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出廷しないで勝てる訳もなし、それにしても罪が軽すぎる、、、でも債権者はあきらめないから、刑期を終えた後彼が持てる限り、長く厳しいチェイスの日々は終わらない。。。
■堀江被告、2審も実刑 東京高裁「株主への損害重大」
ライブドア事件で証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた元社長堀江貴文被告(35)の控訴審判決で、東京高裁は25日、懲役2年6月の実刑とした1審東京地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。堀江被告側は即日上告した。
長岡哲次裁判長は「株式投資などの健全な発展を阻害し、投資者保護の面で深刻な悪影響を及ぼした。上場廃止で多数の株主に回収困難な損害を被らせた結果は重大」と指摘。企業買収でライブドアを急成長させた裏で、多額の資金を集めた手法を「強い非難に値する」と断罪した。
堀江被告は1審に続き無罪を主張していたが、出廷義務のない控訴審には一度も姿を見せず、この日も出廷しなかった。
1審で信用性が高いとされた元取締役宮内亮治被告(40)らの供述についても「他の関係者の供述内容やメール内容と符合しており、信用性が高い」と判断。投資事業組合を介した自社株売却益の売り上げ計上の違法性も認定した。
堀江被告の関与については「ライブドアの最高責任者として、堀江被告の指示・了承がなければ各犯行の実行はあり得ず、果たした役割は重要だった」と指摘。控訴審で「悔やんでも悔やみきれない」などとする上申書を堀江被告が提出したが「自己の犯行についての反省の情はうかがえない」と述べた。
弁護側は、過去の粉飾決算事案と比べて懲役2年6月の実刑は重すぎると主張していた。だが、長岡裁判長は「量刑の根拠は粉飾金額のみが決め手になるわけではない。成長を仮装して粉飾しており、高額でなくても犯行結果は大きいとした1審の判断は評価できる」として退けた。
<ライブドア事件> ライブドア元社長堀江貴文被告は元取締役宮内亮治被告らと共謀。本来は売り上げ計上が認められない自社株売却益37億円や子会社に対する架空売り上げ15億円を、2004年9月期連結決算に不正計上する手口で、3億円の赤字を50億円の黒字と偽った有価証券報告書を提出した(粉飾決算)。同年10−11月、関連会社ライブドアマーケティングの株価をつり上げるため、企業買収や業績について虚偽の情報を発表した(偽計、風説の流布)。事件では、1審で堀江被告ら同社元幹部5人と公認会計士2人、ライブドアなど2法人が有罪判決を受け、このうち堀江、宮内両被告と公認会計士2人の4人が控訴していた。
[中日新聞]
■実刑判決の堀江被告、即日上告 その日々は
二審も実刑判決を受けたライブドア元社長の堀江貴文被告が即日上告。私生活ではいまだに“ホリエモン流”を貫いているようだ。
ライブドア(LD)事件で証券取引法違反罪(偽計・風説の流布、有価証券報告書の虚偽記載)に問われ、1審の東京地裁で懲役2年6月の実刑判決を受けた元LD社長、堀江貴文被告(35)の控訴審判決公判が25日、東京高裁で開かれ、長岡哲次裁判長は1審判決を支持し、被告の控訴を棄却した。堀江被告側は即日上告した。逆転無罪に執念を見せた堀江被告だが、私生活はホリエモン流を貫き、お気に入りの女性がいる東京・麻布十番のバーに足繁く通うほか、六本木ヒルズの自室で催す七輪バーベキュー会を知人と楽しんでいるという。
長岡裁判長は判決理由の中で、「実態の不透明なファンドを作り、監査法人や会計士も巻き込んだ巧妙で悪質な犯行。投資者保護の面で深刻な影響を及ぼした」「ファンドが悪用される事態が想定されていない状況下で、そこにつけ込んだ」「犯行への反省はうかがわれない」と断罪した。
これに対し、堀江被告の主任弁護人、高井康行弁護士は「到底承服できない。法廷で信ずるところを主張したことが量刑に反映されるのでは、『お白州』裁判であり、近代国家の裁判ではない」と猛反発した。
堀江被告は東京都外の外出先で判決の一報を聞いた。今朝の電話では、「よろしくお願いします」と一言だけ話したという。控訴審は被告に出廷義務がないため、堀江被告はこれまでの3回を含め、この日も公判に姿を見せなかった。
