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エゴの増殖、、、モラルの崩壊。。。
■食品の安全性問題 中国政府、41社を輸出禁止に
【北京=野口東秀】中国の食品の安全を管理する中国国家品質監督検査検疫総局は11日までに、食品の安全性に問題があるとして食品会社など41社に輸出禁止などの措置を取った。なかには日本向けのウナギのかば焼きを製造していた企業も含まれている。
同総局はウェブサイト上で社名、食品名や輸出相手国を公表した。41社のうち33社が輸出禁止とされ、米国向けの17社に次いで日本向けは11社で、ほか欧州連合(EU)や韓国向けなど。
日本向け食品にはウナギのかば焼きのほか、煮ホタテのくし焼き、カニの冷凍食品、水煮キノコ、乾燥ナシなどが含まれている。かば焼きからは発がん性が指摘されるマラカイトグリーン、水煮キノコと乾燥ナシからは二酸化硫黄の残留物が、イカの串焼きからは大腸菌が検出されたとしている。
同総局は、これらの食品がすでに日本に輸出されたものかどうかについては明らかにしていない。ただ関係者は「リストに載った企業が製造した食品には輸出された物もある」と話した。
米国で中国産魚介類から有毒物質が検出されるなど中国の食品への不安が高まるなか、中国は食の安全性を高める必要性に迫られている。とりわけ北京五輪を1年後に控え、対外イメージの回復は急務だ。
中国政府5部門の食品安全担当者は10日の記者会見で「中国の食品・薬品の安全問題は楽観できない」と認め、政府を挙げて対応する姿勢を強調した。ウェブ上で「ブラックリスト」を公表するという今回の措置は、中国政府の取り組みを国際社会にアピールする狙いがあると見られる。
〔朝日新聞〕
■欺瞞!!中国の食品 肉まんの中身は「段ボール」
【北京=福島香織】11日の北京テレビによると、北京市朝陽区のヤミ食品工場が、豚肉ミンチに古い段ボールを溶かしたものを加えてつくったあんで肉まんを製造していた。インターネット上では北京市民らから「もう街角で肉まんは食べられない!」との悲鳴が上がっている。日本ではミートホープの食肉偽装事件が大問題になったが、中国のニセ食品はより大胆だ。
北京テレビ記者が、ヤミ食品工場に潜入取材、生々しい映像とともに報道した。
ヤミ工場関係者の説明によると、古い段ボールを水酸化ナトリウムに浸し、溶かしたあと40%の豚肉、葱(ねぎ)をまぜ、豚肉味の香料など調味料で味付け、肉まんにして毎朝街角で売っていたという。色といい、食感といい、本物との見分けはつかず、このヤミ工場では毎日1000元(約1万6000円)分前後の肉まんを売りさばいていたという。関係者によれば、全国の肉まんヤミ工場がみなこのニセ肉まんの作り方を知っているとされる。
中国では昨今、豚の感染症流行の上、世界的なトウモロコシの値上げで豚の飼料も高騰したため、養豚をやめる農家が激増、豚肉不足に陥り豚肉価格が高騰。このため、病死した豚の肉や水を注入した「水増し豚肉」が市場に普段より多く出回っていることに注意が喚起されていた。
〔朝日新聞〕
Posted by nob : 2007年07月12日 11:47