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■2030年「暑い夜」、現在の3倍に 国立環境研予測

 地球温暖化の影響は20~30年という短い期間でも目に見えて表れ、日本で夏の「暑い夜」は現在の3倍の頻度になる。そんな研究結果を国立環境研究所が2日、発表した。同研究所は「温暖化は遠い将来の影響だけでなく、いま生きている人の多くが影響を受ける」と指摘している。

 世界有数のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」(横浜市)を使い、2030年までの地球全体の大気や海洋の変化を予測。温度や風など10通りの異なる初期条件で計算した。

 その結果、日本では1981~2000年にはひと夏に4~5回だった「暑い夜」(東京だと最低気温27度以上)が、2011~30年は約3倍の頻度になった。10通りのいずれの条件でも増えており、自然の変動より温暖化の影響が大きいという。夏の「暑い昼」(同最高気温35度以上)の頻度も約1.5倍になる一方、冬の寒い夜(同最低気温0度以下)・昼(同最高気温6度以下)は3分の1程度に減った。世界のほとんどの地域で、同様の傾向が見られた。

 地球温暖化については2100年ごろまでを念頭に各国で将来予測が研究されてきた。しかし、米国のハリケーン「カトリーナ」など温暖化の影響が疑われる異常気象が最近でも頻発、今後20~30年の近未来で影響がどのくらい出るかにも関心が集まっているという。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2007年07月06日 01:08