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「高齢者=支えられる人」という固定観念を捨て、高齢者のマンパワーを活用する必要がある、、、まさにそのとおり。。。

■2055年、人口の4割が65歳以上に 高齢社会白書

 政府は、07年版の「高齢社会白書」を閣議決定した。日本は2055年に総人口の4割が65歳以上のお年寄りという「世界中でも前例のない高齢社会」になると指摘。活力ある社会を築くには、定年後の継続雇用や地域活動の参加促進などにより、高齢者を「高齢社会を支える貴重なマンパワー」として活用することが不可欠だと提言している。

 白書は、前例のない高齢社会に向けた課題として(1)就労や社会参加に意欲がある高齢者の活用が不十分(2)核家族化や近所付き合いの薄まりで高齢者を支えてきた家族や地域の機能が低下(3)介護など支えを必要とする場合が多い75歳以上の高齢者の急増――などを指摘。

 これらの課題に対応するには「高齢者=支えられる人」という固定観念を捨て、高齢者のマンパワーを活用する必要があると強調。「(高齢者が)社会を支える力になれば、前例のない高齢社会を安心で活力あるものとすることは十分に可能」としている。

 06年10月1日現在の高齢者人口は、前年同期を93万人上回る2660万人、総人口に対する割合(高齢化率)は0.7ポイント増の20.8%で、いずれも過去最高となった。団塊の世代が65歳になる12年には3000万人を超え、42年の3863万人をピークに減少に転じる。だが、人口減少が進むため高齢化率は上昇し続け、55年には40.5%になる見通し。現役世代1.3人で高齢者1人を支えることになる。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2007年06月09日 21:08