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そもそも他人と競い合う必要などありはしない。。。。

■あくまで現時点での差

杉本 智則

実力の差を見せつけられたとき、「元が違うから」という言い訳をよく聞きます。生まれつきの家庭の貧富の差、習い事をしてきた差、スタートラインが違うから今の差がある、というのは仕方のないことです。

しかし、これはあくまでも現時点での差。これからひっくり返せばいいじゃないですか。「元が違うから」将来にわたっても勝てない、と思うのは単に自分が努力を放棄する言い訳にすぎないと思います。

「お前の家庭は生まれつき裕福だからそんな余裕があるんだよ。」というなら、もっと努力して裕福になって余裕を生み出せばよい。「あいつの親は元プロ野球選手で子どもの頃から英才教育を受けてきたから、とても勝てない」というなら、その選手以上の努力をしてプロで追いつけばいい。

自分が生まれてきた歴史、自分が今まで生きてきた歴史がある以上、スタートラインが違うのは仕方がなく、現時点で大きな差があっても仕方のないことです。問題は、その差を前にして、「覆してやる」と発奮するか、諦める言い訳にするかで、将来その差が埋まるか埋まらないか大きく分かれてきます。

差を正確に測り、差を埋める活動スケジュールを立て、ささやかでも継続的な努力をすること。人生という長い時間の中であらゆる競争は根比べなのだと思います。

全てに全力を尽くし続けることは困難ですが、これぞと思った道では絶望的な差を見せつけられた場合でも、落ち着いて長期的にその差を埋める努力を続けることが大事だと、やりたいことをやらない言い訳をしている人にははっきり言ってあげたいと思います。

[newsdig]

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Posted by nob : 2014年04月30日 16:43