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ここが正念場、、、圧倒的な民意を背負って踏ん張って。。。

■未来:嘉田氏が原発再稼働容認「政府の判断あれば」

 「(原発は)トイレのないマンションと言われるが、廃棄物をこれ以上増やさない方針を『卒原発プログラム』として具体的に出す」(11月30日、日本記者クラブの党首討論会で)

 「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要という判断をした場合、再稼働を認める」(12月1日、読売テレビ番組で)

[毎日新聞]


■未来:嘉田氏が原発再稼働容認「政府の判断あれば」

 「卒原発」を唱える日本未来の党の嘉田(かだ)由紀子代表は1日午前、原発について「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要だという判断をした場合、再稼働を認める」と述べ、条件が整えば再稼働を容認する考えを明らかにした。未来が掲げる「10年後の卒原発」については「目標」との認識を示した。嘉田氏は11月27日の結党会見で、原発再稼働の是非に言及していなかった。

 1日午前、読売テレビの番組に出演し、考えを述べた。未来が唱える卒原発は原発依存から段階的に卒業するとの意味だが、嘉田氏の発言は、未来の「脱原発イメージ」が後退した印象を与える可能性がある。

 嘉田氏は、卒原発の時期を「10年後」とした根拠について「できるだけ早く(原発ゼロに)したいが、電力システム改革などが必要だ。そこを考えて現実的に10年という目標を立てた」と説明。10年後の卒原発を「目標」と位置づけ、原発に代わる新たなエネルギーのめどが立たない場合、廃炉時期がずれ込む可能性を認めた。これに関連し大阪市内で記者団に「政治は意志を示すことが必要だが、電気料金や安定供給の問題もある」とも語った。

 未来の政策要綱は、原発ゼロを実現する道筋について「世界最高の安全基準、新増設の禁止など『卒原発プログラム』を定める」と具体策の明示を見送っている。

 嘉田氏は政府が今年6月に踏み切った関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐって、当時、滋賀県知事として政府に慎重な判断を要求。政府判断は暫定的なものだと指摘し、再稼働を「夏限定」にするよう訴えていた。【横田愛、杉本修作】

 ◇嘉田氏の原発をめぐる最近の発言

 「再稼働させないと突っ張って結果的に計画停電になったら責任は持ちきれないと判断した。代わりのエネルギーを供給できるわけもなく、大変無力感を感じながらも、あの判断しかなかった」(10月16日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を今夏、認めたことについて記者会見で)

 「(福島第1原発事故に)重い責任を感じることなく、経済性だけで原子力政策を推進することは国家としての品格を失い、倫理上も許されない」(11月27日、日本未来の党の結党記者会見で)

 「できるだけ速やかに(原発を)ゼロにする。見通しとしては10年後、2022年を考えている」(11月28日、TBS番組で)

[毎日新聞]


■嘉田代表:原発再稼働「今のなかでありえない」

 日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は1日午後、東京都内で記者団に対し、原発再稼働について「今のなかでありえない」と述べた。

 同日午前の読売テレビの番組で「政府が必要だという判断をした場合再稼働を認める」と発言したことについては「誤解を与えたならおわびしたい。個別の容認ではなく手続きがそうなると説明したということだ」と釈明した。

[毎日新聞]


■未来:嘉田代表、再稼働容認発言 すぐ否定

 日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は1日午後、東京都内で記者団に対し、原子力規制委員会による安全性の担保などを条件に「再稼働を認める」とした1日午前の自らの発言について、「どういう手続きが必要かを言った。個別の容認ではない。誤解を与えたならばおわびする」と述べ、修正した。原発政策を巡っては日本維新の会も「30年代ゼロ」を巡って迷走しており、第三極での混乱が続いている。

 嘉田氏は新幹線で上京後、東京・麹町のスタジオに急きょ報道陣を集めて釈明。再稼働について「正式な安全基準がない中ではありえない。針に糸を通すくらい難しい条件がある」と容認しない姿勢を示した。関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働についても「今のままでは大変危険。選挙で信頼を得たら止める方向で動きたい」と踏み込んだ。

 再稼働を容認したとなれば、民主、自民両党や維新との違いもみえにくくなる。未来にとっては「原発ゼロ」の嘉田氏の鮮明な主張が一枚看板なだけに、急きょ否定せざるを得なかった。未来の森ゆうこ副代表は1日、新潟市の記者会見で「誤解を招く可能性はあったのかもしれない。再稼働なしということはぜひ理解いただきたい」と強調した。

 嘉田氏は1日夕、国民の生活が第一の小沢一郎代表とネット中継番組に出演。「(脱原発政策を)小沢氏からバトンタッチさせてもらいたい」と述べた。

 他党からは批判が出ている。野田佳彦首相は1日、札幌市で行った街頭演説で嘉田氏について「今日午前中、原発の再稼働を一部認める発言をしたが、午後には修正した。よく分からない」と批判した。

 首相は維新の石原慎太郎代表が30年代に原発はフェードアウトするとの公約を見直すと発言したことについても「維新の幹事長は『見直さない』と言った。訳が分からない」と指摘。さらに「毎日言っていることが違う。小異を捨てて大同につくと言うが、エネルギー政策は小異ではない」と述べた。【横田愛、飼手勇介、宮地佳那子】

[毎日新聞]

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Posted by nob : 2012年12月01日 23:40