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クリエイティブとは、その時々の過渡的状況を指すのではなく、自らの心の声に従い、思い迷い悩みながらも歩み続ける人達の在り様を表す言葉。。。
■表現者となることを阻む6つの障害と克服法
Pick The Brain:きっと皆さんにも、語りたい物語や湧き起こる感情、人の心を魅了するような想像力など、何かしら表現したいことがあるかと思います。しかし、アーティストとしての成功の前に立ちはだかる障害も数多くあります。自身が探求したいことについて語るのは簡単ですが、いざ実行に移すとなると、それらの障害が行く手をはばむのです。
とはいえ、その状況に甘んじ続ける必要はありません。この記事では、創作への情熱を阻害する障害となりがちな事柄トップ6と、それらを克服する方法をご紹介します。
障害1.時間が足りない
誰にでも1日は24時間しかありません。ですから、人生で追求したいことができるかどうかは、十分な時間が取れるかの問題ではなく、限られた時間の中で大切なことに集中できるかによって決まるのです。
そこで、80/20ルールに沿って考えてみましょう。馴染みがない人のために説明すると、80/20ルールとは、世の中や人生におけるほとんどのことは、以下の例のように不均等に配分されているという法則です。
顧客の20%が利益の80%を生む社員の20%が仕事の80%をする人口の20%が富の80%を所有している
これが自分の人生にどのように適用されるかを考えてみましょう。自分の目標に近づくためにどんなことができるでしょうか? また、今はどんな作業が時間のムダになっているでしょうか?
日常生活の中で些事にどっぷりと浸かってしまうのは簡単です。しかし、目標に向かって進歩するには「大きな成功」に人生の焦点を当てる必要があります。極論するならば、他のことは全部後回しでいいのです。
どうやって優先順位をつけたらいいか迷っているなら、「これをするのが明日だと後悔するかな?」と自分に問いかけてください。もし、その答えがYESなら、それを最優先事項にしましょう。
障害2.お金が足りない
お金の管理については山のようにアドバイスがありますが、特に私自身が長年大切にしてきたことは「まず自分自身にお金を払え」ということです。
私はブログを書いたり写真撮影をすることに専念するため、前職であった心理療法士の仕事を辞める前に6カ月分の生活費を貯金しました。収入が入るたびにその15%が自動的に貯金用口座に入るようにしたのです。
あなたもこれをやってみてください。給料日ごとに貯金用口座にいくら振り込まれるようにしたいのかを、あらかじめ決めておき、自動振替を設定しましょう。そうすれば、いつの間にか、かなりの金額が貯まっているはずです。
でもちょっと警告をしておきますと、もっとお金を手にすれば創作活動の障害を解決できると考えるのは短絡的すぎるかもしれません。本当は、銀行口座に大金がなくても自分のアイデアは実現できるものです。
たとえば、Facebookに広告を出すために大金を払ったり、写真の勉強をするためにと、いきなり大金を投じて高いカメラを手に入れようとは考えない方が良いでしょう。今持っているあり合わせのものを使って仕事をしなければならない時もあるのです。
お金は成功の結果としてもたらされるものであり、その逆はないということを覚えておきましょう。ぜひ自分の経済状況をきちんとコントロールして、基盤を築き始めてください。でも、資金不足のせいで目標に向かえない状態にはならないでください。
障害3.アイデアが足りない
時には創造性の井戸が枯渇することもあります。座ってアイデアを考えても何ひとつ閃かないように思えることもあります。どんな優れた人にでもそういうことはあります。こんな時に、クリエイティブな閃きを再燃させるにはどうしたらいいでしょうか?
まずは悩み込んだ状況から飛び出して、現実の世界を生きてください。物事を実行したり探求したり、モチベーションのある人たちと交流しましょう。
こういったことを全部調子よく行っていると、クリエイティブな相乗効果が生まれ始めます。滞留していたアイデアが流れ始め、気づくと今までにないやり方で点と点を結んで全体像を作り上げることができているはずです。
そうすれば、結果的に何もかもが失敗に終わっても、また挑戦してみたくなるでしょう。私はアイデアに詰まると、自分の仕事への追求心に刺激を与えてくれる他のアーティストたち(作家、画家、音楽家、映画製作者、アスリートです)の作品に浸ることを好みます。
ですから、ぜひ本を読んだり映画を観たり、音楽を聴いてメロディに心を委ねることをしてください。普段は表現をする立場にあっても、時には芸術を受け取る側に立つことも必要で、それにより自分が芸術家として何を目指しているのかを思い出すことができるのです。
障害4.独りでやろうとしている
クリエイティブな作業をするのは孤独なプロセスになりがちです。孤独は生産性を高めることもありますが、ただの行き詰まりになることもあります。この点について幸いなのは、今の時代は自分以外のクリエーターとつながるのが、かつてないほど容易だということです。
たとえば、最近ある記事を読んでとてもおもしろかったので、私はその筆者に連絡をしてみることにしました。まず、Twitterでその人にコンタクトを取り、その人の仕事を自分がどれだけ高く評価しているかを伝えて一緒に仕事をしようと持ちかけてみました。
すると、相手から返事が来て、最終的にはGoogle Hangoutで一緒にブレーンストーミングをすることになったのです。今ではお互いのブログにゲスト投稿をする計画を立てていて、それぞれが取り組んでいるクリエイティブなプロジェクトの状況を定期的に報告しあう間柄になっています。
テクノロジーを有利に使いましょう。Twitterで自分と合いそうな会話をしている人を探し、それに対する意見を述べましょう。フィードバックを出して経験を共有し、誰かとチームを組むことを提案しましょう。
忘れないでください。本当に1人ぼっちの人は誰もいません。仲間からのサポートと激励ほどすばらしいものはないのです。自分の仕事と似たようなことをしている人にコラボレーションをもちかけましょう。どんな素晴らしい出会いになるかわかりませんよ。
障害5.自信喪失に苛まれる
「自分には才能がない」
これはどんな人の成功の夢も抹殺してしまうほど破壊力のある言葉です。
ほとんどのクリエーターは自分独自の声を過小評価するという過ちを犯します。「自分の作品は世界で一番優れていなければならない」、あるいは「自分のアイデアは完全に自分のオリジナルのものでなくてはいけない」と思い、そうでない限りは追求する価値がないと思い込んでしまいます。
たとえばフィットネスの専門家が何人この世にいるかを考えてみてください。お金のことに関する専門家やヨガの先生はどうでしょう? 何万人もいますよね? その人たちは全員世界一でしょうか? 全員がオリジナルのアイデアを持っているでしょうか?