堀江被告に近い情報関連企業の関係者によると、最近は未明に麻布十番のバーへニット帽とサングラス姿で出現し、グラスを傾けることが多いという。
この関係者によれば、バーは看板を出さない隠れ家的存在で、20人ほど収容できるこぢんまりした店内。堀江被告のお目当ては、バーテンダーとして働く20代の女性だ。
「身長170センチほどの細身で長い髪を後ろで1つに束ね、黒のシャツとパンツがよく似合っています。モデルの香里奈さん似の穏やかな女性。午前 2−3時ごろに現れる堀江さんは、最近出かけたレストランのことや自らの裁判についてなどざっくばらんに話し込んでいるようです」
堀江被告は酒が回って上機嫌になると女性にタッチしたり、顔を近づけたりして、慣れた雰囲気で応対する女性に打ち解けていたという。
「(堀江被告は)六本木ヒルズのスポーツジムに通っているのに、深夜に飲み続けているせいかかなり太った。ゴルフにはよく出かけているようで顔は日焼けしていた」(同)。知人に招かれ、東京を離れて宿泊することもあったという。
一方、複数の人物と会う場合は、もっぱら自宅が“社交場”に。別の関係者は「購入した七輪を使って、全国各地から取り寄せた和牛や干物などの海産物を焼いて客にふるまっている。女性も多く参加している。前からパーティーで騒ぐのが好きだが、外では人目につくから自宅で楽しんでいるのだろう」と明かした。
1審判決を「とんでもない判決だ」と非難し、周囲には「何でこんな判決になるんですかね」と話したとされる堀江被告。知人は「高裁での審理が始まってから人と頻繁に会うようになった。無実を信じていたため、1審の判決にかなり落胆していた。高裁では簡単にひっくり返らないと感じているようで、心置きなくやっているのだろう」と話していた。
[ITmedia]
■堀江被告 経済界「過去の人」… 消えた強気節
「人間を動かすのはお金」「ずるいといわれても合法なら許される」。歯に衣(きぬ)着せぬ言動で、強烈な個性を放った元ライブドア社長堀江貴文被告(35)。一審では声を荒らげ、涙を流す場面もあったが、控訴審では欠席を続けた。反省の弁をつづった上申書が法廷で読み上げられたものの、強気の肉声は表舞台から遠ざかったままだ。
弁護人の高井康行弁護士によると、堀江被告は事件前と同様、東京・六本木ヒルズに住み、時折ゴルフを楽しむなど元気に暮らしているという。
堀江被告はかつて、著作やインタビューで挑戦的な発言を繰り返す一方、プロ野球参入やフジテレビとのニッポン放送株争奪戦を仕掛けるなど、さまざまな話題を提供。トレードマークのTシャツ姿で「既存の権力に対抗する若者のシンボル」として、一躍“時代の寵児(ちょうじ)”となった。
2005年9月の衆院選出馬(落選)からわずか4カ月後に逮捕されたが、1審東京地裁の公判では「給料を十分にもらい、お金に困ったことはない」「(検察官は)心がねじ曲がっている」などと言い放ち、“ホリエモン節”と呼ばれた冗舌ぶりは変わらなかった。
しかし、1審判決は懲役2年6月の実刑。市場からの退場を命じた“想定外”の結果を受け、親しい人には「なぜこんなことになるのか」。テレビでも不満を述べたが、その後、公の場にほとんど姿を見せなくなった。
「正確に判断してもらえば、無罪と分かってもらえる」。08年2月から始まった控訴審に期待を寄せたが、混乱回避を理由に出廷していない。
経済界でも「過去の人」との評が定着しつつある堀江被告。
「ずっと生き急いできた。株式市場のためにやってきたが、かえって不信を招き、悔やんでも悔やみきれない。少しでも社会の発展に貢献できるよう生きていきたい」。
高井弁護士は4月の公判で、被告の上申書を読み上げ、姿なき“主役”の心境を伝えた。
[FujiSankeiBusiness / 26日追加]
■堀江被告に保釈許可、保証金6億円
ライブドア事件で証券取引法違反罪に問われ、25日の東京高裁判決でも一審に続き懲役2年6月の実刑とされた元社長、堀江貴文被告(35)の保釈申請に対し、東京高裁は28日、保釈を認める決定を出した。保釈保証金は6億円。これまでに5億円の保釈保証金を納付しており、同被告は追加分の1億円を同日納付した。
同被告は2007年3月の一審の実刑判決後に収監されたが再保釈された。二審判決で実刑が維持されたため、保釈が認められないと収監されることになっていた。
[産経新聞/28日追加]
Posted by nob : 2008年07月25日 23:02