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■発射準備でも迎撃命令が可能に ミサイル防衛で閣議決定

 政府は23日、外国から突発的に弾道ミサイルなどが発射された緊急時に、現場指揮官の判断で弾道ミサイル防衛(BMD)システムで迎撃する要件などを定めた「緊急対処要領」を閣議決定した。自衛隊初の地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)が今月末に航空自衛隊入間基地(埼玉県)に配備されるのに備えて、運用体制を整えるのが目的だ。

 緊急対処要領は、首相の承認や防衛相の命令といった通常の手続きが踏めない突発時の対応について規定。(1)ミサイルが発射される疑いがある(2)人工衛星名目でロケットが発射され、日本に落下する恐れがある、などの場合に、防衛相があらかじめ「現場指揮官の判断で迎撃してもいい」と命令できると定めている。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2007年03月23日 23:40