もちろん違います。
支持してくれる人たちを持つことイコール自分の仕事で世界的に有名になることではありません。作品の後ろにいる自分という人格が大切なのであり、だからこそ人の注目を集めるのです。
だから、人々が気にかけたくなるような理由を作って下さい。リアルな存在になってください。あなた自身の物語を語ってください。何か価値のあるものを創ってください。これだけ多くの人がトレンドを追う世の中で、自分だけの道を記し、人とは違うことをしてください。それが他人と一線を画す最上の方法です。
障害6. 自分の仕事が、努力に見合った注目を浴びていない
アーティストであるということは、人から批判されやすいということですが、恐れずに自分の作品を世に出すべきです。時として、結果ではなくプロセスが物を言うこともあります。
最近私は毎日写真を撮り、そのうちの少なくとも1枚はどのようにして撮影したかの説明を添えてソーシャル・メディアに投稿することにしています。これに対して膨大なフィードバックが来ます。「どんな機材を使って撮影したのか?」とか「そのショットを撮るのにどんなテクニックを使ったのか?」というような、ありとあらゆる種類の質問が寄せられるのです。
それによって、作品を創作するということは撮影した写真を投稿して終わりというわけではなかったと気づきました。フォロワーたちとやり取りを交わしながら、創作のプロセスを垣間見ることができるようにすることが大切だったのです。
結論
以上のような障害に屈して成功を逃さないでください。人生は自分で思っているよりもコントロールできるものです。やりたいことは必ず行動に移して自分の道を歩み続けましょう。あなたの夢は実行するに値するのですから。
6 Obstacles Keeping You From Pursuing Your Passion (and How to Overcome Them)|pickthebrain.com
KEVIN KLEITCHES(訳:春野ユリ)
Photo by Shutterstock.
[ライフハッカー]
■誰でもクリエイティブになれる!「創造性の筋肉」を鍛える3つの方法
Crew Blog:クリエイティビティは、芸術家、音楽家、作家、デザイナーだけのものではありません。実は、誰もがクリエイティブになれるのです。
クリエイティブで有名な人は、生まれつきクリエイティブかのように思われがちです。まるで「一夜の成功」のように、何の苦しみもなく作品を生み出していると見られてしまうのです。
私は今、それが間違いであることを示すためにこの記事を書いています。
そう。実は誰でも、「創造性の筋肉」を鍛えることができるのです。もちろん、比喩としての筋肉であり、ボディビルダーが鍛えるあの筋肉とは異なります。生まれつきギリシャ神話の神のような身体を持っている人もいますが、多くの人はそうではありません。筋肉を育てるには、懸命な努力が必要なのです。
ここで重要なのが、ポテンシャルは誰にでもあるということ。ただ、心の底からそれを望む必要があります。
以下に、創造性を伸ばす3つの方法をお伝えします。いずれもお金はかかりませんし、すぐにでも実行に移せる方法です。
「悪いアイデアはない」ブレインストーミング
創造性の筋肉を育てる方法の1つです。簡単に紹介しましょう。
2 人以上6人以下で集まる(直接会うのがベスト)。紙とペン、あるいはホワイトボードを用意する。30分間アイデアを出す。批判は禁止。ここで出たアイデアに、悪いアイデアはありません!30分たったら、すべてのアイデアを15分程度で振り返る。特に目立ったアイデアはないか。大まかに振り返ったら、アイデアを批判的に見る。あなたやグループにとって、特に目立つアイデアはないか。どれを進めたいか。
エクササイズと同じで、このブレインストーミングを頻繁にやるほど、クリエイティブなアイデアがたくさん生まれます。
このエクササイズをやるとすぐにわかりますが、クリエイティブになるには、自分のやり方から抜け出す必要があります。
筋肉の比喩に続いて、体重を減らすことについて考えます。トッピングたっぷりのチーズバーガーとLサイズのフライドポテトを、砂糖たっぷりの飲み物と一緒に食べていては、体重を落とすことはできません。食生活に気を付けないと、自らが持つ痩せる能力を制限してしまうのです。
悪い生活習慣は意思があれば克服できますが、創造性に関してはもっと漠然としています。チーズバーガー、フライドポテト、ソフトドリンクは、目に見える形では存在しないのです。
あなたの創造性を妨げているものは何ですか? それを特定し、積極的に避けなければなりません。努力なくして、腹筋は割れません。創造性だって一緒です。プロセスを信じ、そこに努力を投じることが、あなたの創造性を妨げる障害物を回避する方法なのです。
