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■世界に好影響の国、日本とカナダが1位…27か国調査

 【ロンドン=森千春】世界に最も好影響を与えている国は、カナダと日本――。

 英BBC放送と米メリーランド大学が27か国の約2万8000人を対象に行った世論調査で、日本の国際的影響力が高い評価を得ていることがわかった。

 調査は、昨年11月~今年1月の間に実施され、英国、カナダ、中国、フランス、インド、イラン、イスラエル、日本、北朝鮮、ロシア、米国、ベネズエラ、欧州連合(EU)のそれぞれについて、世界に「好影響を与えているか」「悪影響を与えているか」を聞いた。

 「好影響」は、カナダと日本が54%で並んでトップ。EU(53%)、フランス(50%)が続いた。日本について「悪影響」との回答は20%。「悪影響」との回答の方が多かったのは、中国と韓国だけだった。

 一方、「悪影響」との評価が多かったのは、イスラエル(56%)、イラン(54%)、米国(51%)、北朝鮮(48%)の順。

 同大の専門家は、日本に対する高い評価の理由として、「ソフトパワー(非軍事的影響力)を連想させる」ことを挙げ、軍事力を行使したり、追求したりする国への評価は否定的になる傾向があると分析している。

〔読売新聞〕

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Posted by nob : 2007年03月07日 12:14