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暫し休酒してみれば実感できます。。。

■薄毛・肌荒れ・口臭…アルコールによる10のデメリットって?

「酒は百薬の長」という言葉もありますが、適度なお酒ならリラックスや人とのコミュニケーションというメリットがあるかもしれません。でも、行きすぎてしまうとデメリットが大きくなってしまいます。お酒を飲みすぎることによる10のデメリットを紹介します。

【1】薄毛、肌荒れになりやすい

アルコールを体内で処理するには、ビタミンB群を中心に多くのビタミンを消費します。ビタミンが消費され不足してしまうと、健康な肌や毛髪を作ることができなくなってきます。

【2】疲れやすくなる

アルコールの処理で消費されるビタミンB群は、エネルギーを作るのに欠かせない栄養素です。また、神経が正常な状態を保つのにも重要な働きをしています。アルコールを飲むことでビタミンB群が不足すると、体が重く感じたり、心身ともに疲れを感じやすくなります。

【3】口が臭くなりやすい

アルコールの持つ利尿作用で体の水分が失われると、唾液の量が減り、口臭の原因になることもあります。もちろん、しっかり水分補給(アルコール以外の利尿作用がない飲料)することや、唾液が出やすくなるガムをかむことで予防できます。

【4】取り返しのつかない失敗をする……かもしれない

お酒を飲むことで気が大きくなる人や、記憶を無くしてしまう人は、大きく後悔するようなことをしてしまうかもしれません。

【5】生活習慣病になりやすい

脂肪肝や高コレステロール血症、高血圧などの生活習慣病の原因になります。また、アルコールの刺激は、食道や胃などの消化器官を荒らします。頻繁に荒らしてしまうと消化器系のガンなどがおこりやすくなります。また、糖尿病や痛風なども起こりやすくなります。

【6】脳の病気になりやすい

少量のお酒は脳をリラックスさせてくれますが、量が増えるとダメージの方が大きくなってしまい、脳の委縮が起こります。アルコールによる脳の委縮は、認知症との関係が報告されています。

【7】妊娠、赤ちゃんの健康に影響する

妊婦の飲酒は、胎児性アルコール症候群(アルコールの影響で胎児に脳の発達障害等が起こる疾患)や発育障害を引き起こします。授乳中も、血中アルコールは母乳に出てしまいます。また女性だけでなく、男性のEDの原因になったりもします。

【8】睡眠の質が低下する

お酒を飲むとよく眠れるような気がするかもしれませんが、それは眠りの入り口だけ。睡眠の質という面では、アルコールによって眠りが浅くなることがわかっています。

【9】翌日の効率が下がる

お酒が残っている感覚はなくても、睡眠の質が落ちたり体が軽い脱水状態になることで、普段より思考力や集中力が低下してしまいます。

【10】中毒性と依存性がある

一時的に体の処理能力以上のアルコールを摂ることで起こるのが急性アルコール中毒です。アルコール処理能力には遺伝的な差もあるので、深酒をする前に自分のタイプを調べておくことも大切です。

依存によって飲酒のコントロールができなくなった状態がアルコール依存症です。飲酒量が増えれば依存症になるリスクも増えます。また、同じ量の飲酒の場合、女性の方がアルコールの処理能力が低く、依存症になりやすいこともわかっています。

「お酒は飲んでも飲まれるな」と言われるように、お酒とは「お金と時間と健康を失わない程度のお付き合い」にしたいですね。

(文/健康食品アナリスト 小浦ゆきえ)

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Posted by nob : 2015年05月11日 20:31