自分の殻を破る
私たちは、自分が心地よい場所からなかなか出ようとしません。
人は生まれながらにして、群れる心理を持っています。同じプラットフォームの同じ人からの情報を好み、賛否を呼びそうな話題にはできるだけ近寄りません。形だけ取り繕って、不快なことはまるで伝染病のように避けるのです。
でも、形だけ取り繕っていても、クリエイティブになれません。目に見えない境界線を越えて、冒険に出なければならないのです。
真の意味でクリエイティブになるには、勇気を出してコンフォートゾーンから飛び出す必要があります。未知の領域に、足を踏み出すのです。幸いなことに、今はそれがしやすい時代です。なぜなら、新しくてエキサイティングな情報が、信じられないほど簡単に手に入るのですから。
かつては、インスピレーション得るためには、自らの足で探しに行かなければなりませんでした。プライスレスなアートを見たければ、ギャラリーに足を運ぶか、写真が載った本を見にいくしかなかったのです。
今や、ポケットからスマホを出して、ガラスの画面を何度かタップするだけで、世界中の巨匠たちの絵を見ることができます。でも、そこで疑問が浮かびます。ほとんど努力もせずに見つけたものに、私たちは感動できるのでしょうか? そこから、インスピレーションを得ることができるのでしょうか?
SNS、メール、リアルライフなど、何でもいいので、友人が読んだものを毎日シェアしてもらうことをオススメします。もちろん重複もたくさんあると思いますが、そうでもしなければ出会えなかった、新しいリソースもたくさん見つかるでしょう。
それから、読書も大事です。特に、ノンフィクション(フィクションもインスピレーションをくれますが)。1日30分でもいいので、いつもと違うコンテンツに触れるといいでしょう。
ちょっと考えてみてください。メールの受信箱やFacebookを見ながら、素晴らしいアイデアやを思いついたり、新発見をしたことはありますか? きっと、ないはずです。
創造するスペースを持つ
心の余裕の話です。でも、ただ心の余裕を持つだけでクリエイティブになれるのなら、誰でもすごい発明ができるのではないでしょうか? いいえ、そうではありません。そのためには、不安になるほど大量の余裕が必要なのです。
私は数年前、クリエイティブなアイデアをもとに、事業を経営していました。毎日のように新しいコンテンツを考えなければならないのは大変でしたが、アイデアは無尽蔵に出てきました。いま思えば、あれだけのアイデアに恵まれたのは、自分の中にあるクリエイティビティのバケツを埋められるだけの、心の余裕を持っていたからでしょう。
クリエイティブなエネルギーが低くなってくると、犬やガールフレンドとビーチを散策しました。そこにはケータイなどを持ち込まず、脳を自由にさまよわせていたものです。
散歩するたびに素晴らしいアイデアを思いついたわけではありませんが、散歩のおかげで脳を動かすことができました。そうやって、クリエイティビティの筋肉が鍛えられたのです。
そうしているうちに、数日、数週間、あるいは数か月後に、素晴らしいアイデアがひらめいたこともありました。それらのアイデアは、ほかでもない、心の余裕から生まれたものだったのです。
ビーチがなければ、家の近くの小道、ハイキングトレイル、森など、静かで雑念の入らない場所を選びましょう。私の場合、外を歩いていれば、心の余裕が生まれます。
ただし、心の余裕を持つために、わざわざへ森の中のキャビンに何日もこもる必要はありません。ほんの10分の散歩でいいのです。あるいは、瞑想もいいかもしれません。
最後に、クリエイティブであるために何よりも大切なことをお伝えします。それは、作品を作ること。
アイデアだけではクリエイティブになれません。たくさんの発明をしたけれど、何ひとつ生み出さなかった発明家を、誰が覚えているでしょうか。実際に物を作った発明家こそ、歴史に名を残すのです。
真の創造力は、アイデアに命を吹き込むチャンスを与えられたときにやってきます。アイデアに命が吹き込まれれば、勢いを得るチャンスが与えられます。勢いは、勢いを生むのです。
クリエイティブになるためには、心の余裕を持ち、実践し、意図的にアイデアに命を吹き込む努力が必要です。
Creativity conditioning: The secrets to consistent creation|Crew Blog
JASON ZOOK(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.
[ライフハッカー]
Posted by nob : 2015年05月26日 15:54