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なおざりな私、、、明日から留意したいと思います。。。
■男の紫外線対策
野々下一美
メンズコスメアドバイザー
紫外線対策の必要性
初夏の装いを意識するようになると、注意しなければならないのが「紫外線対策」。「真夏じゃないのにもう紫外線対策するの?」と言う声が聞こえてきそうですが、紫外線対策は真夏では遅いのです
一年を通して、もっとも紫外線の強い時期は5月~8月と言われています。特に6月以降8月までの午前10時から午後2時くらいの紫外線は、1月の5倍以上に達すると言われています。曇り空でも、晴れているときの50~80%の紫外線は発生していると言われているので、この時期は要注意です。
そもそも、紫外線対策は何のためにするの?ということで言えば、単に色が黒くなってその結果シミになってしまうから…。そう単純なことでもないのです。誰でも望むことですが、「いつまでも若々しくいたい」という思いとは裏腹に、シミがあるだけで、ない人と比べ5~6歳ほど老けて見えると言われています。
若いうちから紫外線対策をしている方は、いつまでも若々しく美しい肌を保つことができます。特に男性は紫外線対策を意識していない方が多くいらっしゃいますので、今年からは早速始めていただきたいと思います。
紫外線の恐怖
紫外線のメカニズムを説明すると、たった2分間太陽を浴びているだけで紫外線は確実に真皮にまで到達し、瑞々しい肌の要素であるコラーゲンを破壊し、肌のハリや弾力を奪い取ってしまうと言われています。
かたやシミの元になるメラニン色素は、肌の真皮下において紫外線を異物として認識して、紫外線が侵入してこないように防御の意味で発生します。
メラ二ン色素は、新陳代謝が活発な若いときははがれ落ちていきますが、加齢と共に新陳代謝が鈍くなるといつまでも表皮にとどまり、頑固なシミとして皮膚に沈着してしまいます。日に焼けたブロンズ色の肌がカッコイイと思う時は人生のうちでもわずかな時間です。
熟年になってからシミ・シワ・たるみだらけで実年齢より歳老いたボロボロの肌で暮らさなければならなくなります。そして、何より恐ろしいのは皮膚がんの原因にもなってしまうことが分かっています。
紫外線対策
まずは、外出時には必ず日焼け止めクリームを塗りましょう。その際には、サングラスや帽子も忘れずに。
うっかり日に焼けてしまったら、早めにケアを開始してください。紫外線は、コラーゲンを破壊するだけでなく必要以上に肌の水分を奪い取ります。肌の乾燥は、角質がめくれあがって細胞間の脂質を不足させ、カサカサの状態を作ってしまいます。
丁寧な洗顔の後、たっぷりと化粧水をつけてください。一度にたくさんの量を付けずに、何回かに分けて付けると良いでしょう。最後にきちんと乳液かクリームで水分蒸発を防ぐためにバリアを作ってください。
また肌の新陳代謝を活発にして、できてしまったシミをなるべく早めになくすようにパックやマッサージするのもオススメです。
加齢による老化は避けて通ることはできませんが、紫外線による光老化はある程度対策が可能です。せめて、光老化による対策は気づいた時点で始めましょう。
[スキンケア大学・美ログ]
Posted by nob : 2014年05月12日 21:59