum11さん)
・「京王線千歳烏山駅で。『まもなく各駅停車新宿行きが参ります。なおこの電車、新型車両9000系での運転です。どうぞご堪能ください』。いや『新車もよろしくお願いします』系ならわかりますが、『ご堪能』って何を堪能すればいいのでしょうか(笑)」(sulpherさん)
車掌さんでもうっかり駅名を間違えてしまうことはあるようですが、その後のフォローには人柄があらわれるのかもしれません。また、丁寧な言葉を選ぼうとするあまり、おかしな言い回しになってしまったり、電車愛に溢れるコメントが混じったり… 普段はあまり聞くことのないそうしたフレーズを耳にすると、ちょっと得した気分が味わえそうです。
●台風の日、交通機関のアナウンスは…
首都圏を直撃した、2011年9月の台風15号。交通機関が麻痺し、多くの帰宅難民が主要駅で足止めとなりましたが、そうした異常事態での車内・駅構内アナウンスにも注目が集まりました。TwitterのTweetをまとめるサービス、Togetterの「車掌・駅員さんのアナウンスまとめ(おもに9/21 の非常時)」には、こんな珍アナウンスがまとめられています。
・「早くおうちに帰りたい気持ちはわかりまーす、私も帰りたいでーす、でも押し合わないでくださーい、電車は逃げませーん」(東急東横線)
・「この電車はまだ行き先が決まっていません」(京成線)
・「行けるところまで、行きます!」(中央線)
・「えー宇都宮線上野行き、只今147分遅れで発車となりました」(宇都宮線)
・「皆さん申し訳ございません。私運転士はこの仕事を選んだプライドがございます。みなさまを無事送り届けるまで頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」(小田急線)
世界で最も時間に正確といわれる日本の鉄道ですが、こうした事態にも誠実に対応をする駅員さんの姿勢に「感動した」、「泣けた」、「ちょっと場が和んだ」といった声が寄せられています。
●ある人の車掌時代の名文句
発言小町のトピック「車掌さん あれこれ」には、こんなエピソードが寄せられています。
げげっせんさんが紹介するのは、若い頃に夜行列車の車掌を務めていた、ある人物のエピソード。その車掌さんは「寒冷前線が通過し、きれいな星空になりました」というフレーズでアナウンスを始めたそうですが、この一言を「詩的であると同時に、この先もう天候の崩れは予想されず、定刻で到着できるであろうという情報も含んだ名文句」と絶賛し「あの『天気晴朗ナレドモ、波高シ』に匹敵する、名文と思います」とコメントしています。実はこの人物こそ、後のJR東海の初代社長、須田寛さんなのだとか。さりげない気遣いのできるその人柄こそが、リーダーの資質といえるのかもしれません。
毎日利用する交通機関ですが、車掌さんの気の利いたアナウンスで、ますます愛着がわきそうです。さて、皆さんがほっと和んだ車内アナウンスは、どんな一言でしたか?(熊)
通勤時間はサービス残業と同じ?
[ニコニコニュース]
Posted by nob : 2012年03月05日 13:10