« 相談が相次ぐ事態、、、それだけのニーズに驚きは隠せない。。。それにしても官房長官、確かに正論だけど、行政が対策をしないからこんな試みがなされる、、、本末転倒だよね。。。 | メイン | もう競争は卒業して協調の発想に転換しよう! »

お粗末極まりない。。。

■12人が年金を「もらい損ね」 社保庁の納付記録が欠落

 国民年金の保険料を納めたことを示す年金手帳や領収書を本人が保管しているのに、社会保険庁に該当期間の記録がなかった人が55人いたことが9日、分かった。このうち12人はすでに年金を受給しているが、本来よりも最大で年間2万数千円少ない額の年金を受け取っていた。同庁は不足分をさかのぼって支給するが、今回明らかになったのは自発的に相談した人のみで、約3000万人の年金受給者全体では年金をもらい損ねている人は増える可能性がある。

 9日の衆院厚生労働委員会で公明党の福島豊議員がただした。社保庁が調査結果を公表し、「大変に申し訳なく遺憾だ」と陳謝した。

 社保庁は、年金保険料の不正免除問題をきっかけに、昨年8月から年金記録相談を強化。12月までに約100万件の相談が寄せられたが、この55人の保険料の納付記録は、63年から85年にかけて、最長で1年2カ月分が欠落していた。欠落の理由は(1)市町村職員が年金の加入日を誤って記入した(2)保険料を納めた記録が市町村から社保庁に伝わらなかった、などが考えられるという。

 55人の記録は本人の年金手帳などに基づいて訂正するが、年金相談をしていない人にも、受給額が本来より少ない人がいる可能性がある。社保庁は、毎年6月に受給者全員に送る年金通知書に、社保庁の年金相談を受けるよう呼びかける文書を同封し、受給漏れを防ぐ考えだ。

〔朝日新聞〕


■年金記録「なし」2万人・3月末、1カ月で20%増

 社会保険庁に年金の加入記録を照会した人のうち、本人が保険料を払ったと主張しているにもかかわらず、記録が存在しないケースが3月末時点で2万635 人に達したことが分かった。社保庁が公表している3月初め時点の人数は1万7204人で、1カ月で20%も増えたことになる。本人の勘違いだけでなく、社保庁や自治体が記録を消失した恐れもあり、今後年金の受給権をめぐって加入者との間で紛争が起きる可能性もある。

 2万635人のうち、記録が一部しか存在しないのは3197人、全く存在しないのは1万7438人。1カ月で合計人数が2割も増えたのは、年金制度への不信感から記録の照会を求める動きが加入者の間に広がっているためだ。実際に全国にある社会保険事務所を訪れて照会した人はこの1カ月で20%、郵送で照会を求めた人は15%増えた。こうした動きは4月以降さらに広がっており、記録が存在しない人がさらに増えるのは確実だ。

〔日本経済新聞〕

ここから続き

Posted by nob : 2007年05月10日 13:19