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方法論までをも作業部会の議題に!
■地球温暖化:日本の技術でCO2、年20億トン削減可能 政府「枠組み見直し必要」
日本のエネルギー効率の高い製鉄や発電所のシステムを各国が採用すれば、世界中で日本の年間排出量を上回る年間20億トンの二酸化炭素(CO2)削減が可能になる--。政府が地球温暖化問題を扱う国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局に、このような内容の文書を提出していたことが9日、分かった。
文書では日本が「世界トップレベルの省エネを達成した」と記す一方、1990年が基準年の京都議定書については「以前の省エネ努力が適切に反映されず、各国の削減義務は必ずしも公平、平等ではない」と指摘。2013年以降の次期枠組みではエネルギー効率を評価し、基準年や削減義務を負う国、削減期間などを全面的に見直すよう主張している。
この文書は、独・ボンで14日から開かれる「京都議定書における先進国のさらなる削減約束に関する作業部会」のために提出された。日本は石油危機をきっかけに省エネ技術開発に取り組み、73年からの30年間で国内総生産(GDP)あたりのエネルギー効率を37%改善。この経験を基に「日本の最先端の省エネ技術やノウハウを世界に移転することで、地球規模で温室効果ガス削減に貢献できる」としている。
環境省と経済産業省は「世界の化石燃料起源のCO2を年間約1割減らせる能力があり、効果は大きい。技術を途上国に移転させる仕組み作りが課題だ」と話している。【江口一】
〔毎日新聞〕
Posted by nob : 2007年05月11日 20:49