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事の真偽はさておき、一連の経緯で明らかになった理研の組織としての体、煽るマスコミ、そして踊る私たち一人一人の在り様に深く失望、、、小保方氏と当該研究者達の今後に期待。。。

■小保方さんVS理研!調査結果めぐり泥沼「内紛」に発展 

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らが発表したSTAP細胞の論文問題で、理研の調査委員会が1日、都内で記者会見を開き、小保方氏に画像の捏造(ねつぞう)や改ざんといった2項目の研究不正があったとする最終報告を公表した。この調査結果に小保方氏は「驚きと憤りの気持ちでいっぱい。とても承服できない」と反論。理研に不服を申し立てる意向を明らかにし、記者会見も検討するなど両者の対立は鮮明となった。

 理研の調査委員会が改ざん、捏造と明確に認定したことを受け、小保方氏は書面でコメントを公表し猛反発した。

 「驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。“悪意のない間違い”であるにもかかわらず、改ざん、捏造と決めつけられたことは、とても承服できません。STAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません」とした。

 理研側の記者会見には小保方氏本人は出席せず。公表された書面はA4用紙にワープロ打ちされ、約690文字に過失と認められなかった無念さがにじみ出ていた。

 調査委は、小保方氏が博士論文から流用したとみられる画像は「データの信頼性を根本から壊す」としてデータ捏造と認定。小保方氏が切り貼りした画像は改ざんに当たるとし、いずれも研究不正と判断した。理研は論文の取り下げを著者に勧告する。

 この2件について小保方氏は「改ざんするメリットは何もない。見やすい写真を示したいという考えから掲載した」「単純なミスであり、不正の目的も悪意もありませんでした。真正な画像データは存在している」とし、近く理研に不服を申し立てる意向を示した。

 調査報告書は3月31日、神戸市にある理研神戸研究所内で川合真紀理事が直接手渡した。その際の小保方氏の様子については「だいぶ当惑していた。心身共に疲れ切っている」と説明。出勤していないが、調査委の調査には応じているという。関係者処分について理研は「懲戒委員会を経た上で厳正に行う」と述べた。

 小保方氏の代理人弁護士である三木秀夫弁護士がこの日、取材に応じ、報告書を受け取った小保方氏は「やつれた顔がみるみる青白くなって驚いた様子だった」と話した。予想外の調査結果にぼうぜんとなり、説明が終わると「承服できない」と拒み、その場で不服申し立てをする方針を伝えたという。

 小保方氏は精神的に不安定な状態が続き、神戸市内で関係者に付き添われて生活。三木氏ら大阪弁護士会の4人が代理人を務め、打ち合わせをしたり、電話でやりとりしたり、頻繁に連絡を取っているという。

 小保方氏は理研の規定に従い、期限の9日までに不服を申し立てる方針。ただ、混乱を収束させるには、論文著者らの直接の説明が不可欠。川合氏も会見で「ゆっくり本人と相談していずれそのような機会もできれば。理研も協力する」。三木氏は「本人は対外的発言を禁じられており反論の機会がない。苦しい気持ちが続いている」と思いやる。記者会見も検討しているが「的確に答えられるだろうか」と不安をのぞかせた。


■小保方さん反論全文「驚きと憤りの気持ちでいっぱい」

STAP論文調査最終報告
STAP論文、不正認定へ

 調査委員会の調査報告書(3月31日付)を受け取りました。驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。特に、研究不正と認定された2点については、理化学研究所の規程で「研究不正」の対象外となる「悪意のない間違い」であるにもかかわらず、改ざん、捏造と決めつけられたことは、とても承服できません。近日中に、理化学研究所に不服申し立てをします。

 このままでは、あたかもSTAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません。

 レーン3※の挿入について。

 Figure 1i※から得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません。そもそも、改ざんをするメリットは何もなく、改ざんの意図を持って、Figure 1iを作成する必要は全くありませんでした。見やすい写真を示したいという考えからFigure 1iを掲載したにすぎません。

 画像取り違えについて。

 私は、論文1に掲載した画像が、酸処理による実験で得られた真正な画像であると認識して掲載したもので、単純なミスであり、不正の目的も悪意もありませんでした。

 真正な画像データが存在していることは中間報告書でも認められています。したがって、画像データを捏造する必要はありません。

 そもそも、この画像取り違えについては、外部から一切指摘のない時点で、私が自ら点検する中でミスを発見し、ネイチャーと調査委員会に報告したものです。

 なお、上記2点を含め、論文中の不適切な記載と画像については、すでにすべて訂正を行い、平成26年(2014年)3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています。

 ※注釈 「Figure 1i」はラインが5つ並ぶ画像のことで、レーン3は左から3番目のラインを指す


[いずれもSponichi Annex]

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Posted by nob : 2014年04月02日 07:34