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常に話題の生涯。。。

■三浦元社長、来月ついに“ネット参戦”

 【ロサンゼルス9日(日本時間10日)=千歳香奈子通信員】81年のロス銃撃事件で逮捕され、サイパンで拘置中の元会社社長、三浦和義容疑者(60=日本では無罪確定)による逮捕状取り消し請求の第2回審理が、ロス郡地裁で開かれ、裁判所は検察側が求めた三浦元社長のロサンゼルス移送を「必要なし」と退けた。来月の第3回審理では、元社長がインターネットなどによる中継でサイパンから“出廷”、検察側と対決する。元社長の弁護人は「ロスに来なくて済んだ点では勝利だ」と強気に語った。

 三浦元社長の弁護人マーク・ゲラゴス氏は冒頭の10分、一事不再理の原則から逮捕状の無効をあらためて主張。検察側も同じ時間をかけて「いかなる司法手続きも、本人が裁判所に出て罪状認否をしない限りできない。カリフォルニア州では過去、今回のような例はない」と強調。三浦元社長のロス移送を求めて譲らなかった。

 しかし、双方の言い分を聞いたバンシックレン判事は「三浦元社長本人の出廷は、必ずしも必要ない」と、検察側の求めをあっさり退けた。「7000マイル(約1万1200キロ)も離れたサイパンから、大金をかけてこの審理のためだけに移送する必要性はまったく感じられない。ミウラがここにいようがいまいが審理はできる」と指摘。ゲラゴス氏に、インターネット回線やテレビ電話を使い、6月16日の次回審理で三浦元社長に直接尋問できるように準備するよう要請した。元社長は次回サイパンからロスの審理にライブ参戦、事件発生から27年追跡を続けたロス検察側と因縁の対決をすることになった。

 逮捕状取り消しに関する審理はようやく本格化するが、バンシックレン判事はサイパンでの逮捕が一事不再理に反すると確認されれば「三浦元社長は完全に免責される」と述べた。

 閉廷後、ゲラゴス氏は「次回審理後、ミウラは自由の身になるだろう」と強気の見通しを示した。元社長のロス移送に失敗した検察側は、担当のジャクソン検事が雲隠れ。広報担当者が「逮捕状取り消しに関する判断が出たわけじゃない」とした上で、あくまで元社長のロス移送を求めて控訴する可能性も示唆した。

 一方、サイパンで三浦元社長を弁護するバーライン弁護士は、近く元社長の保釈を裁判所に請求する方針を示した。保釈請求は2度目。バーライン氏によると、接見した元社長はロス移送の見送りを「冷静に受け止めながらも喜んでいた」という。

[日刊スポーツ]

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Posted by nob : 2008年05月11日 21:54