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巻き返しへの途はまだ遠い。。。

■ドコモが巻き返し戦略
「通信定額料金」安く 新たに販売店150店

 NTTドコモは25日、メールやホームページの閲覧量にかかる「パケット通信料」の定額制で、従来より安いサービスを10月から導入すると発表した。これまで月額4095円(iモードのみ利用)だったのを、一気に1029円(同)まで引き下げ、KDDIやソフトバンクモバイルを強く意識した価格体系に変える。販売店網の拡充にも力を入れており、顧客の囲い込みで「独り負け」からの脱却を急ぐ考えだ。(白櫨正一)

 ドコモが10月に始める新通信定額サービス「パケ・ホーダイダブル」は、一定の通信量までは月額1029円の定額だ。それを超えると、超えた分だけ支払う必要があるが、支払総額は4410円を上限とする。

 同様の定額制では、ソフトバンクが1029〜4410円、KDDIは1050〜4410円としており、これに追随した形だ。

 ドコモの料金設定が比較的高かったために、これまで加入者約5300万人のうち定額制の利用者は4分の1にとどまっていた。

 販売拠点の拡充も加速させている。ドコモショップを約150店新規出店するなどし、今年度中に約2400か所に増やす計画だ。

 会員向けには、7月に修理した故障端末の自宅への無料配送を始めたほか、10月には電池パックを無料で提供する端末保有期間の条件を従来の2年から1年に短縮する。ともに「囲い込み」のための優遇サービスだ。

 06年10月の番号持ち運び制度の導入以降、ドコモでは顧客の他社への「流出超」が続く。ただ、超過幅は縮小傾向にあり、7月は前年同月に比べて約3万1600件少ない約5万1100件だった。

 新規契約数から解約数を差し引いた純増数でも、6、7月は2か月連続で2位に浮上した。

 4〜6月期は各社とも携帯電話機の販売台数が約2割も落ち込み、国内市場の頭打ちが鮮明だ。ドコモは7月にロゴマークを一新して巻き返しを図るが、「新生ドコモ」を取り巻く環境は厳しい。

[読売新聞]

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Posted by nob : 2008年08月26日 18:49