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JALの稲盛氏に続き、、、近藤氏に期待。。。
■【新聞ウォッチ】東電再建にトヨタから助っ人、近藤詔冶・日野自動車元社長に白羽の矢
経営再建中の東京電力が「トヨタ流」のコスト削減手法を導入するという。11月に発足する外部専門家による「調達委員会」に、トヨタ自動車の元常務で、日野自動車の社長、会長を務めた近藤詔治・現相談役を招くと、きょうの読売が1面準トップで報じている。
発電所のタービンや変圧器など10億円以上の調達案件を個別に審査し、コスト意識の徹底を図り、毎年1000億円以上のコスト削減の上積みを目指すという。近藤氏は1965年、東大法学部を卒業後、トヨタ自動車に入社。トヨタ時代には第一購買部長を務めるなど,部品の調達部門の経験が長く、「現地現物主義」をモットーとしている。
東電は今後10年間で3兆3650億円規模のコスト削減を目標に掲げているが、ぬるま湯体質を改めるには、外部経験者による厳しいチェックが不可欠。東電の再建には、一時トヨタ元社長の奥田碩氏に白羽の矢が向けられたこともあった。
東電では2012年3月期の最終損益が7816億円の赤字を計上。福島第1原子力発電所の事故処理に関する費用や原子力損害賠償費などで特別損失は2兆8678億円に拡大した。原発の再稼働も見通せずに将来的な展望が見えにくいことから、有能な若手社員が相次いで退社しているという。この先、人材難に陥る可能性も指摘されるなど、新たな課題も浮上している。
《福田俊之》
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Posted by nob : 2012年10月29日 20:20