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もう原発は要らない!夏の最盛期もやりくりしてしのげる事実を社長自ら露呈した電力会社、、、日本でも原発は止められる。。。

■ドイツ:原発事故相次ぐ 旧施設は前倒し廃止も

 【ベルリン小谷守彦】ドイツ北部で先月、変電所の火災などで緊急停止した2カ所の原発が予定よりも早く廃止される可能性が出てきた。ガブリエル環境相が80年代前半までに作られた古い原発の前倒し廃止を提案、メルケル首相も検討を表明している。この事故では電力会社による情報隠しや過小評価が批判されて社長が辞任。原発への不信が高まっている。

 同環境相は17日、「危険な古い原発から離脱しなければならない」と発言。来月の夏休み明けにも電力会社トップを集め、80年代前半までに稼働した古い原発の前倒し廃止を議論する考えを示した。メルケル首相も基本的に可能との考えを示している。

 ドイツは原発ごとに発電量の上限を設定。21年までに稼働中の17基の原発すべてを廃止する「脱原発」政策をとっている。原発の規定発電量を他の原発に移し「延命」させることは可能で、環境相は古い原発を前倒しで廃止し、新しい原発の稼働長期化を求めている。

 事故は先月末、北部のブルンスビュッテル原発(76年稼働)が回路ショートで緊急停止。間もなく北部のクリュメル原発(83年稼働)の変電施設で火災が起こり、原発が止められた。

 両原発を運営するスウェーデン系電力会社「バッテンファル欧州」は当初、原因の一部しか公表せず、ブルンスビュッテルの事故を過小評価。批判を受けた同社社長は18日、辞意を表明した。

 現在稼働中の17基のうち84年までに稼働したものは13基あり、うち、今年廃止予定の原発について、電力会社は「延命」を主張していた。

〔読売新聞〕

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Posted by nob : 2007年07月21日 21:57