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首相の言行不一致、、、こうした発言とは裏腹な政治手法、、、彼の真意はどこにあるのか!?

■62回目の終戦記念日 首相「加害責任、深い反省」

 62回目の終戦記念日を迎えた15日、安倍首相は政府主催の全国戦没者追悼式で、アジア諸国への加害責任について「深い反省」と、犠牲者への「哀悼の意」を示し、「不戦の誓いを堅持する」と表明する。一方、靖国神社にはこの日午前、超党派の国会議員らが参拝したが、首相や閣僚は訪れなかった。終戦記念日に閣僚が参拝しなければ、中曽根康弘元首相が85年に公式参拝して問題化して以来、初めてとなる。「美しい国」「戦後レジームからの脱却」を掲げて憲法改正や教育改革に向けた動きを強めてきた安倍政権だが、参院選大敗で政権基盤は弱体化したため、参拝をめぐる論争を回避する形に。静かに終戦の日に向き合うことになった。

 戦没者追悼式は、東京都千代田区の日本武道館で午前11時51分に開始。全国の遺族ら約5400人(付き添い含む)のほか、天皇、皇后両陛下、衆参両院議長ら各界代表約1800人が参列し、戦没者の冥福を祈る。

 「君が代」斉唱に続く式辞で、安倍首相は戦没者の犠牲に触れる一方、「我が国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた。国民を代表して、深い反省とともに、犠牲となった方々に謹んで哀悼の意を表す」と表明。そのうえで、「不戦の誓いを堅持し、国際社会の先頭に立ち、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していくことを誓う」と述べる。

 「不戦の誓いを堅持」との文言は、小泉前首相が式辞で使ってきたものを受け継いだ。

 その後、正午に参列者が黙祷(もくとう)。続いて天皇陛下が「おことば」を述べる。

 追悼の対象は、旧日本軍、軍属などの約230万人と、空襲などで亡くなった民間人約80万万人の計310万人。軍人、軍属には、台湾や朝鮮半島出身者も含まれる。

 父・由(よし)之助さんが中国山西省で戦死した、高桑國三さん(71)=秋田県男鹿市=が、遺族を代表し「戦争を知らない世代が国民の大多数を占め、悲惨な戦争体験の傷跡も次第に薄れつつある。今日の平和と繁栄は尊い礎の上にあることを再確認し、世界平和のため誠心誠意努力することを心から誓います」と追悼の辞を述べる。

 参列者は高齢化と世代交代が年々進んでいる。戦没者の妻は10年前の97年は1189人で全体の23.4%を占めたが、今年は過去最少の110人で2.2%まで減った。一方、戦後生まれの参列者は、昨年の187人を上回る213人で過去最高となった。

 最高齢は101歳の松岡コトさん=東京都杉並区=で、長男・欣平(きんぺい)さんが出征先のビルマ(現ミャンマー)で戦死した。最年少は高知市の中屋穂香(ほのか)さん(10)。曽祖父・豊信さんが、中国・海南島から帰還途中の船上で爆撃を受け戦死した。

〔朝日新聞〕


■A級戦犯無罪主張のパル判事遺族と面会へ 安倍首相

 安倍首相は今月下旬にインドを訪れる際、極東国際軍事裁判(東京裁判)のパル判事の遺族と23日に面会する方向で調整していることがわかった。パル氏は連合国側判事として唯一、東条英機元首相らA級戦犯全員の無罪を主張したことで知られている。

 政府関係者によると、パル氏の遺族との面会は首相の強い希望だという。首相は東京裁判について国会答弁などで「国と国との関係において、この裁判について異議を述べる立場にはない」と述べるにとどめている。ただ、かつてはそのあり方に疑問を唱える立場をとっており、波紋を呼ぶ可能性がある。

〔朝日新聞〕

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Posted by nob : 2007年08月15日 12:11