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■日本のシニア、携帯苦手で付き合い少なめ
日本の60歳以上のシニアは欧米や韓国に比べ、パソコンや携帯電話などの情報機器を使わない人が64.7%と多く、近所の人や別居中の子や孫との交流も他国に比べて少ないことが、30日発表された内閣府の「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」で分かった。
携帯電話やメールがあまり得意ではなく、交友範囲がやや狭いシニア像が浮かび上がった。
ファクスを含むいくつかの種類の情報機器の利用状況(複数回答)を尋ねたところ、携帯電話の利用者は52.7%と最も多い韓国に比べ、日本は28.0%で最低。とはいえ、前回調査の平成13年に比べるとほぼ倍増しており、苦手意識「克服」の兆しもみえる。
調査は17年11月から19年2月にかけ日本、米国、韓国、ドイツ、フランスの5カ国で60歳以上の人約1000人ずつから聞き取った。
情報機器を使わない人は、日本に次いでドイツ55.0%、フランス48.7%、韓国45.2%、米国43.6%の順。日本も前回より14.2ポイント減り、機器の普及がうかがえる。
別居中の子や孫と毎日会ったり電話する人は、最下位の日本が16.7%なのに対し、最も多い米国は41.2%。近所付き合いが「ほとんどない」のは日本は27.4%で、米国の30.7%に次いで多かった。
調査は昭和56年から5年に1度実施しているが、情報機器に関する内容は2回目。
〔産経新聞〕
Posted by nob : 2007年03月30日 23:53