« おでんがほぼ原価なんて知らないだけだと思うけれど。。。 | メイン | 言わずもがな。。。Vol.2/加工肉食品業界のダメージは大きい。。。 »
取捨選択していく他ありませんね。。。
■「渋谷駅」「スマホ」「映画館」これって改悪?! 社会人が怒りを感じる「新しくなって不便になったこと」
日々、めざましく変化し続ける現代社会。少し前までは「新しくなる」=「便利になる」でしたが、最近は「改悪」という言葉がよく聞かれるように、変わったことで不便になることも多いようです。そこで社会人の皆さんにこんな質問をしてみました。
Q 時代の変化に伴って、新しくなったけど逆に不便になった、昔の方がよかった施設や商品などを教えてください
■交通インフラ
(鉄道)
・「渋谷駅の通路が複雑になり、電車の乗り換えに時間がかかるようになった。昔の方が分かりやすかった」(女性/23歳/その他)
・「上野東京ラインが開通したせいで、上野駅始発が減って、座れなくなった。上野駅で電車を待っていれば確実に座れた時代が懐かしい」(男性/42歳/自動車関連)
・「駅が高架になって改札から乗るまでが長い。歩く距離が増えた」(女性/33歳/金融・証券)
・「夜行列車の廃止。新幹線は味気ない」(男性/50歳以上/情報・IT)
(バス)
・「バスの案内板が幕から電光掲示板になったが、前のほうがよかった。電光掲示板は斜めや遠くから見にくい」(男性/29歳/不動産)
(道路)
・「中央分離帯の道が増えて、反対側の店に行くのが大変。中央分離帯がなかった時は、信号までいかなくても、右折で済んでいたので」(男性/48歳/電機)
社会人の皆さんにとって毎日使うものだからか、交通に関する意見が多かったです。特に地下化したり高架化することは、空間を有効に使う上では重要なのでしょうが、利用者にとっては不便極まりないようで、「変わってよかった」という人は殆どいない気も……。
■電話
・「スマホ。複雑になりすぎて使い辛い。動作が重い、使わない機能が多すぎる」(男性/32歳/商社・卸)
・「携帯電話の普及で公衆電話がなくなったこと。たまに携帯の電源が切れて大ピンチなときにどこにも公衆電話がない」(女性/28歳/通信)
・「黒電話の方が良かった。停電でも使える」(女性/26歳/学校・教育関連)
今や、時代の最先端を行く電話の世界。スマホ一台で何役もこなすことから、電話であってもかけることが主でなくなる中、ガラケーどころか、昔ながらの電話を惜しむ声も聞かれました。
■デジタルツールによる、コミュニケーションの変化
・「メールの普及による会話の減少。昔はちゃんと会話をしていた」(男性/29歳/その他)
・「スマホ。外でうつむいている人ばかりになった。SNSでウケる写真を撮ることが目的の人が増え、おもしろい人が減った」(女性/42歳/不動産)
・「携帯電話が普及し、待ち合わせ時間がいいかげんになった。時間を昔の方が大事にした」(男性/50歳以上/電機)
・「LINEがない時代の方が楽だった。迅速に反応しなければいけない風潮がめんどくさい」(女性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
・「そもそも電話が嫌いなのに、携帯電話があることを前提とした業務や日常生活行動が多くなった。電話連絡がつかないことがあること前提とした昔の方がよかった」(男性/50歳以上/学校・教育関連)
携帯電話があることで、便利になることばかりかと思えば、逆に不便さを感じることもありますよね。色々と世知辛くなったという意見をききました。
■何でもデジタル化
・「改札の電子カード化。接触が悪いとすぐ詰まるから。磁気定期なら確実に入るから止まらない」(女性/25歳/情報・IT)
・「デジタル読書。長時間字を追うのにディスプレイは向いていない(男性/30歳/情報・IT)
・「インターネットバンキングの普及による紙の通帳の廃止。今まで紙の通帳を利用していた銀行が、ネットで入出金等を確認出来るWeb通帳に切り替えたため、いちいちホームページにアクセスしなければならなくなった」(男性/22歳/食品・飲料)
何でもデジタル化することによって、世の中が便利になるかと思いきや、「それって企業側の都合じゃない?」と思うようなサービスの低下もたまに見られますよね。
■ショッピング
・「商業施設が増えたが、同じような店ばかりで面白みがない。商店街のほうが面白い」(女性/31歳/その他)
・「たくさん種類のあるポイントカード。貯め方、使い方がややこしくてわかりづらい。現金で値引きして欲しい」(女性/24歳/食品・飲料)
・「買い物の時に、スマホで登録すると割り引きなどが増えてメルマガ登録が多くて面倒。昔はなんでもスマホで登録じゃなかった」(女性/27歳/電機)
こちらも毎日のことだけに、気になるショッピング関連。サービスが多様化するなかで、
「それって必要?」と思うようなことがあるようです。
■モノ
・「歴史手帳。中身は良くなったけど、大きくて不便。昔はカバンのちょっとしたポケット
にも入ったけど、今のだと入らない。まぁ見やすく中身も充実して一長一短かも」(男性
/30歳/人材派遣・人材紹介)
・「液晶テレビ。ブラウン管テレビのほうが残像もなく映像も綺麗だった」(男性/49歳/情報・IT)
・「IHコンロ。ガスコンロの温かい感じがない。すっきりはするけれど、微妙な調節が難しい」(女性/30歳/医療・福祉)
・「お菓子全般。昔の方が量が多かった。現在、入っている分量が少ない」(男性/41歳/食品・飲料)
バージョンアップするたび、お気に入りのモノや性能がなくなったりするのは、アナログでもデジタルでも一緒。それが明らかに“バージョンダウン"だとしても買い続けなくてはいけない辛さがありますよね。
■レジャー施設
・「映画館の入れ替え制。私が高校生の頃までは、映画館の席にずっと居られた。時間が許せばもう1回見ることができたし、1回目ではわからなかったことをもう一度見て理解できるところがよかった」(女性/41歳/金融・証券)
・「鈴鹿サーキットの時代の変遷。レーシングヒストリーができたが、できる前は絶叫アトラクションがあったので楽しめた」(男性/22歳/電力・ガス・石油)
・「ディズニーランドでファストパスができたけど、かえって混雑している気がする。待ち時間は増えた気がする」(女性/28歳/商社・卸)
レジャー施設に関しては人によっては「便利になった」と考えるサービスでも、人によっては「変わらなくていいのに!」と思うことがあるようです。さまざまな人が訪れる分、難しいですよね。
いかがでしたでしょうか? 昔は新しくなるといえば「便利になる」とワクワクしたものですが、最近は、年代に関係なく「え―変わっちゃうの?」というとまどいの声の方が大きいような気がします。それだけ時代が流れが早いのかもしれませんが、本当の「便利」の意味を考えさせられる結果になりました。
文●もにょるん
調査期間:2015年9月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人男女 348件(ウェブログイン式)
[マイナビスチューデント]
Posted by nob : 2015年10月27日 19:48