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■10年で記者1000人が犠牲 イラクでは138人死亡
ジャーナリストの保護推進を目指す非営利団体、国際報道安全研究所(INSI、本部ブリュッセル)は6日、過去10年間に取材活動中に死亡した報道関係者の総数が、全世界で1000人に達したとする報告書を公表した。
1996年1月から2006年6月までのジャーナリストや助手、通訳らの死亡状況について、各国政府や軍の記録などを基に調査。戦争や武力抗争に巻き込まれて死亡したのは4人に1人で、大半は平和時に自国で取材中に殺害された。死因の半数近くは銃撃によるもので、事件の3分の2が犯人の特定に至っていないという。
最も危険な地域はイラクで、138人が死亡。次いで、ロシア88人、コロンビア72人、フィリピン55人などとなっている。(時事)
〔朝日新聞〕
Posted by nob : 2007年03月07日 11:33