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二人に一人が罹患し、三人に一人が亡くなる癌、、、今後ますます身近な病に。。。
■新規がん患者が初の100万人超 高齢化で増加 大腸・胃・肺が上位
国立がん研究センターは15日、2016年に新たにがんと診断される患者は101万200人、がんで死亡する人は37万4000人になるとの予測を発表した。新規の患者が100万人を超えるのは初めてで、高齢者の増加に伴い、発症する人が増えるとみている。
予測は、国や地域のがん対策の目標設定などに役立てるのが目的。患者数の予測は昨年より2万8000人増えた。実際の統計でも患者数は1970年代から一貫して増え続けているという。
予測された部位別の患者で最も多いのは、大腸がんの14万7200人。胃がん(13万3900人)、肺がん(13万3800人)、前立腺がん、乳がんと続き、上位5位は昨年と同じだった。男性
は計57万6100人、女性は計43万4100人。
さらに男女別でみると、男性の1位は前立腺で、胃、肺、大腸と続く。女性は乳房が最も多く、大腸、肺、胃の順となり、5位は子宮だった。
死亡する人は、昨年より3000人増加。肺がんの7万7300人が最多で、2位は大腸がん、3位は胃がんだった。
[東京新聞]
■がん新規患者100万人超す 国立がんセンター、16年予測
国立がん研究センターは14日、2016年に新たにがんと診断される人は100万人を初めて突破するとの予測結果を発表した。がんで今年亡くなる人は37万4000人で、過去最高になる。高齢化を背景に、30年ごろまで新たながん患者は増える見通しで、早急な対策が求められる。
実際の統計がまとまるまでに数年かかることから、同センターは毎年春に新規の患者数と死亡者数の予測を公表している。人口動態統計や全国がん罹患(りかん)モニタリング集計などをもとに算出した。
今年新たにがんと診断される人は101万200人で、昨年より約2万8000人増える。男性は57万6100人、女性は43万4100人。部位別では、大腸、胃、肺、前立腺、乳房の順に多かった。死亡者数は37万4000人で、昨年より約3000人増える。部位別では肺、大腸、胃、膵臓(すいぞう)、肝臓の順になった。今後、胃が減り、大腸と肺は増え続ける見通しだ。
米国がん協会が昨年公表した資料によると、米国では、死亡者が過去20年間で22%減った。1980年代にがん検診が普及し、早期発見されやすくなったためとされる。
東京大学の中川恵一准教授は「死亡数が減らないのは問題だ。がん検診の受診率を高めるとともに、生活習慣を改善してがんになりにくくすることも大事だ。そのためには学校での啓蒙が重要になる」と指摘する。
[日本経済新聞]
Posted by nob : 2016年07月15日 08:45